ギンブナのすべて:その魅力と生態を徹底解説!|まとめ記事

雑記・まとめ記事

どうも、あおいふなです。今日は「ギンブナ」という魚について、まとめ記事をお送りいたします。

ギンブナは、よく釣りや観察で見かける魚ですが、実はとてもユニークな特徴を持っています。
この記事では、ギンブナの特徴や生態について、わかりやすく説明していきます。

魚に興味がある人も、初めて聞いたという人も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

特徴

背鰭15~17分岐軟条、鰓把数40~70程度、全長25cm程

日本から朝鮮半島、中国にかけて分布する。多くは雌のみで生殖することで知られている。

無性生殖の一種である、雌性生殖でクローン増殖していきます。
尾柄部に現れる稚魚斑は、体長3cm前後まで、他のフナ類に比べて非常に顕著であることが多い。

これが小型個体の場合良い区別点となっている。

性比と単為生殖

ギンブナの特徴として性比の偏りがあります。オスがほとんどいないんですね。
メスだけしかいないですが、繁殖方法が特殊で、他のコイ科魚類の刺激をうけて繁殖する単為生殖を行います。

分類の難易度が高い・・・

フナの見分け方として特に難しいので、見間違えないように気をつけていきましょう。

ギンブナのオス個体として勘違いされることもありますし、
水族館ではギンブナ展示かと思ったらオオキンブナだったという例もありますね。

学名

Carassius auratus langsdorfii Temminck et Schlegel, 1846

体色が銀褐色になっていることが多い為、「ギンブナ(銀鮒)」という標準和名がついています。

そんなギンブナの種小名は「auratus longsdorfi」となっており、これ人名の”Langsdorff”という学者に由来しています。

複数ある学名?

そんなギンブナですが、複数の学名が存在しています。

異名としては亜種名がそのまま使用された「langsdorfii langsdorfii」が挙げられます。
また、中国大陸に生息するギベリオブナの種小名である「giberio langsdorfii」とされた文献を散見されます。

これは学者によって命名の仕方が曖昧だからなのが原因ですね。フナ類は特に同定作業も困難ですからこればかしは仕方ないですね

飼育

難易度は意外と高め、複数匹を水槽に入れて群れを作らないと露骨に水槽環境に慣れない。

また、刺激には非常に敏感で、振動や照明などにすぐに反応して暴れるので、注意が必要である。

その反面一度慣れてしまうと、かなり安定する。生理的にはタフな一面もあるので、
水質や環境の変化に強く非常に丈夫な姿を見ることができるだろう。

基本的には群れを作りやすい個体であり、フナであれば水系や種類などが異なる個体でも違和感無く群泳することができるのはすごい点である。

水族館

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生息域が広いこともあり、フナのいる水族館にはほとんど展示されています。
系統分類学によって、水域によって系統が違うことが判明しており、近年ではそれも踏まえて水系の固有種として解説している水族館もある。

環境学

国内外来種・国外外来種

琉球列島には在来種以外に中国、台湾、日本本土から導入されたフナ属の1種がいることが遺伝的研究によりわかってきた。

近年、琉球列島に生息する在来種が外来種に生息地を追われている。
しかし、外部形態で分類できない為、非常に危機迫る問題の一つである。

まとめ

ギンブナについてのまとめ記事を作成していきました。
この魚は、私たちが普段は気づかないような面白い特徴を持っているんです。

自然の中で生きる生物たちは、みんな独自の生き方や工夫を持っています。
今回のギンブナの話を通して、自然や生き物についてもっと知りたくなってくれたら嬉しいです。

これからも、たくさんの生き物たちの魅力を発見していきましょう

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