ダイビングインストラクターが語る、フナの撮影の経緯

水中写真

どうも、あおいふなです。

ここでは、ダイビングインストラクターである私がダイビングを始めてからフナを撮影するまでにどんな経験をしてきたか、そしてこれまで使ってきたダイビング装備品についてお話ししていきます。

また、淡水でのダイビングや水中撮影に必要な知識や準備についても少し触れていきたいと思います。皆さんにとってダイビングへの理解が深まるきっかけになれば幸いです。

ダイビングを始めたきっかけ

ダイビングに初めて触れたのは18歳の時です。大学のダイビングサークルに参加して、初めて海に潜る体験をしました。
そこで広がる水中の世界に魅了されて「もっと深く潜りたい」「もっといろいろな環境で潜ってみたい」と強く思うようになったのです。

1年間かけてダイビングの基礎を学び、無事にダイビングライセンスも取得しました。
その頃から、ずっと憧れていた「ダイビングでフナを撮影する」という夢が頭をよぎるようになりました。

しかし、周囲からは「淡水でのダイビングは難しい」「フナを撮影するためにわざわざライセンスを取るのは無駄」と言われたこともあり、正直に言えば少し落ち込んだこともありました。
大学のサークルで行うダイビングは決まった海域での練習が主で、淡水の環境で潜ることはなかったからです。
でも、それでも夢をあきらめる気にはなれませんでした。

独自の挑戦と成長

そこで、私はサークルの枠にとらわれず、自分で行動を起こすことにしました。まずは近くのダイビングショップを訪ね、必要なライセンスや装備について学び始めました。
その後、さらに上の資格を取得して淡水ダイビングに必要なスペシャリティの知識や技術も習得しました。
自分の目標に向かって準備を進めるなかで、ダイビングショップのスタッフや他のダイバー仲間からも多くのことを学ぶ機会もありました。

大学を卒業するころには、晴れて淡水インストラクター資格を持つまでになりました。
その後は本栖湖やその他の淡水スポットへと赴き、フナが泳ぐ環境での撮影に挑戦しました。

最初は上手くいかないことも多かったのですが、徐々に淡水環境の特徴や水質の違いに対応しながら、少しずつ理想的なフナの写真が撮れるようになっていきました。
夢を実現するために必要な知識と技術を身に付け、「あきらめずに挑戦して本当に良かった」と心から思えた瞬間です。

現在の活動とフナへの愛

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今ではダイビングインストラクターの資格を持ちながらも、3年前に減圧症にかかってしまった影響で、長時間のダイビングが難しくなってしまいました。
体調を考慮し、しばらくダイビングはお休み中です。さらに転勤などの環境の変化もあり、現在はダイビング装備も手元にはありません。

ですが、私のフナへの愛は変わりません。ダイビングはできていないものの、撮影機材を持って川や湖で水中撮影を楽しむ日々を過ごしています。
ダイビングを再開できる日が来たら、またフナと一緒に水中を泳ぎたいという気持ちは今でも心の中にあります。

そして、かつてのように水中でフナの生き生きとした姿を撮影したいという思いが、再び私を駆り立てています。

ダイビングを目指す皆さんへ

ダイビングの魅力、そして私が淡水でフナを撮影する夢を追いかけた経験についてお話ししました。サークルメンバーに「そんなのは無理だ」と言われたことも今では懐かしい思い出です。

目標があるなら、他人の意見に左右されず、自分で必要なことを調べ、行動するのが一番です。ダイビングも撮影も、一歩一歩自分の力で進むことで新しい世界が広がっていきます。

フナとまた泳げるその日まで。

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