どうも、あおいふなです!
今回は地元の蓮沼川にて、水中遠隔撮影をしてきました。
この用水路は一見すると普通の農業用水路に見えますが、近くに湧水ポイントがあり、そこには驚くほどたくさんの魚が住んでいます。
特に大型の錦鯉やフナの仲間が見られる場所として、地元でも密かに知られたスポットです。
用水路での撮影の難しさと挑戦
G川のような場所では、周囲に人がいる中で本格的な水中撮影をするのは少し気が引けるもの。
ウェットスーツを着て撮影するのはハードルが高いですし、そもそも用水路でその姿はちょっと不審かもしれません(笑)。
そこで、今回は 水中遠隔撮影 を採用しました。長い棒の先にカメラを取り付け、水中に沈めて撮影する手法です。
これなら人目を気にせず、魚たちの様子を自然に記録できます。ただ、棒を持ってカメラを沈めているだけでも、十分不審者に見えるかもしれませんね!
水中の様子と撮影環境
カメラを水中に沈めると、そこには意外にも透明度の高い世界が広がっていました。
湧水が絶え間なく流れ込んでいるため、クリアな水質が保たれているのが特徴的です。
ただ、問題点もありました。水底には藻やゴミが堆積していて、魚が泳ぎ回るとそれが舞い上がり、視界が悪くなってしまいます。
魚が集まると撮影のチャンスが増える反面、透明度が低下するという 嬉しいけど困るジレンマ。
それでも、魚たちの姿を記録するために粘り強く撮影を続けました。
撮影した写真
1. 大型の錦鯉
まずは、大型の錦鯉がやってきました。
背中が鮮やかな橙色、腹部は白く、その白い鱗には青みがかかっています。この特徴から、品種は 秋翠(しゅうすい) と思われます。
ただ、大きすぎるせいか、鱗の色がやや薄く見えるのが少し残念ですね。それでも、優雅に泳ぐ姿は圧巻です。
2. 魅力的なヘラブナ
次に登場したのは ヘラブナ の群れ。
顔が小さく、体高のある独特のフォルムは、水中でもひと際目を引きます。
藻が舞い上がってしまい、写真のクリアさは少し欠けるものの、ヘラブナたちが集まり泳ぐ様子は非常に美しく、思わず見入ってしまいました。
3. 魚眼レンズで捉えたコイ
続いて、大型のコイを魚眼レンズで撮影。
至近距離で撮影できたため、魚眼レンズ特有の迫力ある構図になりました。近づくのが難しい魚でも、このレンズのおかげで全身をしっかりと捉えられるのが嬉しいですね。
4. フナの撮影にも挑戦!
場所を少し移動して、フナの群れの撮影です。
ヘラブナの群れとともに、目の前を泳ぐ3匹のフナをキャッチ。
今回は藻が舞っておらず、比較的クリアな写真が撮れたのが良かったです。フナ好きの私にとっては、これだけでも大満足の成果です。
5. 橋の下のポイント
最後に、橋の下での撮影も試みました。
この場所では再びヘラブナが姿を見せてくれました。
静かな影の中を泳ぐ姿は、他のスポットとはまた違う趣があり、独特の雰囲気を醸し出していました。
撮影を終えて
今回の蓮沼川での遠隔撮影は、藻が舞い上がるという課題があったものの、透明度の高い環境で満足のいく写真を撮影できました。
特にヘラブナや錦鯉の姿を捉えることができたのは、魚好きとして非常に嬉しい成果です。地元にこんな撮影スポットがあるのは、本当に幸運だと感じます。
次回、また帰省した際にはさらに工夫を凝らして撮影してみたいと思います。
魚眼レンズは、水中撮影のダイナミックさを引き立てる最強のアイテムですね!次回もこの組み合わせで挑みたいと思います。
水中遠隔撮影を楽しみたい方には、このような方法もぜひ試してみてください!
撮影テクニックや機材に興味がある方は、気軽にコメントしてくださいね。
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