「フナ(鮒)」は、日本の川や池に広く生息する身近な魚として知られていますが、ゲームの世界でも多くの作品で登場しています。
特に釣りゲームや動物をテーマにしたゲームでは、フナをターゲットとして釣ったり、食材として使用したりする場面が見られます。
本記事では、フナが登場する代表的なゲーム作品を詳しく解説し、その特徴や楽しみ方を紹介します。
釣りのターゲットとして登場する作品
どうぶつの森シリーズ
「どうぶつの森」シリーズでは、プレイヤーがフナ(鮒)を釣ることができます。川に生息する魚として登場し、釣りコンテンツの一部としてフナを集めたり博物館に寄贈したりすることができます。
ちなみに過去作「どうぶつの森+(プラス)」ではフナの他に「ヘラブナ」が登場していました。
フナと比べて池のみに生息しており魚影が大きいのが特徴で、売却額も300ベルと高額で印象的でした。
川のぬし釣りシリーズ
まず、1990年にファミリーコンピューター用ソフトとして発売されたぬし釣りシリーズ第一作『川のぬし釣り』。
主人公が川の「ぬし」と呼ばれる魚を求めて旅をする釣りRPGで、野生動物との戦闘や釣り具などのグレードアップ、釣りが楽しめます。
ミミズなどのエサを使えばフナを釣ることが可能。釣った魚は売ることも食べることもできます。
作品によってはヘラブナの他にもマブナも登場します。
釣りスピリッツ
「釣りスピリッツ」は、アーケードや家庭用ゲーム機で人気の釣りゲームです。さまざまな魚を釣り上げることができ、フナも登場する魚の一つです。
釣り堀で「フナ」が釣れる他に、上位種として「フナX」や「メタルフナ」が存在します。
これらを釣り上げるにはより強力な釣り魂をぶつける必要があるそうですね。
つりスタ
モバイルゲーム「つりスタ」は、さまざまな魚を釣るソーシャル釣りゲームで、フナを釣り上げることができます。日本の釣り文化を反映した多種多様な魚が登場します。
フナは『だんご池・わらび川』で竹の竿と練りエサやうどんを使い、25ポイントを獲得できる小さな魚影として登場します。
Fishing Planet
オンラインマルチプレイヤーの釣りゲーム「Fishing Planet」でも、多くの淡水魚が登場し、フナに関連する魚種が釣れることがあります。
海外の河川や湖沼で釣りをしますから個体としてはヨーロッパブナ《Crucian Carp》が登場します。
Russian Fishing4
Russian Fishing4は、ロシアのゲーム スタジオ FishSoft によって開発された釣りシミュレーター ゲームです。
この作品にもフナが釣りのターゲットとして登場しますが、種類としては「ヨーロッパブナ」になりますね。
ニーアレプリカント
PS4リメイク作品に登場。「フナ」は「釣りをする人」系のクエストをクリアしていくと海岸の街の魚屋で購入できるようになります。
「フナ」は「リゾドゥス」など大型魚の釣りの餌として使用できます。
クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」
Nintendo Switchソフト「オラと博士の夏休み」でも釣りのターゲットとしてフナが登場します。
このゲームで登場するフナは2種類存在し、「ギンブナ」と「オオキンブナ」が存在します。
釣れる魚としてギンブナとゲンゴロウブナが多いのですが、まさかのオオキンブナ。
ゲーム作品の中でオオキンブナが登場するのはこれが初めてじゃないかな?
フナが食材として使用されるゲーム
天穂のサクナヒメ
作中では食材として「鮒」が登場します。ダンジョン「清澄滝」で入手でき、さまざまな魚料理として使用されます。
表記がカタカナの「フナ」ではなく漢字の「鮒」なのはなんだか雰囲気があっていいですね。
テイルズオブアライズ
食材としてショップで入手でき「川魚の姿焼き」という回復アイテムになります。
フナ1匹で作成でき、効果は「戦闘終了時CP回復・微」となりますね。
カリツの伝説
カリツの伝説(KARIZ‐竜と暮らす冒険RPG)の食材としてフナが登場します。
「Lv2-3淡水釣り場取引所」にて入手でき、「キノコスープ」という料理に使用されます。
類似するキャラクターが登場するゲーム
ポケットモンスターシリーズ
直接「フナ」が登場するわけではありませんが、フナをモデルにしたと考えられるポケモンもいます。たとえば、コイキングは日本の一般的な淡水魚(コイやフナ)をベースにしたキャラクターです。
名前からして「コイ+キング」なのでフナじゃないとは思いますが、体型はコイよりもフナににていますし、動作アクション(水がない場所での行動)は横向きになって跳ねているのでフナに近いと思われますね。
しかし、体長は90cm近くあるし、ひげも生えているのでコイに近いとも言えます。
あくまでも架空のゲームキャラクターではありますが、個人的には親近感が湧いて好きなポケモンではあります。
シーマンシリーズ
『シーマン』は、1999年にドリームキャストで発売された独特な育成シミュレーションゲームです。
プレイヤーは、水槽の中で人面魚「シーマン」を育て、マイクを使って会話しながら交流します。
シーマンはユニークな性格と毒舌な言葉遣いで、プレイヤーとの対話を通じて成長し進化していきます。リアルタイムで世話をし、環境や世話の仕方がシーマンの成長に影響を与えるため、毎日接することが必要な点も特徴です。
登場するキャラクターは顔は人間ですが体は黄褐色で大きな鱗を持っています。
モチーフはフナなのではないでしょうかね。
海腹川背シリーズ
『海腹川背』(うみはらかわせ)は、1994年にスーパーファミコン向けに発売されたアクションゲームです。
主人公の川背さんを操作し、釣り糸を使って壁や天井に張り付け、独特のスリングショットのような動きでステージを進んでいくのが特徴です。
物理演算を応用したアクションが求められ、スキルが必要な難易度と自由度の高さがプレイヤーに支持されています。
後に続編やリメイクも登場し、カルト的な人気を誇るシリーズとして知られています。
この作品には敵キャラクターとしてフナが登場しています。
敵キャラクターは魚なのですが、足が生えており歩行できるようになっています。
まとめ
フナは、現実世界ではもちろん、ゲームの中でも魅力的なキャラクターやアイテムとして登場しています。
釣りや料理、時には敵キャラクターとして幅広い役割を持つフナは、ゲームの楽しさを一層引き立てています。
ぜひ、これらの作品をプレイして、ゲーム内でのフナの活躍を体験してみてください!
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