今回はナイルアロワナを展示している水族館を解説します。
一般家庭では置ける水槽設備には限界があります。
展示のプロである水族館においての設備や飼育方法を参考にしていきましょう。
あきついお

まずは高知県にある淡水水族館のあきついおです。
ここの水族館では奥にある世界のサカナのコーナーに展示されていました。
腹部が膨れているのは栄養状態が非常によいのでしょう。
かなり痩せやすい種類にはなりますが、ここまでしっかりとエサやりを行えているというのは非常に管理が上手く行き届いているのでしょう。


水槽材質:FPR素材
濾過方式:オーバーフロー式
底砂:砂利
展示個体:成魚(体長40〜50cm)
比較的大きな水槽で飼育を行えているおかげか、体の変形や外傷が全くなく健康そのものでした。
体長は50cmを超えており、成魚の立派な外見をしていますね。
ある程度の大きさまで成長していることもあり、底砂にはそれなりの粒の大きさの砂利が採用されています。
砂利の色もそこまで濃くないですし、水槽の背景も明るい青色なので、展示個体の色も明るい色味になっていますね。
蓼科水族館



次に紹介するのは蓼科アミューズメント水族館です。
ここでは、熱帯魚のコーナーにヘテロティスの展示がありました。
この個体は未成魚でまだ若々しい見た目をしています。
シルバーアロワナというよりはアジアアロワナに近い体型ですね・・・分かりずらいかな。
アロワナというよりはコイに近い感じがしますね。・・・分かりづらいかな。


展示個体:未成魚(体長15cm程度)
水槽の素材:アクリル水槽
濾過方式:オーバーフロー方式
底砂:砂
混泳魚:エンツュイ、セルフィンプレコ
底砂が白い色味なので、ナイルアロワナ自身の体色が明るい色味をしていますね。
私が飼育していた個体は体色が黒っぽかったので、こうしてみると新鮮な感じがしますね。
オーバーフロー方式の水槽ですが、珍しく4方向全ての方向から魚を覗ける水槽になっています。
そのせいか水槽の真ん中に筒があるのが気になりますね。これがおしゃれといえばそれ済みますが。
混泳魚がこの水槽にいますが、エンツユイとセルフィンプレコですね。

コイ目サッカー科に属する魚類の一種。和名はヌメリゴイ。
サッカー科では唯一アジアに生息している種で、生息地は中国の長江などに限られる。現在は1属1種だが、他に同属の化石種が知られている。
以前、東京タワー水族館にいたナイルアロワナも混泳魚にパーカーホやエンツユイがいました。
攻撃的なナイルアロワナからしたら食性が近いエンツユイは相性が良いのでしょうか。
その他、過去に展示していた水族館
東京タワー水族館

観賞魚を中心に飼育展示をしていた水族館。
大型淡水魚の仲間と共に飼育展示していた記録がありました。
現在は水族館が閉館してしまい、みることができません。
サンシャイン水族館
池袋のサンシャインにある水族館。
一時的に熱帯魚のコーナーにヘテロティスの展示していた記録がありました。
新江ノ島水族館

江ノ島にある水族館。
常時展示ではありませんが、イベントで展示を行なっていた記録がありました、
まとめ
と言うことで、水族館で展示しているナイルアロワナについて解説してきました。
水族館の傾向としては学術的な水族館が多いですね、そして、どれも淡水魚専門の水族館なのが特徴的です。
展示している水族館は数が多くないですが、それでも丁寧な展示を行なっており健康状態が良かったですね。
追伸
川崎水族館にもナイルアロワナが飼育されているそうです。
情報提供をしてくれたハ・マンチーさんありがとうございました。
取材に行ったらまた記事を加筆します。
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