【フナ飼育】濾過装置(フィルター)まとめ

飼育室
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今回は飼育における濾過装置(フィルター)を解説していきます。

水を濾過するための装置であり、飼育の中では特に欠かせない器具の一つですね。
濾過方法は生物濾過と物理濾過があり、大抵の濾過装置は両方を兼ねているタイプが多いです。

濾過装置(フィルター)とは

濾過装置とは、水をきれいにするフィルターのことです。
フィルターに使用する濾過材はゴミを濾し取るだけでなく、有害物質を無害化する働きをするバクテリアの住処にもなります。

濾過材はフィルターにセットそて使用しますが、

初心者にはじめから濾過材がセットされている商品がオススメですね。
もちろん自分好みに変更してもOKです。

濾過装置の種類

ここでは濾過装置の種類について解説していきます。
一口にフィルターと言っても外部式、上部式、内部式、投げ込み式などの様々な様式があります。

あなたが飼育を行なっていくにあたり一番いいスタイルを見つけていただければ幸いです。

上部式濾過装置

上部式の特徴

メリット :濾過性能が比較的高い
デメリット:水槽上部を覆ってしまう

中型水槽向けの濾過装置で水槽の上部(後ろ側)において使用します。
比較的濾過面積が広く、生物濾過が安定しだすと濾過能力が高いのが特徴です。

60レギュラー水槽に対して最もよく流通して価格が安定している濾過装置になりますね。
水槽上部を使用するため、光量不足に陥りやすいため、別途照明が必要になります。
大型水槽の使用の際は濾過装置の重量自体が非常に重くなりますので注意が必要です。

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底面式濾過装置

学祭で見かけた水槽
底面式の特徴

メリット :生物濾過の性能が高い。
デメリット:メンテナンスが大変。物理濾過は苦手。

水槽の底に設置し、その上に砂利を敷いて使用する濾過装置。底砂は厚めに敷いて使用します。
底砂自体が濾材となるため、濾過面積はトップクラスである。

生物濾過であり安定するのに3ヶ月前後かかるが、バクテリアが繁殖すると長期間掃除不要なほど安定した環境が出来上がります。

底砂の粒が細かい場合は上にウールを敷いて使用する。(掃除に手間がかかるため、あまりオススメできない)
上部式や外部式と連結して使用する方法もあります。

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外掛け式濾過装置

水族館でも小さい水槽ではしようしていますね。
外掛け式の特徴

メリット :メンテナンスが容易で手軽。
デメリット:生物濾過が弱い。

小型水槽向けの濾過装置。水槽の縁にかけて使用するアクアリストが最も多く使用している濾過装置ですね。

安価な上に設置方法や掃除が容易であり、初心者にもヘビーユーザーにも愛用されていますね。
濾過能力は高いが濾過面積が小さいため、なかなか水質が安定しない。頻繁な掃除も必要だったりする。
一部を除いて、セット時には呼び水(濾過装置内に満タンに水を入れておくこと)する必要がありますね。

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ポンプ式濾過装置

流れのある水槽にはおすすめ
ポンプ式に特徴

メリット :コンパクトで手軽。水流を作れる。
デメリット:濾過性能は低め。

水槽内に設置して使用する濾過装置です。
濾過面積が小さいため、水草水槽以外ではサブフィルターとしての使用が多いかもしれない。

大型水槽の場合はフィルターよりもディフューザーとして使用されることが多く、水流を起こすために使用するパターンが多いです。
エアーポンプと連結して水中内に酸素を送り出すこともできます。

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投げ込み式濾過装置

投げ込み式の特徴

メリット :手軽。物理濾過が高い。
デメリット:水中にフィルターが存在し景観面が気になる。

水槽内に設置してエアレーションと連動し使用する。自動的に酸素補給もできます。
非常に手軽に使用できるため、小型水槽やトリートメントタンクでのメインフィルターとしての重宝されます。

サブフィルターとして使用されることが多く、ゴミ取り用として大型水槽でも使用されるほど。
ただ、レイアウト重視の水槽では、いかに濾過装置を隠すことが重要になります。

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外部式濾過装置

配管がなくてすっきりしています。
外部式の特徴

メリット :水槽内の配管がなくすっきりしている
デメリット:価格が高い。配管がやや複雑。

大型水槽向けの濾過装置。水槽の外に使用します。
カスタム製が高く、目的に合わせてさまざまな工夫ができる反面、他の濾過装置よりも構造が複雑なので、初心者にはとっつきにくいです。
水槽の外(主に水槽の下にある水槽台)の中に収納されるため、非常にイすっきりとした印象である。

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オーバーフロー式濾過装置

大きい水槽は大抵これ。
オーバーフロー式の特徴

メリット :濾過性能が一番高い。
デメリット:水槽と濾過装置セットなので価格が高い。

特大水槽(150cm~)での使用が多い濾過装置で、水槽の下に濾過装置があります。
濾過能力は今までの中で一番高く、十分すぎるほど。
水槽とセットになりますので、導入には非常に高額になります。

まとめ

ということは濾過装置について解説していきました。

基本的なフナ飼育においては上部濾過、外部濾過を使用することが多いと思いますね。
みなさんはどんな濾過装置が好きですか?

おすすめな濾過装置についても解説していますので、よければそちらもご覧ください。

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