琵琶湖博物館の展示モデル「川魚の西友」へ|湖魚料理を実食

食品学
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どうも、あおいふなです。
今回は、滋賀県高島市にある「川魚の西友」を訪れ、琵琶湖の魚を使ったさまざまな料理を味わってきました。

コイの洗い、ハスの塩焼き、ビワマスの煮付け、南蛮漬け、そしてメインのうな重。

普段はなかなか食べる機会のない魚を一度に味わうことができ、琵琶湖の豊かな食文化を実感できる食事となりました。

琵琶湖博物館の「魚滋」が訪問のきっかけ

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川魚の西友を知ったきっかけは、琵琶湖博物館の水族展示室でした。

館内には、琵琶湖の魚を展示する水槽だけでなく、湖魚と人々の暮らしや食文化を紹介するコーナーがあります。

その中にあるのが、湖魚を扱う店「魚滋」を再現した展示です。

魚の卸売りや加工、販売などを通して、琵琶湖の魚が地域の食卓へ届けられてきた様子が紹介されています。

この「魚滋」のモデルになった店が、滋賀県高島市にある川魚の西友だと知りました。

博物館の中で再現されていた湖魚店が、現在も実際に営業している。

そう知ると、展示を見るだけではなく、実際の店にも足を運んでみたくなります。

琵琶湖博物館を見学したあと、私は琵琶湖の西側を北上し、川魚の西友へ向かいました。

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高島市にある川魚の西友へ

川魚の西友に到着したのは、お昼の時間を少し過ぎた頃でした。

すでに昼食のピークは越えていると思っていましたが、
店内には多くのお客さんが訪れており、にぎわいを見せていました。

店頭に並んでいたのは、魚の塩焼き、お造り、煮付け、佃煮などの川魚料理です。
さすがは琵琶湖の近くにある魚屋さん。

一般的な鮮魚店ではなかなか見かけない湖魚料理が並んでおり、
売り場を見ているだけでも楽しめます。

「どの魚を買おうか」とワクワクしながら商品を眺めていると、店内で食事ができることに気がつきました。

つまり、店頭に並んでいる湖魚料理を、その場で味わうことができるのです。
持ち帰って食べるつもりで訪れていたため、これはうれしい誤算でした。

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せっかくなので予定を変更し、店内の食事処で湖魚料理をいただくことにしました。

店頭の湖魚料理を選んで食事処へ

食事処の基本メニューは、うな重です。
ウナギは1匹分と半身から選ぶことができます。

私としては、ウナギだけでなく店頭に並んでいるほかの湖魚料理も食べてみたいところです。
そこで今回は半身のうな重を注文し、あわせて気になった魚料理をいくつか選びました。

店内の食事処は、落ち着いた和風の空間です。

座敷だけでなくテーブル席も用意されており、家族連れや年配の方など、さまざまなお客さんが利用しやすい造りになっていました。

席に座って店内の雰囲気を楽しんでいると、先ほど売り場で選んだ魚料理から順番に運ばれてきました。

※料理の価格は2026年7月の訪問時点のものです。

コイの洗い|臭みがなく歯応えを楽しめる

最初にいただいたのは、280円のコイの洗いです。

コイの洗いというと、酢味噌を添えて食べる料理を思い浮かべる人が多いかもしれません。
今回は酢味噌ではなく、わさび醤油でいただきました。

実際に口にしてみると、気になる臭みはほとんどありません。
わさび醤油というシンプルな食べ方だからこそ、コイの身が持つ独特の歯応えを純粋に楽しむことができました。

一般的な刺身と比べると、身は一枚ずつ薄めに切られています。
コイは小骨が多く、身の弾力も強い魚です。そのため、薄く切ることで食べやすくしているのでしょう。

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小骨はほとんど気にならず、コリコリとしたコイらしい食感を味わうことができました。
川魚の臭みに苦手意識がある人でも、比較的食べやすい一品だと思います。

ハスの塩焼き|今回最も印象に残った湖魚料理

今回食べた料理の中で、最も印象に残ったのがハスの塩焼きです。
価格は中サイズが300円、大サイズが350円。今回は中サイズを選びました。

ハスは琵琶湖を代表する魚の一つですが、一般的な鮮魚店や飲食店で見かける機会はほとんどありません。

私もハスについては、コイ科魚類の中でも魚食性が強く、口元が「への字」のような独特の形をしている魚という知識が中心でした。

そのハスが丸ごと塩焼きにされ、しかも何匹も店頭に並んでいる。
琵琶湖の近くにある湖魚店ならではの光景に、思わず驚かされました。

味は意外にもしっかりとしており、淡白すぎることはありません。
身には適度なうま味があり、丸ごと一匹でも十分な食べ応えがありました。

一方で、ハスもコイ科魚類なので小骨の多い魚です。

そのため、身には細かく包丁が入れられていました。骨切りによって食べやすく加工されており、小骨を過度に気にすることなく食べ進められます。

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珍しい魚を食べたという体験だけでなく、
一つの焼き魚としても満足感のある料理でした。

