
ここでは、2025年1月時点での私の飼育水槽の現状や工夫、住んでいる魚たち、水草の状況について記録を残します

以前の水槽と比べるとかなり見た目が変わりましたね。

初心者でも取り入れやすいヒントや、混泳に役立つ情報になれば幸いです。
水槽
50cm水槽

セール中で濾過装置込みで4,000円以下とお買い得だったため購入しました。
60cmのメタルラックに設置してもスペースに余裕があり、重量も重すぎないため、サイズ的に最も適している水槽です。
このサイズ感は初心者にも扱いやすく、設置スペースに柔軟性がある点で特におすすめです。

濾過装置
底面濾過+外部式濾過
水底に砂利を使用しているため、濾過性能を高める目的で底面濾過を採用しました。
また、濾過の効率を向上させるために外部式濾過を連結し、濾過能力を強化しています。
底面濾過はバクテリアが繁殖しやすく、長期的な水質の安定に貢献してくれます。
ただし、底面濾過の影響で水槽の半分以上の砂利が浅くなり、水草の植栽が制限されてしまいました。また、外部式濾過のホースを改良し、水換えができるようにしましたが、
結局プロホースを使用した掃除のほうが楽なため、ほとんど使用しなくなりました。改良ホースは緊急時の水換えに役立つものの、日常のメンテナンスには効率が劣りますね。
外掛け式濾過装置
水槽に付属していたテトラの「フリーウォッシュ」を使用しています。通常の濾過装置と異なり、濾過スペースだけを取り外して掃除ができるため、メンテナンスが非常に簡単です。
濾過材には牡蠣殻を使用しており、水質がアルカリ性に傾きやすい特徴があります。また、濾過材の交換頻度が少なく済むのも利点です。
水質が酸性に傾くことを嫌う魚や生物を飼育する際には、この濾過装置が非常に効果的ですね。

飼育個体
- ギンブナ 2尾
- ゲンゴロウブナ 2尾
- ドジョウ 2尾
- ヒナモロコ 2尾
- ゴクラクハゼ 2尾
- アカクチカノコガイ 4匹
以前はメダカやカワエビも飼育していましたが、水質変化に耐えられなかったり、フナに捕食されてしまったりしたため、現在のメンバーに落ち着きました。このメンバー構成は、水槽のバランスと混泳のしやすさを重視した結果です。
各飼育個体の特徴
ギンブナ(2匹)

我が家のメイン個体です。転勤後、初めて職場近くの水槽で見かけ、その日に衝動買いしました。
最初は環境に慣れず、隠れたり暴れたりして流木に体をぶつけて怪我をしていましたが、現在は慣れてエサをよく食べるようになりました。現在の体長は約10cmです。
最近、新たにもう1匹ギンブナを導入しました。スマートな体型で、ゲンゴロウブナよりもエサをよく食べるため、成長速度が速そうです。飼育者として、この成長の様子を見るのは非常に楽しみです。
ドジョウ(2匹)

底棲魚が欲しくなり、幸田のペットコーナーで購入しました。当初は小型個体を探していましたが、体長15〜20cmの個体しかおらず、現在の水槽で最も大きい魚となりました。
金魚のエサに馴れ、水面まで上がってきて食べる姿が見られます。そのためか、非常に太ってきました。
砂利に潜ることは少なく、水草の根を掘り返すことが少ないため、メンテナンスが楽で助かっています。彼らの健康管理は比較的容易で、エサの量や質に注意を払っています。
ヒナモロコ(2匹)

フナの相方として導入しました。販売されていたのは養殖個体で、餌付きが良く、飼育しやすいです
タモロコと比べると臆病な性格のため、水槽前面にはあまり出てこず、水草の間に隠れていることが多いです。
ゲンゴロウブナ(2匹)

ギンブナと比べ、より体高のある個体を飼育したかったため導入しました。顔の特徴や体高があるため、見分けやすいですが、なかなか大きくなりません。
飼育環境では成長が難しいのかもしれませんが、魅力的な魚なので、いつか大きく育てたいと考えています。
ゴクラクハゼ(2匹)

水槽の底の住人を増やしたくて導入しました。過去にヨシノボリなどを飼育しましたが、他の魚のヒレや鱗をかじるため混泳が難しかったです。
しかし、ゴクラクハゼは他の魚を攻撃せず、エサも金魚のエサを食べてくれるため、平和な水槽環境を維持できています。特に底面での活発な動きは観察していて飽きません。
アカクチカノコガイ(4匹)

水槽のコケ取り要員として導入しました。
水質変化が激しく、汚れやすい環境のため、貝の長期飼育が難しいのですが、この個体はひっくり返ってもすぐに体勢を立て直し、しっかりとコケ掃除をしてくれています。彼らのおかげで、水槽内の清潔感が保たれています。
水草

夏場の高温に耐えられる熱帯性の水草を中心に導入しています。フナがやんちゃなため、掘り起こされにくい種類を選んでいます。これらの水草は見た目の美しさだけでなく、魚たちの隠れ家としても機能しています。
アヌビアス・ナナ

- 硬い葉を持ち、魚に食べられにくい。
- 流木に活着可能で、掘り起こされる心配がない。
- 成長が早いため、手軽にグリーンのボリュームを増やせます。
ミクロソリウム(プテロプス、ナローリーフ、ウィンドロープなど)

- 光やCO2が少なくても育つ。
- 魚に食べられにくく、じっくり成長する。
- 葉の形状に種類があり、水槽のレイアウトの多様性を広げます。
ボルビティス・ヒュロッティ

- 流木に活着可能で、掘り起こされにくい。
- 成長速度が遅いが、見た目が美しい。
- 深緑色が水槽に高級感を与えます。
スクリューバリスネリア

- 日本にも自生する水草。
- 成長が遅いが、よく増えて水槽の底面をカバーする。
- 前景草として使用しやすい特徴があります。
まとめ

今回、我が家の水槽環境について紹介しました。
適度な水槽サイズ、フナとの相性が良い同居魚、大磯砂でも育つ水草によって、フナがいるとは思えないほど魅力的な水草水槽となりました。

ほとんど完成形ですね。
今後はどうしますか?

今後は水草の成長を見守りながら、レイアウトの改良を行っていきたいと思います。
また、新しい種類の魚や水草を取り入れることで、水槽全体の生態系をさらに充実させていきたいです。
飼育を通じて新たな発見があるたびに、この記録に追記していく予定です。
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