
今回は「ナウマンゾウ博物館のフナ展示」について解説していきます。
ちょっと意外な組み合わせかもしれませんが、とても興味深い内容ですよ。

ナウマンゾウとフナって、あまり関係なさそうですけど…そんな展示もあるんですね!
どんなふうに展示されてるのか気になります。

そうなんです。
実は地域の自然や生き物を紹介する中で、フナが取り上げられているんですよ。

それは面白そうですね。
ぜひ詳しく教えてください!
野尻湖ナウマンゾウ博物館


長野県信濃町にある「野尻湖ナウマンゾウ博物館」は、旧石器時代の野尻湖周辺で発掘されたナウマンゾウやオオツノジカなどの化石を展示する施設です。



ナウマンゾウとオオツノジカの模型は想像以上に大きく、古代の生物の迫力を感じましたね。
古代の動物や人類の暮らしをテーマに、発掘調査の成果や当時の道具、生活の様子が紹介されており、子どもから大人まで楽しめる博物館として知られています。


この博物館が立地する野尻湖は、標高654mにある火山性の湖で、妙高山や黒姫山に囲まれた自然豊かな環境にあります。
湖にはワカサギ、コイ、フナ、ブラックバスなどの淡水魚が生息し、冬はワカサギ釣り、夏はカヌーやボートが楽しめる観光地でもあります。
ナウマンゾウの化石が発見されたことでも有名で、自然と歴史が融合した場所として多くの人に親しまれています。


湖は透明度が高く、
湖畔には大きなコイやウグイが泳いでいました。
博物館で見つけたフナ展示

さて、そんなナウマンゾウ博物館に「フナの展示がある」という情報を聞き、魚好きとしては見逃せない!

ということで、実際に訪れてみました。
フナの展示は館内3階にある「特別展示室」に設置されており、ここでは野尻湖やその周辺の川・池にすむ生き物たちが紹介されています。


水槽の中には、ギンブナと思われる2匹のフナが元気に泳いでいました。
体長は20cmほど、体高が高めで、水槽底面の濃い茶色と同じように体色も黒っぽくなっています。
保護色のような効果があるのかもしれません。

体調も良好そうで、ゆったりと泳ぐ姿が印象的でした。

隣には野尻湖の外来種として知られるミシシッピアカミミガメの水槽もあり、地域の水辺環境について学べる内容になっています。
フナ水槽の設備と印象

フナが飼育されているのは、横幅120cmの大型水槽。
内部にはアクセサリーとして植木鉢が1つ置かれているのみで、砂利や水草は入っておらず、ややシンプルな印象を受けます。

底砂がないぶんメンテナンスはしやすそうですが、展示としては少し寂しいかもしれません。


水槽の照明は1灯、ろ過には上部式フィルターが3基設置されています。
ただし、いずれも60cm水槽用の製品と思われ、120cm水槽全体をカバーするにはやや力不足な印象も見られますね。


特に水槽の側面には茶ゴケが目立ち、底面の茶色もおそらく同様のコケの付着によるものでしょう。
とはいえ、水槽前面は非常にクリアで、観察には支障ありません。
まとめ
このように、大型水槽でフナが単独でゆったりと泳いでいる展示は、フナ好きにはたまらない光景。
ナウマンゾウの巨大な化石を楽しみつつ、現代の野尻湖にすむ小さな生き物にも目を向けられる、良いアクセントになっていると思います。

今回は「ナウマンゾウ博物館のフナ展示」について解説していきました。
古代の動物と現代の淡水魚が同じ施設で見られるのはユニークですよね。

はい、まさか博物館でフナが見られるなんて思いませんでした。
自然と歴史のつながりも感じられて、おもしろかったです!

そう感じてもらえて嬉しいです。
こうした意外な発見が、博物館巡りの楽しさの一つですね。

これからは展示の裏側にも注目して見てみようと思います!
施設情報
- 住所
長野県上水内郡信濃町野尻287−5 - 電話番号
026-258-2090 - 公式サイト
https://www.town.shinano.lg.jp/museum/ - 営業時間
9:00〜17:00(最終入館 16:30) - 休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日)
冬季休館:12月1日〜3月31日 - 入館料
一般:500円
小・中学生:300円
団体(20名以上):割引あり
アクセス
- 公共交通機関
JR北しなの線「黒姫駅」からタクシーで約10分
または黒姫駅から信濃町町営バス「野尻湖」行き乗車、「博物館前」下車すぐ - 車
上信越自動車道「信濃町IC」から車で約5分
駐車場あり(普通車・大型バス対応)


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