今回は私が大型水槽でフナを飼育していた際に使用していたメインフィルターとして濾過装置の良し悪しを語っていきます。
なお、今回は10cm以上のフナの飼育を想定して60cm〜120cm水槽のものを紹介します。
これにより飼育時の濾過装置に関する参考にしていただければ幸いです。
フナ飼育で求められる濾過性能とは
フナは小さい魚というイメージが強いと思いますが、キンブナを除けば体長は軽く20cmを超える魚でもあります。
また、食性として食い溜めができずに1日に複数回エサを与える必要もあり、当然エサを食べる量も少なくないです。
基本的には複数匹で飼育することが多いので、それ相応に水を汚しますね。
その為、濾過能力の高い濾過装置は必要不可欠なんですね。
上部濾過
生体飼育を行う上では非常に効果を発揮しやすい濾過装置ですね。
60cm~120cmの水槽の場合なら取り扱いも多く、選択肢が多いのはいいですね。
水槽の上部設置するということで、濾過装置の管理をする為のアクセスしやすいのはおすすめです。
また、物理濾過と生物濾過などを駆使でき、濾過性能も悪くないですね。
水槽の上部を覆うので、これを利用すれば水槽上部の蓋&重しの代わりになりますので、飛び跳ねる日本淡水魚に対しては相性が良さげです。
また、濾過した水を戻すために上から流す仕様により、曝気を行い、水中に酸素を供給する事ができます。
その反面、音が出てしてしまいますので、気になる人は気になるかもしれませんね。
私は水槽付近で寝ていたので、夜は濾過装置の音が気になって眠れなくなってしまうことも多かったですね。
上部濾過装置のデメリットとしてはの水槽の上部に置くことにより、水槽全体の見た目に欠けてしまう事でしょうか。
照明を置くスペースが減ってしまう為、水草を育てるのにも向かないことですかね。
まぁ、フナを飼育する場合は水草を使用することも、そこまで多くないので、きにしなくてもいいとおもいます。
また、パイプが多くなってしまうので、鑑賞目的や水草目的なアクアリストはあまり不向きです。
そんなデメリットがありますが、基本的にはフナ飼育する場合には非常にお勧めの濾過装置になります。
外部濾過
フィルターが水槽の外にセットするタイプの濾過装置です。
通常の場合は水槽を台の上に置いて使用するので、台の中に収納するスタイルが一般的ですね。
それにより水槽全体のレイアウトがすっきりとした感じになります。
生体を扱う場合、通常の規格のものだと濾過能力の不足が一面が目立ちますね、この外部濾過を使用する場合にはなるべく濾過性能が高いものを使用しましょう。
私は外部濾過の濾過性能が足らないので、同じものを2つ購入して使用していました。
メンテナンスとしてはOリングの劣化になどにより深刻な水漏れを起こすことがあります。
Oリングなどの消耗品はあらかじめストックしておいた方がよいですね。
私は外部濾過を使用していましたが、濾過装置の掃除を行い再度起動する際に水漏れをしないか毎回ひやひやしていました。
また、中古の外部濾過装置を購入し使用したところ、水漏れを起こして部屋中水浸しになったことがあるので、あまりいい思い出がないですね。
メンテナンスは特に気をつけましょう。
まとめ
ということで、今回は2種類の濾過装置について紹介してきました。
どちらも一長一短なので、実際には私は上部濾過と外部濾過を併用して使用おり日中はパワーのある上部フィルターで濾過+曝気を行い、夜間には外部濾過は音の静かなサブフィルターとして用いています。
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