どうもあおいふなです、今回は銀座三越にある美術館アートアクアリウム美術館銀座に行ってきました。
ここにはフナの展示はありませんでしたが、改良品種である金魚の展示会ということですので、食わず嫌いをせず見に行ってみようと思いました。
水族館ではなく、アート
間違えてはいけないのが、ここを水族館と言ってはいけないということです。
確かに金魚と言う水族生物が展示されてはいますが、生体を見せるというよりかは、金魚の泳ぐ姿や光の 演出などを 見て楽しむと言うアミューズメント性があります。
公式ホームページを参考にするならば、「生命が宿る美術館」と言うべきでしょうか。
まぁ私はカテゴリとして、小さな水族館という分類で記載しておきます
アートアクアリウムの見所
ここのポイントとしては水槽や金魚だけでなく、会場全体を使って美しさを演出しています。日本の伝統文化と企業が調和し、都会の喧騒を忘れさせるような落ち着いた雰囲気が広がっています。
1つの水槽に、色とりどりの鮮やかな金魚たちが入れられ、様々な光の色も当てられて いたり、生花や折り紙盆栽や竹林など、日本文化との融合を果たしています。
ここの楽しみ方としては3つあり、
- カメラで写真を楽しむ
- 日本の伝統日を楽しむ
- 金魚を鑑賞すること
私の場合は3番目ですが、この展示は非常に金魚の 品種も多く目新しい金魚がたくさんいました。
は、私が撮影した写真と解説を入れていきます。
金魚の回廊
まずは入り口。円筒状の水槽に所狭しに金魚が入れられて泳いでいます。
ひらひらと泳ぐ様が美しいですね。
金魚蒐集
次に円形の水槽と一点物の金魚です。
ここには比較的大きめ貫禄のある金魚やで目新しい品種が泳いでいます。
地味に鉄魚が泳いでいたのは嬉しかったですね。
各々の金魚の撮影を楽しみたいのですが、ライトアップのカラーが刻々と変化していくため、白色光のタイミングで綺麗に撮影するのが難しいですね。
まぁ、さまざまなカラーリングでも映えるとは思いますが、いかんせん、一点物の金魚でやることではないような気がします。
あくまで金魚ではなくアートとして楽しめというメッセージでしょうか。
金魚の滝
今までの水槽とは一風変わった水槽。
水槽の高さと幅が大きいけど奥行きがめっちゃ狭い「板状の水槽」が何十にも連なっておりさらには水槽表面に水が流れ落ちています。
どこかで水漏れしてんのか?
と思いますが、これは滝を表現しているみたいですね。フナは滝のような流れのある場所には生息していませんからこれは新鮮ですね。
ここで泳いでいる金魚も比較的活発な動きをするワキンやコメットになります。
また、私が訪れたタイミングでは「めっちゃ桜2024」というイベントが開催中で水槽上部に桜が咲いてピンクのライトアップが追加されていました。
これはこれで華やかですね。
新金魚品評会
次は私の好きな金魚の品種を観察するコーナーです。
ここは背の低いガラス水槽の中に金魚がゆったりと泳いでおり、横からでも上からでも金魚の魅力を余すことなく 覗き見ることができます。
今までの水槽コーナーとは違う、ライトアップも一色で、様々な角度から見れるため、金魚たちをじっくりと撮影することができます。
オリガミリウム
次は折り紙リウムという名前のコーナーで、ひときわ大きな金魚鉢に金魚が入れられて泳いでいます。また背景には、折り紙で作られた金魚たちが吊るされており、まさに金魚に包まれたコーナーと言えるでしょう。
ここは撮影ポイントみたいなのがあり、女の子たちがそのポイントで集まって1人ずつ記念撮影をしていました。私はそこまで興味がないので、とりあえず水槽の写真だけ撮って次に行きます。
金魚の竹林
次にあるのは金魚の竹林と言うコーナーで、竹をモチーフにした筒の中に泡で乱舞している金魚を見ることができます。
これは少々かわいそうかもしれませんね。
あくまでアート目線で見ないといけません。
天空リウム
次は天空リウムと言う天空に咲き誇る花を表現している水槽です。
水槽が連なって 様々な色の光に包まれている幻想的な空間です。とりあえず光のカラーリングが美しいと思いました(小並感)
フラワーリウム
次はフラワーリウムで、アートアクアリウムの初の試みとして、華道家の刈谷崎慎吾さんとのコラボ企画だそうです。生花と金魚と言う日本の芸術を重ね合わせて華やかさを表現しているそうです。
純粋に金魚は金魚で楽しみたいとは思いますが、近年水槽の上で植物を育てたりするアクアポニックス と言う 手法もありますので、1つの参考として考えてみるのも悪くありませんね。金魚の場合なので生花ですが、 通常の魚なら、その近辺で生えている植物になるのでしょうかね。
まとめ
ということで、今回はアートアクアリウムの鑑賞をしてきました。
以前はこういう手法の展示を毛嫌いしていたのですが、アートと開き直って見てみると、
水の流れ、や光の変化、そして生き物という「動く」と言う感性を生かして表現している美術館なのではないかと感じます。
もちろん展示している魚たちに対しても配慮しており、何よりどの水槽も非常に水が綺麗で、透明度が高く、魚も健康そうでした。
水槽の規模にもよりますが、水質や展示個体の健康管理のずさんな水族館も、 少なくありませんから、その点は評価できますね。
今後は金魚品評会で撮影した写真などを追加で投稿していく予定ですので、よければまたご覧ください。
美術館情報
住所 〒104-8212 東京都中央区銀座4丁目6-16 銀座三越 (入場受付・当日券:新館9階) TEL 03-3528-6721(10:00~18:00) URL料金 大人 当日券 :2500円 Web入場券 :2300円 小学生以下 :無料アートアクアリウム | ART AQUARIUMアートアクアリウムは、光・音・香のオリジナル演出で魅せる金魚アートの展覧会です。
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