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今回は底砂である大磯砂について解説していきます。
フナと相性のいい砂なので、是非とも参考にしてくださいね。
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はーい
大磯砂について
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大磯砂は大磯海岸で採取した砂という意味で海産の砂になります。
現在は大磯海岸での採取はできないため、東南アジアから採取を行っています。
別名は「フィリピン砂」、「黒光砂」とも呼ばれることがあります。
大抵の場合は貝殻が混入していることもあり、殻のカルシウム分が水に溶け出しますので水質はPHが弱アルカリ性〜中性に傾くことがあるでしょう。
古くから使用されている砂利ですが、現在はソイルが主流になりつつあるので、以前よりは見る機会が少なくなっていると感じますね。
・入手が簡単
・使用年数が半永久的
・水質管理が楽
入手が簡単
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せんせー、大磯砂の入手は難しいんですか?
みる機会が少なくなっているとは言いましたが、流通していないというわけではありません。
水槽用の砂利という立ち位置は大磯砂という印象が強いのは相変わらずです。
容量に対して価格は安価ですし、金魚などを飼育する場合は最初の砂として使うことが多いですね。
実際にホームセンターや観賞魚店に行くと必ずと言っていいほど大磯砂は取り扱いがあります。
大体の場合は5kg〜10kgが置いてありますので、自分の水槽の大きさに合わせて購入してください。
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使い方
![](https://hunassius.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_7275-1024x768.jpeg)
販売している大磯砂はアクが残っており、このまま水槽に入れてしまうと水が濁ってしまいます。
使用する前には必ず砂利を水洗いをしてください。
水槽に入れる前にタライなどに移して米を研ぐように水洗いをしましょう。
何度か水を洗いを行うことで、濁りが取れてきます。そうして初めて水槽に移しましょう。
フナと大磯砂の相性
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大磯砂利は「いかにもな砂利」という見た目をしています。
無難な見た目であり、アクアリストからは選ばれにくくなっている印象を受けますね。
しかし、フナとの相性は悪くありません。
無難な見た目の魚と無難な砂利は相性がいいんですね。
また、大磯砂は暗めの色をしているので、飼育している環境が暗くなりやすく魚が落ち着きやすいように感じます。
フナの体色も自然と暗めの色味になりますので、ナガブナやギンブナのような独特な褐色が出る個体との相性は良いですね。
ゲンゴロウブナも体色が鮮やかに出やすくなります。
水質が管理が楽
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さらにいうとですね、
大磯砂は水質をアルカリ性に傾ける特徴があります。
水質に敏感な魚にとってはデメリットになりえますが、フナの場合はさほど問題ありません。
むしろ水を汚しやすい魚なので、硝酸塩がたまりPHが酸性に偏りやすいので、うまいこと中和してくれる場合が多いですね。
それにかまけてPHショックをさせないように注意は必要ですけどね。
大磯砂を使用した時のフナの体色の目安
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照明によっても色味は若干異なってきますが基本的にはフナらしい本来に近い体色になります。
黄色を強調させたいキンブナ系統(キンブナ、オオキンブナ)以外ならこの砂利を使用してもさほど問題ないかと思います。
まとめ
ということで、今回は大磯砂について解説してきました。
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なお、大磯砂は小粒、中粒、大粒の3種類がありますが、
フナを飼育する場合は中粒を使用すれば問題ありません。
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