今回は「相模原麻溝公園」について解説していきます。
相模原にある意外なスポットで、相模川の魚たちが展示されているんですよ。
えっ、公園の中に水槽があるんですか？
それって普通の動物園とは違う感じがしますね！
そうですね。
水族館の技術を活かした展示で、フナや川魚の魅力がよくわかる内容なんですよ。
さっそく紹介していきましょう。
相模川の魚たちに出会える、意外なスポット
相模原麻溝公園内にある「ふれあい動物広場」は、展示、ふれあい、ポニー乗馬の3つのエリアで構成されたミニ動物園です。
ウサギやモルモットとふれあったり、ヤギやヒツジにエサをあげたりする体験ができます。ポニー乗馬も人気で、手軽な料金で楽しめます。
広場内には文鳥などが自由に飛び回るケージもあり、間近で観察できます。
入場は無料で、子どもから大人まで楽しめる、地域に根ざした癒やしのスポットです。
水槽展示の内容と展示魚種
動物とのふれあい体験だけでなく、水槽展示も楽しむことができます。
この水槽は、相模川ふれあい科学館が定期的に管理・展示を行っているもので、
相模川中下流域に生息する淡水魚たちをテーマにした内容となっています。
管理棟内の一角に設置された水槽では、以下の魚たちが展示されています。
- ギンブナ
約20cmと大型で、落ち着いた泳ぎが印象的。 - ゲンゴロウブナ
体長は10〜15cmほどで、人に対してやや警戒心が強く、水槽の隅に隠れる様子も。
ドジョウ、カワムツ、ワタカ、カワヨシノボリ など、相模川に実際に生息している種が中心。
どの魚もサイズが比較的大きく、観察しやすく視覚的にも楽しい展示です。
水槽の設備と展示の工夫
展示に使用されている水槽は幅約120cmの大型水槽で、設備も非常に充実しています。
- 濾過装置
上部フィルター＋大型外部フィルターの併用で、水質はクリア。 - ポンプ
高出力の揚水ポンプを使用し、酸素供給と水流を確保。 - 照明
明るく見やすいLEDライトを採用。 - 底床・装飾
明るめの砂利、岩、隠れ家などシンプルながら自然なレイアウト。 - エアレーション
水槽全体から泡が立ち上がる演出が美しく、泡のカーテンが印象的です。
ただし、泡が多いために魚の写真撮影がやや難しい点があり、
水槽正面の反射も少し気になるかもしれません。
フナ好きにはたまらない高品質展示
水槽の展示個体は、ギンブナとゲンゴロウブナがきちんと識別されて紹介されており、飼育管理の丁寧さが感じられます。
個体の健康状態も良好で、水族館と同等レベルのクオリティです。
ゲンゴロウブナは人にあまり慣れていない様子で、観察には少しコツが必要ですが、これもまた自然な姿として楽しめます。
水槽は1基のみですが、内容は非常に濃く、魚類好き・特にフナ好きにとっては見逃せない展示と言えるでしょう。
施設情報
- 住所
〒252-0328 神奈川県相模原市南区麻溝台2317-1 - 電話番号
管理事務所 042-777-3451 - 営業時間
管理事務所：8:30～17:15 - 休園日
- 管理事務所・グリーンタワー・フィールドアスレチック
各年第2・5・8・11月の第4月曜日（ただし祝休日にあたる場合は翌平日） - 入園料
無料（展望塔・アスレチック・スケート利用も無料）
アクセス：
- 電車・バス
小田急線「相模大野駅」から神奈中バス「女子美術大学」行 →「総合体育館前」下車 徒歩2分
JR横浜線「原当麻駅」から徒歩20分 - 車
無料駐車場有り（第1～第5、約1,006台）
まとめ
相模原麻溝公園の「ふれあい動物広場」にある水槽展示は、動物園という枠を超えて、地域の河川生態系を学べる貴重な場になっています。
水族館の技術が活かされた高品質な展示で、訪れる価値は十分にあります。お近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
ということで今回は「水槽展示」について解説していきました。
相模原麻溝公園のふれあい動物広場にある展示は、淡水魚の魅力がしっかり伝わる素晴らしい場所でしたね。
はい、フナや川魚の展示がとても丁寧で、
観察しやすい工夫もいっぱいあって感心しました！
これをきっかけに、
地域の自然や川の生き物にも興味をもってくれるとうれしいですね。
コメント