フナ飼育の基本まとめ|まとめ記事

管理編

ここでは、フナ飼育について簡単にまとめていきます。
さまざまな記事のまとめ記事として関連記事のリンクを貼っていますので興味があればそちらも合わせてご覧ください。

誰とでも混泳できる魚?|フナ類の混泳

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フナ類は性質が穏和な魚類であり、他の魚類との混泳は比較的容易である。

例外として、琵琶湖に生息しているゲンゴロウブナや二ゴロブナなどの野生個体は警戒心が強いため、混泳に適さないとされています。

そもそも、現在は琵琶湖でのフナ類の漁獲の制限がなされている関係で小型のゲンゴロウブナやニゴロブナの野生個体がアクアショップに流通することはないです。

養殖個体のフナの場合はある程度環境に慣れていますので、混泳はいくらか容易かと思われますね。

フナと相性の良い魚に関してはこちらをご覧ください。

手軽に飼育できる魚?|飼育環境の用意

琵琶湖産の野生のゲンゴロウブナや野生の二ゴロブナのような体長40cm近くまで成長する特殊な例をのぞけば、
水槽サイズは極端に大型ものを用意する必要もないですね。

フナは湖沼などの止水域にて生活している魚類なので、限定された水槽の環境においても、適応することができます。

たくさんの水草を植えて茂みを作ると落ち着きやすい傾向がありますので、環境に適応できない場合は採用してみましょう。一応、水草がなくても水槽環境に慣れること自体はができます。

水流はあまり強くない方がよいので、混泳魚を考慮しなければディフューザーは使用しない方がいいでしょう。

フナの増やし方|繁殖方法

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水槽内繁殖がもっとも容易なのはキンブナでしょうか、成熟しても小型なことから60cm程度の水槽でも繁殖を行うことができます。

繁殖の際には水槽内に穏やかな水流を作り、水草を植え冬季から同じ水槽で移動させずに安定に飼育していると、水槽内でも産卵を行うようになります。
また、ギンブナやブリード個体のヘラブナも幅90cm以上の水槽で成熟個体を飼育していると産卵を行うことがあります。

いずれの場合でも水槽の半分近くをバリスネリアなどを使って水面まで水草を茂らせておくと産卵がよく起こるようですね。

長生きさせる方法|病気対策

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フナ類は、比較的病気にかかりにくい丈夫な魚類ではありますが、水質環境が不安定な場合には、カラムナリス症、エロモナス症を発症することがあります。

基本的には金魚と同じ治療法で容易に治すことができるますので、金魚用の魚病薬をいくつか取り揃えておくと良いだろう。

早期発見した場合は塩浴などを行うことで、免疫力が向上して完治しやすくなります。

まとめ

ということで、今回はフナ飼育の基本についてのまとめ記事を作成させていただきました。

飼育のハードルが低い魚ですから、手軽に飼育を始めてみてくださいね。
長い付き合いになると思いますよ。

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