今回はパーカーホの幼魚時代の飼育方法について解説していきます。
私は今まで何度かパーカーホの幼魚の飼育に挑戦してきました。
その失敗談も踏まえて幼魚時代の成長に必要なことを紹介していきます。
なんとかして幼魚時代を乗り越えましょう。
成魚は設備投資だけ気をつける。
コイやフナの仲間であるだけあって、パーカーホ自体の飼育自体は難しくありません。
それよりも最大で1m~3mになる大型魚なので、成魚になった時の飼育設備の用意を考えた方が良いかもしれません。
幼魚時代はエサやり
幼魚を育成するときに最も難関なのは餌やりになります。
私も幼い個体の餌やりは非常に苦労しており、大抵は大きくなる前に痩せてしまいました。
本種はプランクトン食なので、餌を頻繁に与えていないと成長しません。
特に幼魚の場合はあまり粒の大きい餌だと食べられず、全て吐き出してしまいます。
そのため、顆粒の小さい餌を高頻度で与えることがパーカーホを大きく成長させるのに必要になります。
5cm〜10cm個体のおすすめのエサ
体長5cm未満幼魚に与える餌としてオススメなのは、メダカ用の粉末の餌ですね。それを1日に2~3回は与えます。
環境に慣れないときは水面の餌を食べることはすくないので、なるべく沈降性の餌の方が食べやすいかもしれません。
それでも食べてくれない場合はアカムシなどの生餌をすりつぶして与えると有効です。
10cm〜個体のおすすめのエサ
体長10cmくらいまでに成長すれば、アカムシを与えれても吐かないで食べてくれるようになります。
アカムシだけだと栄養が不足してしまうので、他の餌と一緒にあげるといいでしょう。
餌に慣れた成魚ならコイの餌なども食べてくれるので、餌代も安価になります。
飼育設備
水槽
幼魚の頃から大きな水槽は必要ありません。
特にパーカーホは幼魚の頃はよりおおくの餌が必要になります。 下手に広い水槽だと、索餌が難しくなり満足に餌を食べられなくなってしまいます。
餌を成功しやすいように体の大きさに合った水槽で育てましょう。
逆に大きく成長した個体は遊泳性が高くなりますので、極力大きい水槽を用意しましょう。
奥行きは体長の2倍近くは確保しておきたいですね。
他に必要なもの
水質
幼魚の頃はあまり強くないので、過度な水温や水質の変化はショックになりやすいです。
成魚は強いので、水質は多少鈍感でも大丈夫です。
まとめ
ということで、パーカーホの飼育方法を解説していきました。
この方法を活用して難易度の高い幼魚時代を乗り越えましょう。
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