今回はパーカーホを展示している水族館について解説していきます。
非常に大きく成長する魚ですから水族館でも稀に見ることができます。
大きな姿や幼魚の可愛らしい姿など様々です。ぜひ実物を見に行ってみてはいかがでしょうか。
展示している水族館
鳥羽水族館




まず紹介するのは三重県鳥羽水族館のパーカーホです。
この水槽はアフリカマナティーの大水槽にいますが、まず、この水槽がすごく大きい。
日本でパーカーホを飼育している水槽の中では圧倒的な大きさです。
パーカーホは体長1mを裕に超えているのに、この大きい水槽の中では脇役に徹しているほどである。
水槽の中は大きな岩があるくらいで非常にシンプルとなっています。
むしろ展示個体を主体と置いている観点からすれば非常に魅力的に感じますね。
水槽の大きさが特に大きいこともあり、今後の成長の伸び代が楽しみですね。
混泳魚:アフリカマナティー、パールン、ブルーフィンカープバルブ、スッポンモドキ
水族館解説はこちらもご覧ください。
蓼科アミューズメントパーク




次に紹介するのは蓼科アミューズメント水族館です。
ここも熱帯魚や淡水魚のメインな水族館であり、洞窟エリアにてパーカーホが展示されていました。
壁面はグレーのコンクリートでシンプルなベアタンク水槽であり、メンテナンスがしやすそうな印象を受けます。
飼育個体としては体長20cm程度の未成魚でしょうか、今後の成長が期待される個体ばかりです。
混泳魚はキクラ・オセラリス。南米に生息するスズキの仲間ですね。
特に両方の個体とも目立った傷などないので調和の取れていることがわかりますね。
今後、パーカーホが大きく成長したらどこの水槽に移るのか・・・気になりますね。
ピラルクーの泳いでいる大水槽か、カイヤンのいた水槽か。
いずれにせよこの個体たちが健康に大きく育ってくれることを祈っています。
混泳魚:キクラ・オセラリス
アクア・トトぎふ




次に紹介するのは日本最大級の淡水水族館である「アクアトト・ぎふ」です。
淡水水族館だったらここを外せませんね。
ここはメコン川という館内でも一二を争う大型水槽内に展示されています。
水槽の大きさだけなら鳥羽水族館には劣りますが、飼育個体はこちらの方が大きく迫力があります。
飼育密度や雰囲気などは凝っているので、自然らしさや環境の再現性などはこちらの方展示の方がが上ですね。
ここの水槽では主役がメコンオオナマズであり、ここでも脇役に徹しているのが少々残念ですね。
こちらは専用の記事で詳しく書いていますので、よろしければそちらをご覧ください。
混泳魚:メコンオオナマズ、ブルーフィンカープバルブ、ピンクテールカラシンなど
展示していた水族館
横浜八景島シーパラダイス




次に紹介するのは神奈川県にある「横浜八景島シーパラダイス」です。
当時は人気テレビ番組の「イッテQ!」とコラボした「イッテQ!水族館」という企画展が開催されておりまして、
そのコーナーの一角にパーカーホがいました。
全長2m近くの巨大水槽にパーカーホが単独で飼育されており迫力が満点・・・
と言いたいのですが、肝心の展示個体はずっと後を向いていました。
あまり人慣れしていない個体だったのでしょうね。
腹部もへっこんでいましたし、環境に慣れておらずにエサを食べず、痩せてしまったのではないかと推測されます。
これは企画展だったので、残念ながら現在は展示されていません。
東京タワー水族館



次に紹介するのは東京タワー水族館です。こちらも現在は閉園してしまいました。
熱帯魚の展示に力を入れている水族館であり、熱帯魚飼育をしている私には非常に刺さる展示をしている水族館でした。
パーカーホもそれなりの大きさの水槽で飼育展示を行なっていました。
個人規模で終身飼育を行うなら最低限これくらいの設備は必要なんだなと感じさせられます。
詳しい内容は専門の記事を作成していますので、そちらをご覧ください。
まとめ
ということで、今回はパーカーホの展示している水族館について解説していきました。
このほかにもパーカーホを飼育している水族館があったらコメント欄などで教えてくれると助かります。
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