展示における「キンブナ(オオキンブナ)」|水族館コラム

水族館

ども、あおいふなです。今回は水族館におけるフナ展示について、キンブナとオオキンブナ、ナガブナを紹介させていただきます。

どれも見ることができる水族館が限られているものばかりであり、
見ることができたらラッキー程度に考えておくといいですね。

キンブナ

関東地方に生息しており、展示している水族館もほとんどが東日本に偏っている。

フナの中では小型であり、体長が15cmを超えるのにもかなりの時間を要する。

生息地が被っているギンブナと比べて体色が黄色がかっていることもあり、キンブナと呼ばれる。

展示水槽の特徴

フナの中では小型の個体であり、展示水槽も小型水槽であることが多い。

一方で、同じフナの仲間と大きな水槽で混泳させる場所も存在し、その場合はキンブナの中では珍しく、体長20cmに近い老成個体を見ることができる。

混泳魚の傾向

キンブナとカワヒガイ。どちらも準絶滅危惧種である。

一部の例外を除いて、基本的には単独展示および、混泳魚が1匹いる程度の水槽が多い。

混泳魚には同じくらいの大きさのウグイやヒガイ等、小型のコイ科魚類が多い。

展示している水族館

  • 水紀行館 水産学習館
  • 山方水族館
  • さいたま水族館
  • かすみがうら市水族館
  • あきついお

私が今までにキンブナを確認した水族館は以下の5館である。
ほとんどのフナを展示している「あきついお」を除けば、関東圏にある淡水魚専門水族館である。

オオキンブナ

主に西日本に生息するフナであり、展示している水族館も西日本しかいない。

キンブナよりも大型になることから「オオキンブナ」と呼ばれる。同じ水域に生息するギンブナと類似しておりかなり困難である、私でも外見だけでは見分けがつかないことがある。

展示の特徴

展示の傾向はギンブナと同じで生息している河川や湖沼の環境の一つとして展示されている。
主に中流や田んぼに生息していることからその環境独特のジオラマ水槽に展示されている。

環境展示がおおいこともあり、キンブナと比べるとそれなりに大きめな水槽で泳いでおり、

混泳魚の傾向

オオキンブナと混泳するゲンゴロウブナ。体高比があるので、一応見分けがつく。

フナという同じ括りにされているのか、主に混泳魚には同じフナ属魚類との混泳が多い。

あきついおではゲンゴロウブナと、ぎょぎょランドと姫路市立水族館ではギンブナとの混泳をなされている。

体高比に大きな差があるゲンゴロウブナとの見分けは比較的簡単であるが、
一方、ギンブナとの混泳となると明確な特徴がないため、見分け方は頭を抱える。長年の経験だけでは判断がつかず。家に帰って撮った写真の外観を計測して決めることもしばしば。

展示している水族館

  • 姫路市立水族館
  • 赤塚山公園 ぎょぎょランド
  • あきついお

オオキンブナを展示している水族館は全部で3館。どれも西日本に存在している。

ナガブナの展示

フナの仲間には「ナガブナ」も存在しますが、残念ながら、常設展示をしている水族館が存在しません。

生息地が限られている上、情報も少ないため展示に踏み込むには難しいのかもしれませんね。

私としては展示されるとしたら、三方五湖が近い「福井県海浜自然センター」か諏訪湖が近くにある長野県「蓼科アミューズメント水族館」あたりで展示してくれるのではないかとあわい期待をしています。

追記:ナガブナの展示を確認

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2024年2月に福井県海浜自然センターにてナガブナの姿が確認されました。

場所としては単体飼育の水槽に「ギンブナ」、「ヒブナ」と一緒に飼育展示を行っていました。
ナガブナは三方湖でも滅多にみられないそうですので、非常に運が良かったのかもしれませんね。

コメント

  1. とき より:

    オオキンブナですが、関東では2022年8月時点で茨城県の小貝川ふれあい公園ネイチャーセンターで展示されております。非常にアクセスが悪いですが、機会があれば訪問してみてください。

  2. あおいふな siancarp より:

    ときさん、情報提供ありがとうございます。
    訪問してみようと思います。
    また訪問後は記事を書きますね。