どうも、あおいふなです。今回は旅行日記です。
現在、愛知県に住んでいるのですが、ここは地方によってはフナを食する文化があるみたいですね。
どうやら海津町には川魚の料理店があるみたいなので、今回はそこでフナ料理や川魚料理を堪能していきましょう。
海津町のおちょぼさん
私が今回行ったのは岐阜県の海津町。愛知県の稲沢市から少し超えた先にある街ですね。
ここでは「千代保稲荷神社」という神社がある観光スポットになります。
以前、私が長良川の河川敷をロードバイクでサイクリングした時に見かけた街でしたが、
ここで川魚料理があったなんて当時は知りませんでしたね。
年間約200万人の参拝客で賑わい、地元住民を中心に「おちょぼさん」の愛称で親しまれているそうです。
商売繁盛、家内安全等のご利益があると言われていますね。
千代保稲荷神社の参道は120軒のお店が軒を連ねる商店街になっています。
参道の名物には、ヨモギをふんだんに使った素朴な味わいの「草餅」、立ち食いでも楽しめる「串カツ」、地元で採れた野菜を使った「漬物」、そして「川魚料理」があります。
おちょぼさんのある海津市は「木曽三川」と呼ばれる木曽川、揖斐川、長良川の三本の一級河川に囲まれた輪中地帯です。
その為、古くから川魚料理が地域の郷土料理として根付いております。
その中でも市の魚である「鯰(なまず)」の蒲焼は、その少しグロテスクな姿からは想像もできない淡白な味わいでおちょぼさん名物と呼ばれております。他にも川魚料理には鯉の洗いやもろこの佃煮、うなぎ料理などがあります。
場所としては東側に参拝者用の無料駐車場がありますので、
空いていればそちらに駐めて観光にしいきましょう。
店舗散策
とりあえず、駐車場に停めてから、一通り散策していきましょう。
商店街をぐるっと回ってフナが販売している店舗を物色。川魚料理店はかなり多かったのですが、
モロコがメインでフナはほとんどなかったですね。
この日は気温が37℃の猛暑日で揚げ物を食べる気にはならず、スルーしてしまいましたが、
串焼きやどて焼きの露店販売がめちゃくちゃ美味しそうでしたね。
2店舗ほどフナの加工品を取り扱っている店舗があったので、せっかくなので、購入してみました。
ほていやさんと大周屋さんにてふなの加工品があったので、新ばえとふなみそ。昆布巻きを入手しました。
コイの刺身を堪能。
ふなの加工品は冷凍されているので一旦車に戻り、用意しておいたクーラーボックスで保管しておきます。
今回は川魚料理のみなとやさんにお邪魔しました。
決め手はコイの刺身定食が安かったことでしょうかね。普通はウナギやナマズを選ぶんだと思うんですけどね。
平日だからでしょうか、かなり空いていましたね。
掛け軸はコイでした。可愛らしいですね。
オーダーをしてすぐに料理が届きました。
刺身定食だから出てくるのが早いんですね。
ご飯、コイ汁、刺身、佃煮、漬物というシンプルなものですね。
コイの刺身。綺麗な色の身をしていますね。寒鮒と比べても泥臭さは全くないですね。
身の張り具合はそこそこ。寒鮒ほどしまってはいないものの、歯応えはありますね。
お手署に入っているのは醤油じゃなくて酢味噌。臭みを消すためによく使われているのだそうです。
ただ、お刺身に何もつけないで食べていても泥臭いとは思わないから普通に醤油でもいいかもしれないですね。
寄生虫に関するリスクは・・・よくわかりません。そもそも数切れの切り身で病気になるとは思えませんしね。
コイ汁。
コイのアラを煮た味噌汁。
汁物の実は豆腐とコイの身しかないですが、めちゃくちゃ良い出汁が出てきています。
味噌は赤味噌で、風味が損なわれずコイと味噌の相性が非常にいいですね。
モロコの佃煮。
佃煮は大周屋でも購入したのですが、モロコは泥臭みがなく美味しいですね。
ふなのような苦味もないですし、毎日食べても飽きない美味しさでしょう。
よく煮られていますね。
店舗情報
店 名 :川魚料理 みなとや
TEL :0584-66-2140
住 所 :岐阜県海津市平田町三郷1850
営業時間:10:00 - 18:00
定休日 :不定休(木曜日多い7月は12日19日)
まとめ
ということで、今回は海津町にある「おちょぼさん」で川魚文化を楽しみに行きました。
私の社宅から車で1時間ちょっとでいけるので、適度に遊びにいける範囲の場所ですね。
次はふなの旬である冬場に遊びに行きましょうかね。
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