今回は川で釣り上げたマブナや川魚の飼育方法について解説して行きます。
珍しい魚が釣れた!!
家で飼ってみたいな!
家に水槽があるので、釣った魚を入れてもいいですか?
これを読めば釣った魚の飼育方法を知ることができます。
どんな魚を持ち帰る?
飼育する魚はどんな魚を選ぶのがいいですか?
栄養状態がいい個体
まずは栄養状態のいい魚を飼育するということでしょうか。
これは痩せている魚と比べ、長期間飼育することができます。
というのも飼育環境に対してすぐに適合できるとは限りませんし、
水槽でエサを食べるとは限りません。
それにより水槽での生存確立が大きく変わります。
また、健康状態も重要でヒレや体に傷のついている個体や明らかに病気のような見た目をしている個体は避けておきましょう。
そこから病気に発展する危険がありますからね。
針を飲み込んでしまったりしたら問題外ですね。
飼育水槽に対して大きすぎる個体を避ける
かと言って大きい魚だけを水槽で飼育することはナンセンスです。
飼育水槽に対して大きすぎる魚を飼育してしまうと環境に全く適応せず、エサを食べてくれないことが多いです。
遊泳スペースがたりなくて魚がずっと暴れてしまうこともあります。
また、魚が大きすぎるとエサやフンの量が多くて濾過の速度が間に合わない・・・ということもあります。
水底でじっとしている魚以外ならば
目安として水槽の奥行きよりも大きい個体は避けておきましょう。
強いていうならば、ナマズやウナギのような待ち伏せ型の魚の場合はその限りではありませんが、
水槽はゆとりのあるサイズを用意していきましょう。
飼育に対する仕掛けは?準備は?
なるべく魚に負担をかけないようなスレ針を使う。
次に大事なのは魚に負担をかけない釣り方を行うことでしょう。
特に大事なのはスレ針を用いることでしょう。
これによって釣り上げた魚を迅速に取り込むことができ、魚への負担を減らすことができます。
カエシのついた針だと魚の針外しに手間がかかってしまいますし、時間がかかればかかるほど魚にストレスや皮膚にダメージが蓄積されてしまいます。
活かしビクを使って保管する
次に、釣り上げた後の管理にも気をつけましょう。
極力魚に対して負担の少ない環境で保管しておきましょう。
水の張ったバケツにそのまま突っ込んでおくと水中の酸素がどんどん減って行きますからね。
定期的に水換えをして新鮮な酸素がある状態にしましょう。
エアーポンプなどで酸素をおくることも大事です。
一番は生かしビクで保管しましょう。
輸送とトリートメント
魚を採集して持ち帰るまでの移動時と水槽に入れるまでの準備についてです。
飼育前の準備として大事ですので、ぜひ学んでトラブルを減らしてください。
魚を持ち帰る方法
次に現地で魚を採集し、持ち帰る場合ですがこの場合は梱包が必要になりますね。
個人的におすすめな手段としてはポリタンクを利用しての輸送を行うことになります。
これは水量が確保しやすいことと、
頑丈で置いた時に揺れを防いでくれるメリットがあるからです
ビニール袋で梱包する方法も悪くないですが、現地から家までの距離が長い場合は中の水を変えたり、死んでしまった個体を取り除いたりと管理がしやすいメリットがあります。
私は水量を確保するという点からしても魚はポリタンクでの輸送を行うことが多いですね。
採集個体の注意点
採取した魚の場合は注意しないといけない点があります。
それが「病気」や「寄生虫」です。魚の体に病原体や寄生虫を持っていることが多いです。
そのため、そのまま飼育水槽に導入してしまうとその病気や寄生虫が水槽全体に広がってしまう恐れがあります。
対策としては水槽に入れる前に一度トリートメントを行いましょう。
さまざまなやり方がありますが、シンプルに塩浴びさせるだけでも十分効果があります。
飼育前のトリートメント
家に持ち帰ってからはすぐに水槽に入れてはいけないんですか?
魚が病気を持っている可能性があるからです。
万が一病原菌を持っていた場合は水槽中に病原菌が伝染してしまい他の魚たちにも病気が感染してしまうリスクがあります。
また、移動してきてストレスがかかってきているので、一度体を休ませてあげる必要もあります。
そのためにもトリートメントをしてあげましょう。
詳しくはこちらの記事で記載していますから宜しければご覧ください
飼育のコツ
野生種を飼育する際にはいくつか気をつけたい点があります。
魚が元々いた環境と水槽環境の間に違いに差があるために飼育環境に馴致しないことがよくあります。
その際には拒食症に陥りやすく、えさを食べずに痩せてしまうことが多いです。
対策としては落ち着いた環境作りをしてあげることが重要ですね。
エサを食べないと健康状態に対して露骨に響いてきますから野生個体の飼育は養殖個体と比べると難易度が高く感じるかもしれません。
逆に餌を食べるようになったら、その水槽環境に適応してきた証拠です。
釣ったマブナの飼育難易度
エサはどれを使用するのがいいのでしょうか、これは入手手段によって異なります。
釣りで入手した場合は実際に野生環境でエサに釣れた場合は、餌に食いつく活性のある証拠です。
そのため、飼育環境に慣れればエサを食べてくれる場合も多く、難易度はそこまで高くありません。
練りエサを使用いていた場合は配合肥料にも慣れやすいです。
まとめ
ということで、今回は釣り上げた魚の飼育方法について解説して行きました。
飼育することで、魚の生態を確認できますし、水面下でどのようにエサを食べているのかも分かりますから釣りの技術向上につながるかもしれません。楽しく飼育をしてみましょうね。
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