今回はナイルアロワナに近縁な魚類としてアロワナ科魚類を紹介していきます。
ナイルアロワナよりも人気なこの魚について一緒に詳しくみて行きましょう。
概要
代表的な魚としてアジアアロワナですね。
アジアアロワナは、淡水域に生息する魚のうちでも大型に成長する種類のものが多く知られている古代魚です。
食性は主に肉食ですが、飼育環境下での性質は穏やかです。
また飼育方法も確立されていることから観賞魚として人気があります。
外見
小型魚を丸呑みするために下あごがせり出したような大きく開く口が特徴的で、
水面より上にいる虫にとびつき捕食することが出来ます。
体半分より後に尾に続く背鰭・尻鰭、大きく発達し斜め下方に延びた胸鰭を持ちます。
うろこは大抵の種類で大きくその一つ一つがはっきりしておりそのいずれにも濃淡や色彩の変化がある。
人との関わり
中国では「龍魚」と呼ばれ、高値で取引されます。
日本でも大型でゆっくり泳ぐ様子や独特の風貌に対する愛好者があり、
繁殖方法も確立されていることから、養殖された稚魚などがペット市場向けに流通しています。
しかし、自然環境にいるものは保護され商取引や輸出入が制限されている種類も多いですね。
また、日本の河川で確認されることもありますので飼育個体を逃したのではないでしょう。
外来種として定着する可能性があるのでしょうね。
アロワナの種類
- シルバーアロワナ
- ブラックアロワナ
- アジアアロワナ
- ノーザンバラムンディ
- スポッテッドバラムンディ
アロワナ飼育
ここからはアロワナ飼育についての方法について紹介して行きます。
入手方法
基本的には高価な魚になりますので、販売している店舗は限られてきます。
熱帯魚の中でも高額かつ大型の個体なので、
取り扱える店舗は大型の水槽がある観賞魚店でないと、魚の姿を見ることすら難しいですね。
おすすめは大型魚メインの専門店で購入しましょう。
ブリーダーによって繁殖個体がネットに流通もしてはいますが高級な魚ですからね。
可能ならば実店舗で実際に姿を見てから購入していきたいですね。
飼育環境
生後1年未満の幼魚から成長する速度は急激なものがあり、2年程度で50cmを超えます。
振動や物陰に敏感で、ゴキブリやハエ等の虫を餌だと思い込んで水槽から飛び出してしまうこともあそうなので、丈夫な蓋が必要です。
水温は28°C前後が調子が良いそうです。pHも種によって適応するものに調節する必要があります。
餌の選び方
和金の幼魚やアカヒレなどの小型魚の生餌ですが、
与え方によっては人工飼料も食べることもあります。
たまにコオロギ、ミルワームなども与えて栄養バランスを取るとよいですね。
ただ、同一の餌を与えると飽きて食べなくなりますので、
複数の餌を用意しておきましょう。
注意点 〜目が下を向く〜
アロワナは、自然界では水面に落ちてくる昆虫などを捕食しているため、
常に上方を意識しているので、他の魚との混泳や水槽底面に何かがあると下方を意識する様になり、
眼球が下を向いたままになっている個体もいますね。
まとめ
今回はアジアアロワナについて解説して行きました。
アジアアロワナの品種に「加背金龍」と言うものがあるのですが、その中には青色が美しいものもありますので、興味が沸いていた時期もありました。
まぁ、見た目の美しさ以上に価格が尋常じゃないので、普通に入手はできそうにありませんね。
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