兵庫県、東条湖の辺りにある水族館である「アクア東条」について解説して行きます。
以前、ゴビウスへ行った帰り道に、ふと東条ICを見かけてそういえば淡水水族館があったなと思い返しました。
急遽インターを降りて水族館に立ち寄ってみました。
水族館の解説
アクア東条は「内水面関連知識普及教育委員会」として平成元年にオープンした水槽展示施設です。
主に川や湖などのない水面における環境教育やマナーの普及を目的としています。
主に地産産業である「釣り針」に関する紹介や、商品の販売、また身近にすむ淡水魚を飼育し、気軽に観察できるように展示しています。
東条湖の湖畔に位置しており、観光の合間に多くの人が立ちよってこれます。
無料で入ることができる水族館で、兵庫県の近辺に生息している淡水魚や熱帯淡水魚をメインに展示しています。
館内入ってすぐに幅3.0m、高さ1.5m、奥行き1.5mくらいの巨大水槽があり、中には80cmオーバーのコイが泳いでいて爽快ですね。
オープンしてから35年以上経過していることもあり、設備や展示パネルもどことなく古さを感じますが、展示個体の健康を考慮された素敵な水族館ですね。
ニゴロブナ水槽
入り口付近にある90cm水槽。ここにはまさかのニゴロブナが展示されていました。
体長10cm前後のふなが5〜6匹泳いでおり、中にはヒゲの生えたコイも混じっていましたね。
この水槽には岩と陶器のアクセサリーが装飾されていて、自然らしさは少ないですね。濾過としては上部フィルターを使用されていました。
それにしても、なぜ兵庫の水族館にニゴロブナが展示されていたのか、
飼育員さんに確認したのですが、特に東条湖にいるというわけではなく、展示している理由も不明だそうです。
まぁ、ニゴロブナが見られる水槽はなかなかないので、これはいいことでしょうね。
ギンブナ水槽
次に水族館の奥にある90cm水槽です。泳いでいる個体はギンブナですね。
ニゴロブナ水槽よりも大きめ、体長15cm前後の個体が6匹泳いでいます。
よく見ると体格が異なる個体がいくつかいます。体の色素も黄色っぽいので、ギンブナではなくてオオキンブナなのかもしれませんね。
以前の大水槽と比べると、見た目が大きく異なります。顔つきはどこか幼さが残る未成魚になりますね。
水槽の濾過は上部フィルターで、エアレーションが添加されています。
アクセサリーは石のみというシンプルなレイアウトですが、アーチのような形をしているので、フナがアーチを潜っていたり、隠れている姿を見ることができますね。
ここの水族館の個体特有ですが、魚がどれも人なれしていて、水槽の奥に隠れないで泳いでいるので撮影がしやすいのはありがたいですね。
大型フナ水槽
水槽の高さはないものの、幅が3m近い大型水槽です。ここには体長20〜30vm近いギンブナが泳いでいます。体高が高めかつ口の向きも異なるゲンゴロウブナも混じっていますね。
水槽の壁面は青色で綺麗ですね。
水槽内の濾過はオーバーフロー方式と投げ込みフィルターが投入されており、水自体は濁りもないですね。
ただ、ガラスが若干曇っているのか、魚がうまく撮れせんね。
魚の健康状態としては悪くないのですが、どことなく力無く泳いでいるのが気になりますね。
まとめ
ということで、今回はアクア東条について解説して行きました。
入館料無料なので、気軽に遊びに行くのもいいですね。
近くには「東条湖おもちゃ王国」もあり、子供たちも遊べるスポットもとても多いです。
水族館情報
住所:〒673-1301 兵庫県加東市黒谷1197−23
入館料:無料
営業時間:9:30〜17:30
定休日:木曜日
URL:hyoturi.or.jp
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