【フナのいる水族館】アクアワールド・大洗

水族館

サメへのこだわりをもつ水族館

「アクアワールド・大洗」は茨城県水戸市の近くに2002年にオープンした大型水族館です。
ここのいちばんのこだわり展示といったらなんと言っても「サメ」ですね。

世界で一番のサメ水族館を目指しているそうで、飼育しているサメは約60種類もいるそうで、相当サメに力を入れているのがわかります。

このサメに力を入れている水族館にも「フナ」が展示されていましたのでじっくりと見ていきましょう。

フナのいる水槽

コーナーの説明板にフナが写っているのは、少し嬉しい。

フナを展示している水槽は水族館の後半にある「森と川ゾーン」にあります。
大型のサメやマンボウ、海獣達のコーナーなどの大型水槽が終わった後に、
暗かった空間から明るくて木や滝などの装飾が増えていき、どこか侘び寂びを感じるような森の中のような空間になっていきます。

ここには水戸市をはじめとした近隣の河川環境の生態系を展示した水槽コーナーへとつながっていきます。
ここにはギンブナとゲンゴロウブナの2種類が展示されています。

森と川ゾーン 〜下流の自然〜

下流コーナーはコイをはじめナマズやウナギ、スズキなどの大型魚が泳ぐ水槽があり、
陸地部分ではカメが桟橋に集まって甲羅干しをしています。
コイやナマズが泳ぎ回る姿には、館内で走り回っていた子供たちもこの水槽で立ち止まり釘付けになっていました。

この水槽の中ではフナたちが一番小さい部類に入ります。見た感じではギンブナよりもゲンゴロウブナの方が小さい個体が多かった気がしますね。
数ある肉食魚類がいる中でフナが襲われず、目立つ怪我もなく混泳できているのは、飼育員の管理の賜物でしょうね。

フナの混泳魚としては珍しく「アメリカチャネルキャットフィッシュ(以下チャネルキャット)」が展示されています。

この個体は霞ヶ浦をはじめとした茨城県の水域に異常繁殖してしまった大型のナマズであり、特定外来種にも指定されている。この水域ならではでしょうね。

展示個体:ギンブナ、ゲンゴロウブナ
混泳個体:コイ、ニゴイ、ナマズ、ウナギ、オオウナギ、スズキ、チャネルキャット

魅力的な魚たち

サメ

アクアワールド・大洗の最大の魅力である「サメ水槽」も紹介していきます。
特にエスカレーターで登る途中から見ることができるサメの水槽には、大型ザメのお出迎えに驚いた方も少なくはないでしょう。

様々な種類のサメが常に水槽内を泳ぐ姿は圧巻の一言で「もし、こんなサメの水槽に落ちてしまったら」とも考えるとゾッとしますね。

ちなみに、わたしの一番のお気に入りは「カマストガリザメ」である。
このシルエットとツートンボディがたまらなく好きですね。

この水族館のサメの展示種類は非常に多く、様々なサメを見ることができます。
ぜひ、あなたの一番お気に入りのサメを見つけてはいかがでしょうか。

マイワシ

この水族館で何度かお目にかかれるマイワシ。
1匹1匹は小さいですが、無数の個体で集まると巨大な魚群となり銀色の光り輝く生命体へと姿をかえます。

その生命体は常に形を変え水槽内を動き回る。ときにはサメや大型の魚に襲われてたり、壁や岩にぶつかったりすることで、
魚群には穴が空いたり、ふたつに分裂したり、そしてまた大きな一つの群れを形成したりします。

様々な水族館では大型の海水水槽でこのような展示を見ることができるが、何度見てもこの銀色の集合体は見ていて飽きませんね。
また、この水族館では、マイワシ単独の水槽もあり銀色の塊であった魚群の1匹1匹を観察することもできます。

大洗の移り変わり

このアクアワールド・大洗がリニューアルする前から、この水族館が好きで「大洗水族館」と呼ばれていた頃から訪れていました

近年では、大洗という町も時の流れでかなり変化しましたね。ひとえにアニメの聖地となったからでしょう。
今、アニメ「ガールズ&パンツァー(以下ガルパン)」の舞台として大洗が盛り上がっています。
アニメの聖地になってしまったということに関して私がとやかくいう気はなく、むしろ私もガルパンが大好きなので今の状況はとてもうれしいですね。

以前は水族館が観光客を集客しようと頑張っていたのが、ガルパンのおかげで全国から観光客が集まっている姿を見ると微笑ましくも感じます。
劇場版のガルパンでは舞台としてこの水族館も映っていたこともあり、最近ここを訪れた際には水族館内でガルパンとコラボをしていました。

以前は水族館が目的だった私だが、今はガルパンの影響でここ以外の施設にも足を伸ばすようになりました。
また冬になったらアンコウ鍋を食べに大洗に行きたいと思います。

水族館情報

TEL 029-267-5151
住所 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
URL http://www.aquaworld-oarai.com/
開館時間 9時~17時(入館は閉館時間1時間前まで)
休館日 6月と12月に休館日あり(要問い合わせ)
入館料 1800円、中小学生900円、幼児(3歳以上)300円
交通 鹿島臨海鉄道大洗駅からアクアワールド・大洗行きバス約15分、終点下車すぐ。
車:北関東道東水戸道路大洗ICから国道51、県道2号線などで約15分
駐車場 あり

展示個体:ギンブナ、ゲンゴロウブナ

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