【フナ飼育】健康管理まとめ

飼育室
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追記:フナを落ち着かせる方法を作成しました。12月2日

病気の原因を遠ざけよう。

本来、丈夫で飼育しやすい生物である金魚。5,6年生きるのは当たり前であり、10年以上長生きする個体も存在するほど。その一方で金魚を落としてしまう要因の最も大きい原因は病気になって死んでしまうことである。
魚病に感染するということは、何らかの原因があります。感染源を防ぐ(予防)することが重要になります。

 健康な個体を買う

病気をから守るには、まずは健康な個体を購入することから始まります。健康な個体で無いと、体力が落ちていて病原菌に対する抵抗力が低下していることが多い。

元気がないだけでなく、すでに病気に感染している金魚を購入すると他の個体にも病気を感染していしまうため、水槽内に病気が感染してしまいます。購入の際は、見た目以前に元気で健康な個体の選別を優先しましょう。

 水質悪化に気をつける

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水質維持と酸素補給は飼育の要ともいえ、的確に行えるように濾過装置とエアーポンプは必ず揃えてください。
水質が悪化すると寄生虫類をはじめとする多くの病気が発生しやすくなります。水質が悪化してきたら、水換えすることになりますが、その際にも水温には十分注意してください。

水温変化は変温動物の魚類に対して大きな負担となるので、くれぐれも魚を扱うときはやさしく。皮膚やヒレがそこから最近が侵入して病気を引き起こします。

 病原体を持ち込まない

新しい魚や水草を加えたら、暫くは注意して観察することが大事です。野生から採集した生体を混入する場合は、病原体をもっている可能性が高く、あらかじめ消毒やトリートメントを行わないと好ましくありません。

ミジンコやイトミミズなどの生きエサに混じって病原体が混入することもあるので、生きエサはきれいな水に通してから与えるのが好ましい。

病気の原因にはストレスがあります。金魚はストレスに弱いので注意してください。飼育基礎のリンクから飼育においての最良の環境を目指してください。

早期発見の為に健康チェック

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魚病を早く発見できるかどうかで、その後の経過も大きく変わるもの。早期発見のためにも日ごろから飼育魚の行動にはよく観察する必要がある。

 行動に着目リスト

群れから離れている

フナ類は集団行動を行う生物なので、群れから離れて静かにしている場合は病気の可能性があります。

えさを食べない

食欲がないのは衰弱している証拠であるが、様々な要因もある。

時々狂ったように泳ぐ

ガラス面や底砂に体をこすり付けている場合は、寄生虫に取り付かれている場合があります。皮膚や鰓をよく観察してみる。

 

見た目着目リスト

色艶があせてきた

体色に輝きがない時は体が衰弱している証拠。一時的に強い光や衝撃であせることもありますが、他の点も伏せて確認してみてください。

斑点がある

体表に白点や赤色の反転があると、なんらかの病気に掛かっています。

鰭の調子がおかしい

鰭に透明感が無く、先の部分が先の部分が白っぽい、切れ切れになっている、鰭の根元に赤い斑点がある場合などは病気に冒されている。

鰓が赤黒い

濁ったくらい赤色をしていると、細菌や寄生虫が侵入している恐れがある。また、鰓蓋が膨らんでいる場合も健康ではない。

鱗が逆立っている

松かさ病の症状である。

体が変形している

背中が極端に曲がることがありますが、コレは背骨が湾曲する病気です。

目が突き出る

デメキンでなければ健康を損ねている証拠である。

糞が切れぎれ

白く切れ切れしていたり、水面に浮いていたら、消化不良の疑いがあります。

新たな魚を水槽に導入する時や水槽水換えしたときは、急な環境の変化により、
フナ(特に野生個体)は適応できずに過多のストレスを感じます。他の魚類と比べて慣れにくい場合は拒食することがあり、エサを与えても食べない状態になります。大型の個体になるほど症状が長引きやすいため、早い段階で適応しフナを落ち着かせることが重要となります。

落ち着かせること

いずれも初期環境で気をつけることです。長期間飼育していると上記に外れても適応することが多いです。

水槽の広さにゆとりを持たせる。

これは、大型個体(~20cm)を導入する際に気をつける必要があるのですが、体長が合わないほど小さい水槽へ導入を行うと、多くの場合は拒食を起こします。
川や池で採集してきた25cm程度のフナ類を60レギュラーの水槽で飼育しようとすると、殆どの場合はエサを食べてくれません。

大型個体の導入時にはなるべく大きな水槽を準備しておくことが大事です。

ある程度の数で飼育する。

単独飼育するよりも複数で飼育する方がエサを食べてくれることが多いです。
群れを成すほうが行動性が上がるので、そのことも考えて水槽のサイズは大きい方が良いです。

照明や水流を強すぎない

飼育において過多なストレスを与える要因の一つ。生態的にそこまで強くしない方が適応しやすい傾向がある。

食いの良いエサを与える。

エアレーションを添加する

フナの食欲をあげる方法。エアレーションは適度に与えると非常に効果がある。

水槽で隠れ場所を作る。

バックスクリーンで覆う。

フナ類のストレスを軽減させることができるようです。
水槽に3面覆うだけで落ち着きます。

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