どうも、あおいふなです。今回は私が川で見かけると興奮する生き物について紹介していきます。
普段から川を覗きながら歩いている私。
そんな私は何を目的に川を見ているのか、そして、何をみるとテンションが上がるのかを自問自答した記録となります。
それではご覧ください。
我々とは違う世界、川の住人達
何故、私が川をのぞいているのか、それは何かしらの生き物がいないかと探しているからという意味合いが強いです。
特に川は透明度も悪く濁っていることもありますからね、魚の姿は鮮明に見えずにシルエット状になっていることもあります。
逆にそれが「謎の大物感」を抱かせてくれて、私の中のアドレナリンが分泌されるのではないでしょうか。
もちろん、アマゾン川のような大きな川ではなく、それなりの幅の用水路であることは細くしておきます。
むしろ幅の狭い用水路で見かける可能性の少ない大型の存在からこそ興奮するのかもしれませんね。
第3位 フナ


第3位は私の大好きな「フナ」ですね。やっぱり、フナを見るために川をのぞいていると言っても過言ではありません。
「フナ」は私の人生と言っても過言ではなく、私の物心がつくまでに「魚といえばフナ」という固定概念がついてしまうくらいに魅力にハマっていました。
個人的には体型やシルエットがいかにも「魚」らしいじゃないですか。
一般人からしたら「魚」というイメージはマグロやタイのような食べる魚だとは思いますが、そういう魚っていうのは現実では切り身としてしか見る機会はないかと思います。
その点、フナは川や池で見かけますからね。海の魚たちよりも見る機会も多く親近感があります。

ただ、何故そんなにも「大きくない魚」に対して見かけるだけで興奮してしまうのか、自分の中でも色々考えてみましたが、
それはきっと取れた場所の中では比較的大きい魚だからでしょうか。
特に川魚の中では体長に対しての体高の比率(体高比)が高いことにより、重厚感を感じさせてくれます。
同じ魚でも体高があるとないとでは見つけた時の迫力が異なり、ワクワク感が違いますからね。
また、他の川魚と比べて体型が細長くなく、横にも広めでのです。
ある程度大きいフナだと上から見たときに胴体の膨らみが大きくどことなく大物感が出てくるのですよね。
第2位 モクズガニ


第2位はモクズガニです。まさかの甲殻類。
私はテナガエビとかサワガニとかの河川に生息する甲殻類が好きなんですよね。
フナの水槽に入れてしまうと殺し合いが発生するから飼育していないだけですが。
そんな甲殻類の中でもモクズガニは特に興奮します。ハサミ部分の藻がいいんですかね、藻が水に揺られているとハサミが大きく見えますからね。
とにかく、他のエビカニ達と比べて重厚感があり、河川で見かける謎の存在感を醸し出しています。
というのも、こいつらって体の大きいあまり、上手く隠れていないんですよね。
水草の中や岩の下にいるエビカニと比べて、こいつは大きい体を隠すために流木のそばや用水路のヘリにいて姿を誤魔化していることがあります。
私の住んでいる場所だと雨上がりには道路の隅でハサミをあげて威嚇している姿を見かけます。
そんなモクズガニですが、飼育していると魚にはない奇妙な姿を多く見ることができます。
「泳ぐ」、「歩く」、「餌をハサミで挟む」、「モノに掴まる」などの他の生物にはみられない行動を見せてくれますから、目がはなせないですね。
第1位 ナマズ


第一位は「ナマズ」です。河川で見かけるとテンションが爆上がりし、その1日は大体幸せになります。
ナマズの魅力といえば黒くて大きな体でしょうか。
そして、濁った川の中から時たま姿を現してくる・・・あのシルエット。この魚はなんなんだと頭の中を高速回転させてくれます。
ナマズは特に夜行性の魚ですから、日中は隠れていることが多くて普段はなかなかお目にかかれないお魚ですからね。雨の日の翌日とか夜の河川で不意に大型ナマズの姿を見た時の興奮がやばいです。
では、そもそも、ナマズが用水路にいるのかですが、理由はシンプルで、産卵のためです。
ナマズは雨などで川の水が増水したタイミングで田んぼなどに遡上し、産卵を行うのです。
そのため、普段は小魚しかいないような川幅の細い河川にでっかい大鯰が姿を現すことがあるんですね。
ウナギも近いが興奮しない


