【鑑賞編】飼育と照明の関係性

飼育室
先生
先生

今回はフナと照明の関係について解説していきます、
どんな照明器具を使ってフナを飼育するのがベストか一緒に見ていきましょう。

女の子
女の子

はーい

水槽ライトについて

ライトは水槽内は明るく照らして魚の姿や色彩をより美しく演出するためのライティングシステムです。

水槽の上に乗せるタイプ以外にもスタンドタイプや吊り下げるタイプなども販売されているので、自分の飼育スタイルに合わせて使用しましょう。

ちなみに点灯時間は8〜12時間を目安として夜間は必ず消灯させて魚を眠らせてあげましょう。

それでは、実際に販売されているライトのタイプについて解説していきます。

蛍光灯

特徴

まずは水槽のライトの種類の解説です。複数存在しており、蛍光灯タイプとLEDタイプがあります。

蛍光灯タイプは昔から存在する照明になります。
基本的には機材に蛍光灯をセットして水槽の上部にそのままおく形になります。

基本的には蛍光灯の規格は家庭の照明と同じなので、45cm、60cm、90cmの3種類が一般的ですね。
それ以上のサイズの場合は、上記の組み合わせになっていますね。

現在はLEDタイプが主流になりつつありますので、照明器具も蛍光灯自体も数をへらしつつあります。

照明器具の流用の目安

45cmの蛍光灯  15wタイプ
60cmの蛍光灯  20wタイプ
90cmの蛍光灯  30wタイプ

メリット:安価

利点としては安価で、大体のペットショップで入手できる点でしょうか。
蛍光灯の寿命はそこまで長くないものの、一般的な蛍光灯でも代用できるので入手手段が容易なのもいい点でした。

観賞魚店にはさまざまな色味の蛍光灯はありましたので、自分の飼育環境に合わせて蛍光灯を購入するのもアクアリストの楽しみであるといえますね。

デメリット:熱をもつ

欠点としては明るさの調節や色味の調整ができないことでしょうか、
複数本用意して点灯本数を調整して明るさや色を調整することが多かったですね。

真夏に使用すると水槽内に熱がこもってしまい水温が上がるリスクもあります。
この場合は水槽とライトの間を嵩上げすることで、空気の通り道が生まれて熱が放出されやすくなりますね。

また、蛍光灯は高温なので、使用中に素手で触ると火傷することもあります。
照明の電源を落とた直後もまだ熱いので冷えるまで少し待ちましょう。

先生
先生

以前、私も蛍光灯の交換をするときに素手で触って軽く火傷しました。

男の子
男の子

大人がこれじゃ世話ねぇな

フナ飼育の場合

フナを飼育ではそこまで照明の必要性はありませんので、基本的には水草がなければ1灯式で十分です。
色味などを調整したい場合は2灯式を採用し、違う色の蛍光灯を使用するのがおすすめですね。

またはフナは水槽の飛び出しをしてしまうことが多いです。

通常の水槽の蓋だと簡単に突き破られてしますので、蓋の他に重しが必要になります。
そんな場合蛍光灯タイプは照明器具自体が大きいですし、水槽に直に置くことで重しとしても重宝していましたね。

女の子
女の子

普通なら大きいのはデメリットなんですけどね。

LEDタイプ

LEDは現在主流の照明器具です。こちらは基盤に光源が付いており、そこが点灯します。

メリット:長寿命、低消費電力

LED基盤なので、消費電力が非常に低いのが利点です。
これにより電気代が安くなります。

また、蛍光灯よりも圧倒的に寿命が長く、100000時間の寿命がある照明器具もザラです。
ランニングコストを考えるとLEDタイプの方がお買い得になりますね。

先生
先生

「LED 使い切るまで ない寿命」
というLED電球の長寿命を皮肉るシルバー川柳もありましたね

男の子
男の子

先生も使い切れそうにないですね。

メリット:コンパクトで見た目がいい

LEDタイプと比較して、蛍光灯が必要ない分、照明器具がコンパクトに仕上がっています。

蛍光灯タイプは黒くて大きかったですが、LEDはスマートな見た目なものも非常に増えていますね。
水槽をインテリアとして楽しむにはこれもいいですね。

メリット:光量、色調調整が可能

これは器具にもよりますが、光量や色味の調整をすることが可能な機器も存在します。

水草飼育を行う場合は光量を強く、魚飼育をする場合には光量を控えめになど、
飼育するスタイルにに合わせて使用できるのはいいですね。

デメリット:初期コストがかかる

欠点としては価格が高めなことですね。
それでも、蛍光灯と比べて交換コストがかからないので、ランニングコストがかからないのはいいですね。

また、流通量が増えているので、販売価格がこなれてきています。

フナ飼育の場合

フナを飼育する場合、LEDは明るすぎる印象を受けます。
光量調整ができる場合は控えめに調整しましょう。

また、水槽の蓋をの上に設置しない場合には飛び出しを防ぐために別で重しを置く必要があります。
水槽の上にものを置くことで光が遮られてしまいますので、水の入ったペットボトルなどを使用すると光が透過されずに使用できるので、オススメです。

先生
先生

明るすぎるのも魚にストレスを与えてしまいますからね。

スマート家電化を活用

近年はスマート家電が流行っています。
飼育にもこちらを活用するならば「LED電球」を使用しましょう。

光量や調色ができるLED電球があれば、
日中は昼白色、夕方は電球色、夜はネオンカラーと楽しむこともできますね。

また、Amazon Echoなども活用すれば、自動で時間によって照明のオンオフをすることもできます。
電球はIKEA電球が安価でおすすめです。

まとめ

ということで、今回は照明器具について解説してきました。
現在はLEDタイプが主流なので、自分の飼育するスタイルに合わせて活用するといいでしょう。

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