ビワマスの煮付け|甘いタレとほろほろの身

続いていただいたのは、800円のビワマスの煮付けです。

ビワマスは琵琶湖を代表する魚ですが、刺身や塩焼きで提供される印象が強く、煮付けで食べるのは今回が初めてでした。

味付けには、蒲焼のタレを思わせる甘めのタレが使われています。
箸を入れると、サケ・マス類らしい身がほろほろとほぐれました。

やわらかな身に甘いタレがしっかりと絡み、ご飯との相性も抜群です。
この煮付けだけで、丼一杯のご飯を食べられそうなほどでした。

一方、皮は少し硬めに感じました。
私は普段から焼き鮭の皮も食べるタイプですが、今回はカリカリに焼かれているわけではありません。
皮まで無理に食べるのではなく、やわらかな身を中心に楽しむ食べ方でもよさそうです。

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ビワマスの上品な身質と、しっかりとした甘い味付けを同時に楽しめる一品でした。

コイとビワマスの南蛮漬け

南蛮漬けは、うな重に添えられていた一品です。
この日はコイとビワマスが使われていました。

酢の効いたさっぱりとした味付けで、こちらも川魚特有の臭みはほとんど感じません。
ビワマスの煮付けやうな重は、甘辛いタレを使った濃いめの料理です。

その合間に酸味のある南蛮漬けを食べることで、口の中がさっぱりとします。

単なる付け合わせではなく、湖魚料理を最後まで飽きずに味わうための箸休めとして、よく合っていました。

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コイとビワマスという、食感も身質も異なる魚を一度に味わえる点も面白いところです。

うな重|表面はカリッと中はふっくら

そして、今回の食事のクライマックスとなったのが、うな重です。
うな重には、お吸い物と漬物も付いてきます。

川魚の西友のウナギは、関東風のように一度蒸してから焼くタイプではなく、直接焼き上げる関西風です。

一口食べると、最初に表面のカリッとした歯応えを感じます。
そのあとに、中の身のやわらかさとふっくらとした食感が広がりました。
香ばしく焼かれたウナギと、甘辛いタレの組み合わせは、やはり格別です。

コイの洗い、ハスの塩焼き、ビワマスの煮付けと、すでに多くの魚料理を食べていましたが、うな重は別腹でした。

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気がつけば、あっという間に食べ終えていました。
半身でもほかの湖魚料理と組み合わせれば十分な満足感があり、
今回はこの選び方で正解だったと思います。

湖魚を「見る」だけでなく「食べる」体験

今回は、川魚の西友でさまざまな湖魚料理を味わいました。
琵琶湖博物館では、琵琶湖に生息する魚の姿や生態だけでなく、湖魚を食べる文化についても学ぶことができます。

しかし、展示を見ただけでは、魚の味や食感までは分かりません。

博物館で湖魚と人の暮らしについて学び、そのモデルとなった店を訪れ、実際に料理を食べてみる。
この流れによって、琵琶湖の魚と地域の食文化を、より立体的に理解できたように思います。

水槽の中を泳いでいた魚が、地域ではどのように扱われ、どのような料理になっているのか。

生き物として観察するだけでなく、食文化という視点から魚を見ることも、その土地の水辺を知るうえで大切な体験です。

冬にはフナの取り扱いも

食事の際、店の方から貴重な情報を教えていただきました。
川魚の西友では、冬の時期になるとフナを取り扱うことがあるそうです。

フナを中心に日本の淡水魚を追いかけている私としては、非常に気になる情報です。

今回はコイ、ハス、ビワマス、ウナギを味わいましたが、次に訪れる際には、ぜひフナ料理も食べてみたいところです。

ただし、高島市周辺は雪の多い地域でもあります。
冬に訪問する場合は、スタッドレスタイヤを装着するなど、積雪への備えが必要になるでしょう。

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雪道を走る準備を整えたうえで、
次は冬の川魚の西友を訪れてみたいと思います。

まとめ|琵琶湖の魚と食文化を味わえる川魚店

川魚の西友は、コイやハス、ビワマスなど、琵琶湖周辺ならではの魚料理を一度に味わえる貴重な店でした。
特に、丸ごと焼かれたハスが何匹も店頭に並んでいた光景は、今回の訪問で最も印象に残っています。

コイの洗いは臭みがなく、ビワマスの煮付けは甘いタレとやわらかな身がよく合い、うな重では香ばしさとふっくらとした食感を楽しめました。

琵琶湖博物館で湖魚と人々の暮らしについて学んだあと、川魚の西友で実際に湖魚料理を味わう。
この組み合わせは、琵琶湖の魚や食文化を深く知りたい人におすすめです。

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次回は雪への備えを整え、
フナが取り扱われる冬の時期に再訪してみたいと思います。

川魚の西友|店舗情報

  • 住所:〒520-1621 滋賀県高島市今津町今津224-1
  • 電話番号:0740-22-2105
  • お食事処の営業時間:11:00~16:00
    ラストオーダーは15:00
    16:00以降の利用は前日までの予約制です。
  • 定休日:月によって異なるため、公式サイトの営業日案内を確認ください。
  • 駐車場:あり
  • 公共交通機関:JR湖西線「近江今津駅」から。
  • 公式サイト川魚の西友
  • 主な取扱商品:うなぎ、アユ、コイ、ビワマスなどの湖魚料理、塩焼き、煮付け、佃煮、惣菜

※営業時間や定休日、料理の内容、価格は変更される場合があります。訪問前に公式サイトや電話で最新情報をご確認ください。

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