【遊魚学】マブナ釣りにおける四季の釣り場まとめ

水産学
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どうも、あおいふなです。今回は四季の釣り場に解説していきます。

巣離れブナ

 -立春を越えて、梅の咲く頃。深場で越冬していたマブナ達は
来るべき産卵に備えて徐々に活動を開始する-

ここでの大切なコツは「当たれば爆釣り、外せばボウズ。」である。
マブ師のセオリーは5m異常の長竿を使用して深場中心を探る事である。
この方法は、比較的良型のマブナを多く捕えることができる。
然し、この方法は寒ブナと同じくらいの難易度であり、付き場が見つかったとしても、食い渋る可能性が高い。
なので、初心者の方は深場を全て無視して活性の高いマブナを狙ってみることをオススメします。

ポイント

・河川のできるだけ日当たりがよく適度に流れのある所を探り釣りすること。
・水草や捨石、杭などの障害物があれば、まめに探っていくこと。

気象、気温、水質が変化しやすく、マブナ移動が激しい季節でもあります。三寒四温を繰り返すので、
冷たい雨が降ったり強い風が吹いて水温が低下したりするとまた深場に沈んでいきます。
マブナが付き場を変更した後も「先週はここで爆釣りしたから・・・」と終わった場所を再び狙ってしまうのが最悪なパターンである。
この季節はマブ師自身が頻繁に移動しましょう。まだまだ寒い寒気がやまないですが、寒さを堪えて探ってみましょう。

乗っ込みブナ

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-ぽかぽかと、平原部の桜が開花する頃になると、いよいよ
大小のマブナ達が産卵の為に浅場に集結してくる-

ここでのコツは特にいらないだろう。・・・「付き場を見つける」ただそれだけ。
この季節は、マブナの最盛期である。
数釣り、束釣りはもちろん、30cmを超える尺ブナが釣れる事も不可能ではない。
いとも簡単につれるので、初釣りにもちょうど良い相手だと思う。

ポイント

・川幅が2m以下の用水路、「ホソ」。マブ師が集まっているところ。
・なるべく障害物があるところを狙うと良い。水深は適度に深みがあるとよい

活度が高いので、エサはアカムシやキヂがオススメ。
とにかく、付き場さえ見つけることができたのなら漁価は約束されたものと見ても良い。
池の場合はタナをタテに移動している事が多い。そのため、水温を見て19℃に当たるところをタナと見て、釣りを行おう。
タナさえ分かれば、後は気泡が断続的に出ているところへ仕掛けを垂らせば爆釣りは可能だ。
19℃は、マブナが活発になり始める水温である。
それは難しいと思うので、とりあえずは掛け上がりを攻めてみる事をオススメする
天気の良い日はよく水面をはねる事がしばしばある。そのときはタナをタテに変えてみるのも悪くは無い。

この季節はもう、見つけるだけ。しぶとく、根気よく探そう。

夏ブナ

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・・・大抵はこの季節はさまざまな魚の釣れるシーズン。釣り真っ盛りです。

俺自身も、海ではないのですが、ウナギやナマズの夜つりや上流でウグイやオイカワを釣ったり、
正直、マブナと関わっている暇は無いんですよねww
・・・然し、決して釣れないというわけではありません。ブルーギルやブラックバスを釣っている中にもしっかりとマブナが掛かってきます。

では、夏のマブナ釣り「夏ブナ」を教えます。

フナは、水温が30度を超えると、活動が鈍ってきます。
夏、フナのいる湖沼や中、下流は水の流れが比較的遅いために水温がすぐに上昇して30度は軽く超えてしまいます。

もちろん、エサを追うのは到底できません。「夏ブナ」は夏バテを起こしてしまうんですね。
ならばどうするか・・・人間と同じです。涼しいところへ移動します。
ただ、夏ブナで最も大事なポイントは「水が動いている事」と「直射日光が当たらない事」の2つです。

