岐阜県下呂市にある金山湖で、カヤックとSUPを体験してきました。
金山湖は、岩屋ダムによってできたダム湖です。周囲を山々に囲まれた自然豊かな場所で、湖面は広く、天気が良い日には水の色も美しく、ただ眺めているだけでも気持ちのよい場所でした。


現地の案内板には、金山湖にニゴロブナが生息しているとの記載もありました。ニゴロブナは本来、琵琶湖を代表するフナの一種です。なぜダム湖に琵琶湖由来のフナがいるのかについては、別記事で詳しく考察したいと思います。

今回は、この金山湖でシングルのシットインカヤックを借り、
水上散策を楽しんできました。
金山湖でカヤック体験

今回利用したのは、1人乗りのシットインカヤックです。
最初にインストラクターの方から、パドルの持ち方や漕ぎ方、方向転換の方法、安全上の注意点などを教えていただきました。その後、しばらく湖上を一緒に移動し、操作に慣れたところでフリータイムとなりました。
最初はまっすぐ進むだけでも少し緊張しましたが、慣れてくると自分の思った方向へ進めるようになります。パドルを左右に入れながら、湖面をすべるように進んでいく感覚はとても新鮮でした。
特に印象的だったのは、水面との距離の近さです。カヤックに乗ると目線が低くなり、普段、岸から見ている湖とは違う景色が見えてきます。湖面の揺れ、水の反射、山の緑、風の流れがとても近く感じられました。

まるで自分自身が水面を泳いでいるような、不思議な感覚でした。
湖の上を自分の力で進む感覚

今回の体験で一番大きかったのは、「湖の上を自分の力で移動できる」という感覚です。
これまで湖と関わるときは、岸から眺めたり、湖畔を歩いたりすることが中心でした。水中に入る体験としては、以前に本栖湖でダイビングをしたこともありますが、カヤックはそれとはまた違う体験でした。
もちろん、どこへでも自由に行けるわけではありません。安全面や体力、風の影響などを考える必要があります。それでも、パドルを漕げば自分の意思で湖上を進むことができます。

この「行ける場所が増える感覚」は、非常に大きな体験でした。
今回カヤックという形で水上へ出たことで、水辺との距離が一気に縮まったように感じました。
金山湖の自然を水上から味わう

この日は天気がよく、風も少なかったため、カヤックにはとても良いコンディションでした。
湖面は穏やかで、山の緑が水面に映り込むような場所もありました。湖岸近くまで進むと、木々の下に日陰ができており、水面が少し暗く落ち着いた雰囲気になります。
強い日差しの下で湖上を進むのも気持ちよいのですが、木漏れ日の中でゆっくり揺られる時間は、また別の心地よさがありました。
湖上にいると、聞こえる音も変わります。パドルが水をかく音、カヤックの船体に小さく当たる水の音、遠くの鳥の声、風で木々が揺れる音。岸にいるときよりも、周囲の音が近く感じられました。

カヤックは激しく動き回るだけでなく、
静かに浮かんで自然を感じる楽しみ方もできるのだと実感しました。
暑さ対策と服装の反省

一方で、今回少し反省したのが服装です。
転覆したときのことを考えてウェットスーツを着ていました。安全面では安心感がありましたが、この日は天気が良すぎたこともあり、想像以上に暑くなりました。
カヤック中は思ったほど水に入る機会がなく、湖上には日陰も少ないため、熱中症対策はかなり重要だと感じました。日焼け止めだけでなく、帽子やフード、水分補給、休憩場所の確保も意識した方がよさそうです。

濡れる前提の装備は安心ですが、晴天時には暑さ対策とのバランスも大切だと感じました。
後半はSUPにも挑戦

カヤック体験の後半には、SUPにも挑戦しました。
SUPはスタンドアップパドルボードのことで、ボードの上に立ってパドルで進むアクティビティです。カヤックと比べると視点が高く、水上に立っている感覚が強くなります。


ただし、実際にやってみるとかなり難しかったです。ボードの上に立つには体幹が必要で、少しバランスを崩すだけで水の中へ落ちてしまいます。
何度も落ちましたが、今回はウェットスーツを着ていたため、水に入ってもそこまで冷たく感じませんでした。むしろ、カヤックで暑さを感じていた後だったので、水に落ちることが気持ちよく感じられました。
普段の生活で湖に落ちることはまずありません。そのため、「水に落ちる」という体験そのものがとても新鮮でした。
カヤックとSUPの違い

実際に両方を体験してみると、それぞれに違った魅力があると感じました。
カヤックは比較的安定感があり、湖の上を移動する楽しさがあります。長い距離を進んだり、景色を眺めながらゆっくり過ごしたりするのに向いています。
一方、SUPは水との距離が近く、体全体でバランスを取る楽しさがあります。落ちることも含めて、水に触れる感覚が強いアクティビティでした。
静かに湖を楽しむならカヤック、水と一体になって遊ぶならSUPという印象です。どちらも水辺との距離を大きく縮めてくれる体験でした。
まとめ
金山湖でのカヤックとSUP体験は、単なるレジャー以上に、水辺との関わり方を広げてくれる体験でした。
カヤックでは、水面すれすれの視点からダム湖の景色を味わうことができました。SUPでは、水に落ちることも含めて、湖と直接触れ合う楽しさを感じることができました。
湖を岸から眺めるだけではなく、自分の力で水上を移動する。その感覚はとても新鮮で、これからの水辺の楽しみ方を広げてくれるものになりました。
また別の湖や川でも、カヤックやSUP、シャワークライミング、釣り、そしていつかはスキューバダイビングの再開など、水に関わる活動を少しずつ増やしていきたいです。

金山湖での体験は、今後のウォーターアクティビティへの第一歩として、
とても良い時間になりました。


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