【フナのいる水族館】東山動植物園 世界のメダカ館

水族館
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メダカメインの水族館

今回は愛知県名古屋市にある東山動物園にあるメダカ館について解説していきます。
ここはメダカだけの水族館だと思っていましたが、フナの展示もおりました、一緒に見ていきましょう。
イケメンゴリラが最近話題になっている動物園の施設にはメダカがメインの水族館があります。
メダカしかいない水族館だと思って見向きもしていませんでした。
職場の人にここのフナの写真を見せてもらったので、次の休みには東山動物園へ行っておりました。

日本淡水魚の展示

水族館としての規模は小さく、30分もあれば全て回れてしまう程度かもしれませんが、メダカの展示種類、水槽数は世界一と言っても違和感のない水族館です。

さらにここには日本に生息する淡水魚の展示も多いのも特徴的ですね。

以前はメダカの展示だけのような話を伺っていました。
館内には全体的に日本淡水魚の展示が増えており、スロープのなか一つ一つの水槽に個性豊かな淡水魚が泳いでおり見ていて飽きません。

フナのいる水槽

フナのいた水槽

水族館の一番下にあるコーナーでは日本の里川を再現した水槽が存在します。
上流からはこんこんと水が流れ、水草が一面を覆うような水槽の中にはハヤやハゼが泳いでいます。

フナがいる水槽はさらに下流、最下層のエリア。上のエリアと比較しても水草などは生えておらずに流木のみのシンプルな見た目の水槽となっています。

それなりの大きさのフナのいる水槽に水草なんか生えてたら食害するか苔むしる結果しか想像できないからこれが妥当なのでしょうか、

底砂は暗めの砂利と小石が少々とフナが落ち着きやすい配色で非常にいいですね。

隠れ家としての流木の採用は悪くないですが密度が多い気がしますが、この流木の中でフナたちがじっとしているので、絶好の隠れ場として重宝しているのでしょう。

展示しているフナ

ここの水槽にはギンブナが展示されています。
フナのサイズは中型で、体高はやや低めですね。

西日本の水族館でのギンブナ表記はオオキンブナを想定しがちですが、外見からして結構スマートな見た目をしているんですよね、ここの個体も一概に言えないかもしれません。

健康状態は悪く無いですね。こんなに流木がある水槽での飼育なら、大抵の場合は突拍子ない突進で流木で接触して怪我してしまう個体もいんでしょうが、それも見当たらない。管理が行き届いているのでしょう。

混泳魚はニゴイとカワムツ。比較的体長は同じくらいですし、相性がいいですね。

基本的には水底で群れをなした状態でじっとしており、稀に群れの一部が少し移動したりする程度となっています。

撮影を行う場合の注意点

なお、水槽奥に行くにつれてガラスが湾曲しているので、そここで撮影してしまうと露骨に画質が低下してしまう。撮影するなら幅の広い前面からの撮影がおすすめですね。

水槽ないの明るさはまずまずと言ったところでしょうか、メタハラランプが2灯で照らしているが、水槽壁面の擬岩や底砂が暗い色味をしていることもあり、水槽撮影は難しい印象を受けますね。

展示個体:ギンブナ?(オオキンブナかもしれない)
混泳個体:ニゴイ、モツゴ、カワムツ

オオサンショウウオの水槽

ちゃんとした水槽展示ではありませんが、フナを見かけましたので、ここに載せておきます。

コーナーは自然動物感の外にあるオオサンショウウオ水槽です。
この水槽にはフナの他に金魚とカワムツが泳いでおりました。

まぁ、餌として入れられているのでしょうね。

見た目からしても種類が特定できませんでした。体高がそこそこありますのでギンブナ、もしくは金魚の褪色個体の可能性があげられますね。

他のフナの展示

庄内川の生きもの

川が育む生命。

メダカがメインではあるが、河川や田んぼの展示にはフナが採用しているようであり、館内では2箇所に見られました。

川は山から染み出る一滴を源にして、幾つもの支流を集めながら大きな流れとなり、海に注いでいます。

一つ目は庄内川の展示にギンブナの写真が載っています。

河川の中流域に生息しているという説明文の中の解説で使用されています。中流域の魚の代表として採用されているのは嬉しいですね。

ただ、この説明文的にはこの先にある淡水魚水槽に対する案内板になっています。そのコーナーにはフナはいないんですけど、そこは小一時間問い詰めたいですね。

メダカがくらす環境

メダカがくらす環境には、ほかにもさまざまな生き物が暮らしています。

メダカが生息している環境を説明しているパネルにフナの絵が入っておりました。

メダカ基準の絵になっているため、フナが異様に大きいですね。全身が入っていないです。
側から見たらフナが捕食者に見えてしまうのでは無いでしょうか。一概には否定できませんが。

訪問記

ゴリラの飼育舎。どれがゴリラなのかもよくわかりません。

今回はフナがここに展示しているという話を職場の人から来て、すぐに訪れてみました。
結果的にフナを見られたのはよかったですが、それ以外の計画を何も考えていなかったので、東山動植物園を観光できませんでしたね。
とりあえず、噂のゴリラだけは見ましたが、どのゴリラがイケメンなのか、正直わからず。
フナだったら見分けは簡単ですが、これは個人の感性なので、なんとも言えませんね。

水族館情報

TEL:052-782-2111
住所;愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
URL:http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/index_pc.php
開館時間:9時〜16時50分(入園は閉館の20分前)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月1日
入館料:大人500円、中学生以下無料
交通:地下鉄東山公園駅から徒歩約3分(または星ヶ丘駅から徒歩7分)。車の場合は東名道名古屋ICから約15分
駐車場:あり

展示個体:ギンブナ?

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