近い興奮を感じる生物にうなぎが存在します。
ウナギも体長は60cmを超えますし、体色も黒に近い体色をしています。
そしてナマズと同じように夜行性ですから日中にはあまり見かけない魚ですね。
ただ、問題は体型でしょうか。ウナギはその名の通りウナギ型という細長い体をしています。
そのため、この魚を見かけたときのシルエットから「ヘビじゃないか」という別の選択肢が出てきます。
それにより瞬間的に「興奮」とは違うベクトルである感情の「恐怖」が湧いてくるのです。
しかし、ウナギにもの魅力はありますからね。
ウナギだと判断できた際には少なからずワクワク感が湧き起こる魚ではありますね。
逆に見かけると興ざめする生物・・・外来種


金魚、錦鯉、色メダカ、バスなど
逆に川で見かけると興醒めする魚もいます。それが外来種ですね。
たしかに個体によっては体長の大きいものもいます。しかし、彼らは川などでみかけたときにどことなく違和感が出てきます。
そのため「野生の個体との遭遇」というワクワク感が湧かないのです。
外来種に反対というわけではありません。長い年月からもいれば全ての魚は外来種になりますし、
フナだってヘラブナはゲンゴロウブナの国内外来種になりますからね。
嫌いというわけではなく、単に見かけてもアドレナリンが湧かないだけです。
なにより、そういう外来種に対して勘違いをしている人が多いのも事実です。
昔から川にいたコイや金魚に対して無駄に愛着をわいている人も少なくありませんし、
むしろエサやりなどをして餌付けさせてる老人の姿も見かけます。
下手にそういう河川に入ったり、魚を獲ったりするものなら逆に私が悪者にされてしまいそうですね。
まぁ、大人が用水路に入って魚を捕まえていることがマジョリティなんですけどね。
コイ、ソウギョ

あ〜、でっかいコイ(ソウギョ)がいるね。
で終わってしまう。
別にコイに罪があるわけではないですが、普通の川に大きなコイが泳いでいるだけでは興奮材料にはなりませんね。
豪邸とかの浅い池で泳いでいるニシキゴイを見ているイメージでしょうか。
市や町が管理しているのかな・・・という感覚がしますし、その川や用水路に対して魚を探そうという気が薄れます。
実際、コイは琵琶湖個体(それもごく一部)以外は外来種と言われていますからね。
なんとなく、外来種に汚染されている河川みたいな印象を受けてしまいます。
金魚、色メダカなどの改良品種

金魚、と入っても大抵はワキンなどのフナに近い体型の個体が多いでしょうか。
元はフナですが、体色が露骨に赤いため川に泳いでいる姿を見ると違和感を感じざるを得ません。
普通、体色変異個体が野生に存在すると、目立つ体のせいで外敵に見つかり、捕食されてしまいがちですが、コイやフナはそれなりに食物連鎖の上位に存在していますからね、ある程度の大きさまで育てば河川内の魚には襲われる機会も自ずと少なりあります。
結果、誰にも襲われずにその川で老成していることも少なくありませんね。
ブルーギルやブラックバス

これを見ただけで、その川は終わったなと感じますね。
とりあえず、釣り人のエゴによって放流されてしまったんだなと感じて悲しくなります。
どうせ、駆除しても密放流されるだけですからね。頑張ってもあまり意味がありません。
案外それなりの大きさまで成長したフナは捕食せずに共存していることがありますからね。
意外と環境に適合してしまっているのかもれないですね。
国外からきた大型外来生物

これは問題外ですね。
ガーとか、カミツキガメとか大型の外来生物がいる水域には近寄りたくないですね。
まとめ
ということで、今回は河川で見かけると興奮する魚について解説していきました。
フナ、モクズガニ、ナマズは私にアドレナリンを分泌させてくれる生き物ですね。
それは子供のことも今も変わりません。
いずれこの三種類全てを飼育できる日が来たら、毎日幸せなんでしょうね。
転勤族の私には難しいかもしれませんが。
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