まず、「水が動いている事」

水が動く事によって、新鮮な水が補給されて、水中の酸素量も多くなり暑い中でもマブナが居座っていることが多いです。

次に「直射日光が当たらない事」

これはシンプルに水温上昇を防いでいる事が有効です。
適度に水温が保っているなら、釣れる確立はそこはかとなく高まっていくでしょう。

ポイントの例

・川ならば深場が狙い目。池ならば水門付近や洗いの付近。

一応言っておくと、「雨」も非常に強い武器となる。

水温も下がり、自然と日光も当たらなくなる。
水かさが上昇して濁ってしまうが、この点は「濁りブナのポイント1」を参照して欲しい。
・・・この季節に夕立は滅多に少ないのでこれを利用するのは少々難しい。

そこで威力を発揮する最高のポイント。「湧水」だ。非常に効果が高いので、試す価値は高い。
見つけ方は、冬にあらかじめ「氷の張らないスポット」を見つけておくこと。

さて、夏でもマブナ釣り楽しんでくださいね。

落ちブナ

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-秋、多くの魚達は荒食いを起こし積極的にエサを追ってくる。
やがて水温が日に日に低くなるにつれて深場へと落ちていく。-

・・・乗っ込みのようにフナがエサを積極的に追って来る時期です。
しかも、冬に備えるためにかなり荒食いをします。
小場所から大場所にかけて、かなりの広範囲に泳ぎ回ります。そして、最終的な越冬場所、『深場』に落ちていく。マブナの動きは大体、巣離れブナの逆方向と考えても間違えは無い。
秋は水が澄みやすいので、水底が丸見えの岸際やホソよりかは水深のある
掛け上がりや障害物付近がメインステージとなるでしょう。長竿は手放せませんね。
然し、秋雨により川に濁りが入ったり増水すると、マブナ達はエサを捕食しやすい浅場に突っかけてくる事もしばしば。そのために、思わぬ場所が爆釣りスポットに変化する事もある。
秋の天気は変化しやすいというが、マブナの神出鬼没ぶりも十分楽しむことができるシーズンといえるであろう。

ちなみに、この季節は、春に小川で生まれた小ブナたち(柿の種)と遊ぶのもいい。

ポイント

・川幅3m以下のホソ。

タナゴを狙うような小型のタックルで数釣りが楽しむことができる。

寒ブナ

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深場に落ちた寒ブナたちはオダや捨石の周りにじっと潜み非常に食いが悪くなる時期。

・「寒鮒は三匹釣れれば御の字」
・マブナの越冬場所を読む洞察力・正確にエサを送り込む技術・寒気の中探り歩く忍耐力

備わって初めて釣りになる物である。一年中の釣りの中で最も過酷であるといっても過言ではない。
一日必死で粘ってもなかなか釣る事ができない寒ブナ。(コイよりも探餌水温が高いので、不可能ではない。)

今回は少しでも釣りやすくなるコツを教えます。

比較的、単独河川や幅が狭い細いホソを狙う

大場所はマブナの魚影が濃いものの、エリアが広大、越冬場所を探すのは並大抵ではない。
でも、小規模のフィールドでは、マブナが集まる深場が限定されるので、付き場の発見が比較的楽である。

ポイント

・岸際のエグレ、枯れ草やオダ周り。
水門の落ち込みや合流点などの小深い場所がいい。

販売している店舗が限られてくるが、ボッタは非常に強力な餌。 吸い込みやすく、寒ブナにはもってこい。
また、匂いの強力な練り餌もオススメ。お酢やアルコールを混ぜると効果大。
集魚率が非常に高まりますが、コイ科全般に効果があるので、一番困る外道、コイやニゴイなどに襲われる可能性も高いです。

確かに寒く大変な時期かもしれませんが、
光る光沢のある寒鮒を見たら、疲れなんて吹っ飛んでしまいますよ。

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水産学

コメント

  1. 森 秀隆 より:

    寒鮒の生き物、熊本にいますか!刺身食べたい!

    • あおいふな siancarp より:

      コメントありがとうございます。
      「寒鮒」とは、冬の時期のフナを表す釣りの言葉です。
      熊本にもフナはいますので、今の時期にフナを釣り上げればそれは寒鮒ですよ。

      この時期は餌をあまり食べず、泥臭くなく美味しいですよね。
      刺身もいいとは思いますが、寄生虫のリスクがありますので、食べる際にはなるべく火を通した方がいいかもしれませんね。