
今回は「自然発見館のフナ水槽展示」について解説していきます。
アクア・トトぎふのすぐ近くにあるこの施設では、
無料でさまざまな淡水生物を観察できるんですよ。

えっ、アクアトトぎふの他に水槽施設があったんですか?
フナがどんな風に展示されているのか気になります!

フナの展示は3種類の水槽で行われていて、
それぞれ違った見せ方がされているんです。さっそく見ていきましょう。
河川環境楽園 自然発見館とは

「河川環境楽園 自然発見館」は、岐阜県各務原市に位置する自然体験型施設で、
木曽川の自然環境を学べる展示や体験プログラムが充実しています。
館内には体験工房や実験工房などがあり、子どもから大人まで楽しみながら自然や環境について学べます。



また、隣接する「木曽川水園」では、木曽川の上流から下流までの風景を再現したエリアが広がり、
四季折々の自然を感じることができます。
木曽川について

木曽川(きそがわ)は、長野県木曽郡を源流とし、岐阜・愛知・三重の県境を流れて伊勢湾にそそぐ全長約229kmの一級河川です。
流域は「木曽三川」と呼ばれる木曽川・長良川・揖斐川の中心で、水資源や交通、産業の発展に大きく貢献してきました。
上流は急流と渓谷が多く、中・下流は肥沃な濃尾平野を潤す穏やかな流れとなります。

豊かな自然と歴史、治水の取り組みが詰まった、日本を代表する河川の一つです。
自然発見館におけるフナの水槽展示解説

自然発見館は、アクア・トトぎふの近くにある無料の体験型施設で、
水槽関連の展示も併設されています。

ここではギンブナの展示が3箇所で行われています。
- 木曽川周辺の生き物
- 中流から下流
- カメの展示水槽
木曽川周辺の生き物コーナー




このコーナーでは、イモリ、トノサマガエル、アメリカザリガニなどの両生類・甲殻類に加え、多様な形態の水生生物が展示されています。

水槽の横には展示解説パネルが用意されており、その魚に関する情報が分かりやすく紹介されています。
ギンブナは30cm程度の小型水槽に1個体が展示されており、体長はおよそ15cmほどです。魚の大きさに対して水槽がやや小さい印象ですが、目立つ場所に設置されているため来館者の目を引きます。
水槽の濾過には小型の外掛け式フィルターが使われており、レイアウトは大きな石が1つ置かれているだけという非常にシンプルな構成です。

展示個体の腹部が痩せて見えるため、給餌量や健康状態がやや気になります。
このような小型水槽による展示は珍しく、観察のしやすさという点では高い評価ができます。

ただし、水槽の壁面には苔が目立ち、管理の頻度がやや低い印象も受けます。
中流から下流コーナーの壁面水槽




このコーナーでは、幅150cmほどの大型水槽が設置されており、
ギンブナをはじめとする河川の魚たちが多種展示されています。

こちらの水槽にいるギンブナも体長は約15cmですが、腹部はしっかりとふくらんでおり
健康状態は良好に見えます。
- コイ
- モツゴ
- カワムツ
- シロヒレタビラ
- カワヒガイ
- アブラハヤ
- カマツカ
など、比較的流れのある水域に生息する種類が多く見られました。
濾過はおそらくオーバーフロー式が採用されており、水質は非常に良好で透明度も高いです。
底床には田砂が敷かれ、レイアウトには大きな流木や岩が配置されており、見た目の美しさも兼ね備えています。


一方で、室内の照明が明るすぎるため、水槽に反射が出やすいのがやや難点です。
ただし、大型水槽の縁が鏡状になっており、反射を活かした写真撮影も楽しめます。
カメとの混合展示


なお、クサガメが展示されている大型アクアテラリウムの水中部分にも、フナが泳いでいるのを確認できました。
カメとフナを同時に展示するアクアテラリウムは稀に見られますが、これほどの規模での展示は非常に珍しいといえます。

この水槽は大きいものの、陸地部分はあまり広くなく、水深も約20cm程度と浅めです。
そのため、水域としては比較的狭く、フナにとって行動範囲が限られている点はやや気になるところです。
施設情報

- 住所
〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町 河川環境楽園内 - 電話番号
0586-89-7023 - 入館料
無料(一部体験は有料) - 開館時間
9:30〜17:00(季節により18:00または19:00まで延長あり)
休館日
月1回の月曜(主に第2または第4)、年末年始(12/31・1/1)
※祝日の場合は翌平日
アクセス
東海北陸道「川島PA(ハイウェイオアシス)」直結
一般道からも入園可
駐車場
あり(中央・東口・西口 合計1300台以上)
まとめ

ということで今回は「自然発見館のフナ展示」について解説していきました。
小型の分類展示と大型の共存展示、カメとの共存、どちらも個性があって面白かったですね。

たしかに!小さい水槽は観察しやすいし、
大きな水槽ではほかの魚との関係も見られて楽しいですね。

そうですね。
水族館とはまた違った視点で、生き物と向き合える場所なんですよ。


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