
今回は「小西養鯉場」について解説していきます。

広島にある錦鯉の専門店ですね。
どのような品種や展示が見られるのか楽しみです。

この記事を読めば「小西養鯉場の特徴と見どころ」がわかるようになるでしょう、
それでは授業を始めます。
レトロな雰囲気が漂う小西養鯉場

小西養鯉場の外観は、煉瓦造りを思わせるレトロな雰囲気です。
建物にはかなりの高さがあり、
一般的な観賞魚店というより、大きな温室や展示施設のようにも見えます。


店内へ入ると、高い天井から自然光が差し込み、想像していた以上に明るく開放的でした。
天井近くまで伸びた植物もあり、錦鯉の販売店でありながら、
どこか植物園のような雰囲気を感じます。

水辺と植物はもともと相性のよい組み合わせです。
高く伸びた植物と、その足元に広がる池によって、
建物の中でありながら屋外の庭園を歩いているような感覚になりました。
色彩豊かな錦鯉が並ぶ店内


店内で販売・展示されている魚は、ほとんどが錦鯉です。
広い空間には区画ごとに分けられた池が並び、その中をさまざまな大きさや色彩の錦鯉が泳いでいます。
池によって価格帯が分けられているため、
それぞれの錦鯉を比較しながら観察できるのも面白いところです。

小さくかわいらしい個体から、体高があり迫力を感じる個体まで、
錦鯉の成長による姿の違いも楽しめました。
錦鯉は上から観賞することを基本として改良されてきた魚です。
池の上から眺めると、背中に広がる模様や左右の色彩のバランスがよく分かります。
単に色鮮やかなだけではなく、個体ごとの違いを探しながら眺められることが錦鯉の魅力なのでしょう。

観賞魚店ではありますが、水族館のように店内を見て回れるため、
錦鯉を購入する予定がなくても楽しめる空間でした。
青灰色に惹かれた「落ち葉しぐれ」


今回見た錦鯉の中で、個人的に最も気に入った品種が「落ち葉しぐれ」です。
紅白や黄色などの鮮やかな錦鯉と比べると、落ち葉しぐれの色彩は比較的落ち着いています。
体色のベースとなるのは、薄い青灰色をした水浅葱色です。その上に茶色や橙色の模様が入り、水面に落ちた秋の葉を思わせる姿をしています。
マゴイとは違う侘び寂び

落ち着いた色の鯉が好きなら、
マゴイでもよいのではないですか?

しかし、落ち葉しぐれの魅力は、
単に地味な色をしていることではありません。
マゴイの黒褐色とは異なる青みを帯びた地肌と、温かみのある模様との対比に、ほかの錦鯉にはない深さを感じます。
青みを感じられる錦鯉には、灰青色の「空鯉」や、赤い模様が入る「秋翠」などもいます。
それでも、渋い青灰色と落ち着いた茶色を組み合わせた落ち葉しぐれには、独特の魅力がありました。

フナや金魚についても、体形や品種だけでなく、
こうした微妙な色彩の違いがさらに注目されてもよいのではないかと思います。
【内部リンク:金魚と錦鯉の違い】
家の前を埋め尽くす巨大な池


小西養鯉場で最も驚いたのは、店内にある大きな池です。
施設の内側には小西さんの住宅があるのですが、その家の前の大部分を池が占めています。
池の中では、1メートル級と思われる大きな錦鯉が何匹も泳いでいました。大型の個体がゆっくりと水面近くを通り過ぎる姿には、小型の観賞魚とはまったく異なる迫力があります。
かつては、自宅の庭に池を設けて鯉や金魚を飼育する家庭も多く見られました。しかし、養鯉場に設けられた池は、一般家庭の庭池とは規模が違います。
池の横に家が建っているというより、池の中に家が建っているようにさえ見えてきました。建物をどのように支え、池をどのような構造で維持しているのかも気になります。

雨戸を開ければ、目の前に大きな池が広がり、
その中を立派な錦鯉が泳いでいる・・・。すごい光景ですよね。

管理には相当な手間がかかると思いますが、
観賞魚が好きな人にとっては憧れる暮らしではないでしょうか。
錦鯉の水槽飼育を提案



小西養鯉場では大小さまざまな錦鯉が販売されていますが、
意外だったのが、水槽飼育を紹介する解説パネルが見られたことです。
錦鯉といえば、広い庭池で上から眺める魚という印象があります。
しかし、現在の住宅事情を考えると、自宅の庭に大きな池を掘って飼育することは、誰にでもできる方法ではありません。

その点、水槽であれば室内へ設置しやすく、
手軽にコイの飼育を楽しむことができます。
もっとも、錦鯉は成長すると非常に大きくなる魚です。
幼魚のうちは水槽で飼育できても、成長に応じて大型水槽や池への移動が必要になる可能性があります。
水槽で飼育する場合も、将来の大きさを考えた水量、強力なろ過設備、酸素供給、定期的な換水が欠かせません。

「小さいうちだけ飼えればよい」と考えるのではなく、成長後まで飼育できる環境を準備する必要があります。
それでも、池を持たない家庭へ向けて、水槽から錦鯉を楽しむ方法を提案している点は印象的でした。
ヒレなが個体はなし。
個人的には、水槽の横見で映えやすい鰭長錦鯉も見てみたいところです。

長いヒレを広げて泳ぐ姿は、
水槽観賞との相性がよさそうに思えます。

伝統的な品種や系統を重視する養鯉場には、
それぞれの方針があるのでしょうね。
フナはいなくても楽しめる観賞魚店

ということで、今回は「小西養鯉場」について解説していきました。
錦鯉の多彩な品種と観賞方法を楽しめる専門店です。

池での上見だけでなく、
水槽を使った横見の魅力にも触れられたのは良かったですね。

錦鯉を購入する予定がなくても、
水族館のような感覚で楽しめそうです。

専門店ならではの立派な錦鯉と迫力のある池を観賞できましたね。
それでは今日の授業はこれで終わりです。また次の記事でお会いしましょう。
施設情報
- 住所:〒733-0003 広島県広島市西区三篠町3丁目4-2
- 電話番号:082-237-3412
- 公式サイト:https://www.nishikigoi.co.jp/
- 営業時間:9時30分~17時30分
- 休業日:火曜日、金曜日
- 入場料:無料
アクセス
- 公共交通機関:JR「横川駅」北口から徒歩約13分、アストラムライン「白島駅」西出口から徒歩約11分。広島交通バス「三篠町三丁目」停留所から徒歩約3分
- 自家用車:JR広島駅から約7分。山陽自動車道「広島IC」から約10分
- 駐車場:無料駐車場あり
※錦鯉の販売店のため、臨時休業や営業時間の変更については、訪問前に公式サイトや電話で確認することをおすすめします。


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