
今日は魚の購入について学びましょう。お店選びや魚の選び方って意外と重要なんですよ。

へえ、魚を買うときにそんなに気をつけることがあるんですね!

そうです。健康な魚を選ぶことで、飼育もずっと楽になりますよ。
魚を購入する時の重要なこと
魚を購入するときの大きなポイントは、「どのような店を選ぶか」と「どのような魚を選ぶか」です。まずは、どのような店で購入すればよいかを見ていきましょう。
魚は熱帯魚店、ペットショップ、ホームセンターなどで販売されています。選択肢が多く、どこで購入すればよいのか迷うかもしれませんが、お店選びのコツはそれほど難しくありません。

すごい観察眼が必要そうですね。

実は、普段の買い物と同じような視点で考えることができます。
魚は生き物


お店選びのコツは、魚を野菜や生肉と同じ「生き物」として考えることです。
ほうれん草を選ぶときに、新鮮でしおれていないものを選ぶように、魚も元気で健康なものを扱っているお店を選ぶことが大切です。

お刺身を買うときも、新鮮さを信用できるお店を選んでいるはずですよね。

そう言われると、確かにそうですね
活きの良さが肝心


魚を購入するお店を選ぶ際も、基本的には八百屋や肉屋と同じように考えましょう。
商売に真面目で、活きの良い魚を並べているお店を選ぶことが重要です。
弱った魚が多い店や、いつも同じ魚ばかりが並んでいる店は避けましょう。
水槽の水が白く濁っている、泳いでいる魚が鼻を上げている場合は、水槽の管理が悪い可能性があります。
水槽内に死んだ魚が放置されているお店は論外です。

店員に質問した際に、明確な答えが返ってこないお店も避けましょう。
口コミもポイント

信頼できるお店を選ぶために、口コミを参考にするのも良い方法です。
魚を飼っている知人がいる場合は、アフターケアの良いお店を知っているか聞いてみましょう。
お店の中でのお魚選び ~数ある中から選ぶ~
元気で品質の良い魚を購入するためには、慎重に観察することが大切です。
病気でないかよく観察

お店が決まったら、展示されている魚の中から選びます。しかし、多くの魚の中から数匹を選ぶのは、迷うこともあるでしょう。
魚選びの第一のポイントは 「元気で健康なこと」 です。動きがスムーズで、体の表面に異常がないものを選びましょう。
- ヒレの根元に赤い斑点がある
- ヒレの先端が白く濁っていたり、欠けている
- このような魚は避けるようにしましょう。
体型や体色をチェック

元気な魚を見つけたら、次に 体型や体色 をチェックします。
- 体型やヒレが左右対称になっている
- 体の色が鮮やかで均一
- 金魚の場合、特に赤い色が鮮やかであること
金魚の色の秘密
金魚は養殖池で「青子(あおこ)」と呼ばれる藻を食べています。この藻に含まれる カロテノイド が、赤い色を鮮やかにする成分です。そのため、赤みが薄くなっている魚は、長期間養殖池を離れており、状態が良くない可能性があります。
購入する時期はいつが良いのか?

かつて金魚は夏の風物詩とされ、夏場に購入するのが一般的でした。しかし、現在では 1年中販売 されています。
とはいえ、初めて魚を飼うなら、魚が元気な時期に購入するのがベスト です。

特に 水温の高い4月~10月 の間であれば、
問題なく飼育を始められます。

じゃあ、冬場に購入するのはダメってコト?

冬場で購入するときには注意する点があるのでみていきましょう。

- 水温が低いと、魚の体力が低下しやすく、病気になりやすい
- お店の水槽にヒーターがついているか確認する
- 水温が一定に保たれているかチェックする
- 寒い時期に購入する際は、魚の健康状態により注意を払いましょう。
まとめ

先生、魚を買うのって奥が深いですね!

そうですね。お店選びからしっかりすることで、元気な魚を手に入れられますよ。

これで安心して魚を選べそうです!
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