水中写真21 静岡県 (広角) 171118

ダイビング

今回も静岡県の「S川」で水中写真を撮影してきました!

この川は、水の透明度が高いのに加え、フナが生息しているという驚きのロケーションです。透明度が良い場所でフナを観察できること自体珍しいので、このポイントはとても貴重ですね。
前回の訪問では、フナをしっかり撮影できなかったので、今回はもう少ししっかり狙ってみることにしました。
それでは、今回の撮影記録をご紹介します!

S川の入り口にて

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まずは川の入り口です。今回は午前中に訪れたので、所々で陽射しが差し込んでいます。朝の光が水面に反射してとても美しいですね。。

水の透明度が高いため、この入口だけでも十分絵になります。まるで水中の楽園のような景色が広がっています。
さて、ここからさらに川の深部へ向かっていきます。川の奥ではどんな出会いが待っているのか、期待が高まります!

コイとの遭遇

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次に出会ったのはコイです。コイは水中でゆったりと泳いでおり、その優雅な姿は見ていて飽きません。
日中は太陽の光が水面の揺らぎを映し出し、それが写真に美しく写り込む瞬間を楽しむことができます。この「揺らぎ」とともにコイを撮影できるのは、水中写真ならではの醍醐味ですね。
ただ、フナは日陰を好むため、こうした光の揺らぎが写り込む場所にはあまり姿を見せませんでした。
日陰を意識して、次はフナのいるエリアを探していきます。

フナとコイが一緒に

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フナとコイです。
川底には意外にもコンクリートブロックが落ちていましたが、それを背景にフナとコイが一緒に泳いでいる場面を撮影しました。
自然の中に人工物が混ざっている光景は少し不思議な印象を与えますが、水底のブロックに目を奪われなければ、自然の美しさがしっかり感じられます。
そして

フナを狙って

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今回のメインターゲットであるフナです!フナは日陰を好むため、川の中でも暗い場所を泳いでいます。
この写真ではストロボを少し使い、フナをしっかり映し出しました。
ただし、ドライスーツを着用していると、どうしても自由に潜るのが難しく、接近撮影が思うようにいかない場面もありました。
川の水温は約18℃。頑張ればもう少し深く潜れるのですが、長時間潜るには少し寒さが堪えます。
もう少し暖かい季節になれば、さらに良い写真が撮れそうです。

撮影機材

今回使用した撮影機材は以下の通りです

撮影機材
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm f2.8pro
ストロボ:inon s2000 1灯

 


この組み合わせは、水中でも軽量で扱いやすく、特に広角撮影との相性が抜群です。また、ストロボを使用することで、暗い場所にいるフナをしっかりと撮影することができました。

おわりに

静岡県のS川は透明度が高く、水中写真を撮影するには本当に素晴らしい環境でした。特に、コイやフナといった淡水魚たちの姿を間近で観察できるのは貴重な経験です。

今回はフナを狙った撮影でしたが、まだまだ思うようにいかない部分もあったので、また季節を変えて訪れたいと思います。

次回はもう少し暖かい時期に挑戦し、さらなる良い写真を目指します!