フナを捕まえて食べる水生昆虫について、紹介します。
フナが子供の時期に脅威となる水中昆虫にはどんな種類がいるのでしょうか
これらの昆虫はそれぞれ独特の特徴を持ち、水の中で生活しています。
ゲンゴロウ(Dytiscidae)
ゲンゴロウは後ろ脚を使って、水中を素早く泳ぎ小魚に近づきます。
獲物を見つけたら ゲンゴロウはゆっくりと小魚に近づき、前脚を使って小魚を素早く捕まえます。
小魚を捕まえたら、鋭い口で小魚の体を切り裂きながら食べます。
タガメ(Lethocerus deyrollei)
タガメは、水の中で生活する大きな昆虫です。タガメは強力な前脚で小魚を捕まえ、鋭い口でその魚の体液を吸い取ります。
タガメは水草の間に潜み、獲物が近づくと素早く攻撃して捕食します。
タガメは水中で優れたハンターですね。
3. ミズカマキリ(Nepa hoffmanni)
ミズカマキリは、カマキリのような前脚でフナの稚魚や小さな水生生物を捕まえます。
水草や泥の中に潜んで待ち伏せし、獲物が近づくと素早く前脚で捕らえます。
捕らえた獲物は、口にある鋭い口器で体液を吸い取って食べます。
4. マツモムシ(Notonecta spp.)
マツモムシは、水面近くを背泳ぎする昆虫です。
長い後脚を使って巧みに泳ぎながら、フナの稚魚やオタマジャクシを捕まえます。
獲物を見つけると、素早く前脚で掴み、口で吸い取って食べます。
水面に浮かぶ生物を狙うのが得意です。
5. ヤゴ(トンボの幼虫)
ヤゴはトンボの幼虫で、水中に住んでいます。
ヤゴは水底や水草の間に潜んで、動くものを見つけると素早く捕まえます。
大きな顎を使って獲物をつかみ、口で食べます。
目立たないようにして待ち伏せするのが得意なんですね。
まとめ
ということで、今回はフナを捕食する水棲昆虫について解説してきました。
これらの水生昆虫は、それぞれ特別な体と捕食方法を持っていて、
フナの稚魚をはじめた小魚を捕まえて食べます。
しかし、フナが成長し大きくなったら逆に彼らを捕食することもありますから、
天敵というわけではありませんね。
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