【魚解説】パーカーホの魅力と生物学

魚解説

ようこそ、パーカーホの世界へ
ここではコイ科魚類最大種である魚である「パーカーホ」の魅力ついて熱く語っていきます。

ここのコーナーの内容

概要や文化について紹介したり
飼育の仕方、育て方についての飼育研究を進めたり、
実際にパーカーホに会うことができる水族館について紹介したり
そして、巨大パーカーホの釣りについてもご紹介していきたいと思っています。

魅力

なぜこんなにもパーカーホという魚をオススメするかというと、
実はパーカーホってフナと近縁種な魚なのです

フナとコイみたいな存在。

だから、見た目がこんな感じ。

どことなくフナに似ていませんか!
これで2mを超えるといいますからね、まさに「フナの化け物」という存在の魚ですよね(笑)

そのため、フナに似た魅力がたくさんあります!

パーカーホとは

パーカーホはアジアに生息するコイ科の淡水魚の1種。
コイ目の魚類の中で最大の魚である。

分布

主な生息地

東南アジアのタイ、ベトナム、カンボジアにあるメコン川、メークロン川、チャオプラヤ川に生息している。

形態

頭部が大きく、ヒゲがない。

淡水魚の中では最大級の大型生物の一つであり、最大で体長3m、体重300kgに達した記録もあるが、近年では100kgを超えるのが稀である。

ちなみにオスとメスだとメスの方が大きくなる。植物食の魚類としても世界最大の種類である。

生態

 意外にも回遊魚であり、季節ごとに餌場や産卵場を泳いで移っていきます。

基本的に成魚は河川の深淵に生息しているが、雨季になり河川が増水すると運河や水没林にも姿を現す。

普段からオスとメスのペアで行動する。幼魚は支流などの浅い場所で生活している。

繁殖可能な成魚になるまでに約7年要する。

野生では藻類、植物プランクトン、デトリタス、水没林の果実を食べている。

系統

  パーカーホはインドやミャンマーに生息しているカトラと非常に類似しており、以前は同一種として間違われる事もあった。

染色体数の検討から、以前は2倍体のカトラ(n=50)の祖先型からパーカーホの倍数化(2n=98)個体が地域隔離によって分化したものだと考えられていた。

 近年の系統解析により、カトラはラベオの中で、パーカーホはコイ亜科の基本に存在しており、この分化は2次的なものであると言われている。

保全

 現地では非常に美味な魚として重宝され、乱獲や環境破壊により生息数が減少している。

近年は漁獲量を制限しており、メコンでは1年に10匹と制限している。

総論

と言うことで、今回はパーカーホの魅力と生物学について解説していきました。

 パーカーホはフナと同じコイ亜科の魚類です。

体長が馬鹿でかく成長する所を除けば、ヒゲがない、体高が高い、鱗に縁取りがあるなど、フナに似た魚になっています。

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