
今回は水槽管理について解説していきます。
水槽の状態を管理することは魚にとっても鑑賞にとっても大事です。
ぜひ、この機会に見つめ直してみましょう。
水換え
水換えを行う理由

まず、水換えを行う理由ですが、シンプルに水質の悪化を防ぐためです。
濁ってしまった水をリセットしてクリアな視界を保つこと
悪化してしまった水質をリセットして魚の健康状態を保つこと
基本的に悪化してしまった水は限られた水槽環境ではいずれ限界がきます。
濾過フィルターが濾すことができるゴミの量には当然限界はありますし、
バクテリアがアンモニアを硝酸塩まで分解してくれることができても硝酸塩は水槽に蓄積されます。
魚が健康状態を維持するためにも行いましょう。
水換えはどれだけ行う?
全て変えてしまうと水中にいたバクテリアがなくなってしまう可能性があります。
また、急な水質の変化や水温の変化によって魚にショックを与えてしまうので、お勧めしません。
基本的には1/3〜半分程度でいいでしょう。
フナの場合は割と強いので水槽の水量の2/3を変えても全く影響が出なかったりします。

水換え時は足し水するときの水温は気をつけましょう。
なるべく±5℃の温度の水を入れるようにしてください。
あった方がいい水換え用品

まずはバケツです。水を水槽から移すために必要です。
次にホースです。市販で水換えをするホースがありますのでこれを採用するといいでしょう。

フィルター掃除
次にフィルター掃除です。
濾過装置の濾過材には時間が経つと糞や食べかすなどのゴミが溜まっていきます。
フィルターにゴミが溜まりすぎてしまうと目詰まりを起こしてしまい、濾過機能の低下することんも考えられます。
そうならないように定期的にフィルターも掃除していきましょう。
フィルターは真水で洗っていいのか問題


せんせー、フィルターは水道水で洗ってもいいんですか?

いい質問ですね。
よく、フィルターは真水で洗ってはいけないと言われています。
それは、フィルター内に発生したバクテリアが真水によって洗い流されてしまうからと言われています。
その為、濾過材は水道水ではなく水槽内の水で洗うと良い、またはゴミだけ取り除き洗わないという意見もあります。
しかし、水槽内にもある程度バクテリアは繁殖していますし、そこまでデリケートに考えなくてもいいと思います。
少なくとも飼育水や水槽、フィルター全てをリセットしてしまった場合はバクテリアを投入した方がいいと思いますね。
また、水換えをした日には水質の変化で魚がストレスを感じていることもありますので、餌やりは控えたりはした方がいいですね。
水換えをした日にフナへエサをあげた場合は、食べてくれずにゴミになるだけです。
コケとり

苔はフナには直接影響が出ませんが、繁殖しすぎると鑑賞に影響が出てきます。
ある程度苔が生えていた方が自然らしさもあると言いますが・・・やっぱり綺麗な水槽が一番ですよね。
あった方がいい苔とり用品
スクレーパー
水槽の表面の苔を剥がせるやつ。あると便利です.
金属製のものが性能はいいですが、切れ味が良いので、取り扱いには気をつけましょう。
子供がいる家庭にはプラスティック製のものがお勧めです。

水槽の外からこけとりできるやつ
磁石の力で水槽の中と外でくっついていて、水槽の外から苔掃除が行えるもの。
一見すると便利ですが、力加減を間違えると水槽内についていた苔掃除が外れてしまい結局水中に手を入れる羽目になります。
また、砂を使用している場合、こけとりの部分に砂が噛んだ状態で使用してしまうと水槽表面に傷がついてしまうので、気をつけましょう。

まとめ
以上で、水槽管理について解説していきました。

フナは他の川魚と比べて水質悪化に強く、手間のかかりにくい魚にはなりますが、
最低限、定期的な飼育管理はしてあげましょう。

はーい!
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