撮影に使用しているレンズと選んだ理由|レンズまとめ

撮影機材

カメラレンズは写真撮影において非常に重要な要素のひとつです。私が普段使用しているカメラとレンズは、特に水中撮影において活躍してくれる信頼の機材です。

今回は、私が愛用しているオリンパスやパナソニックのレンズ群について、それぞれの特徴や使い心地を紹介していきます。

広角から標準、望遠、マクロまで、様々なシチュエーションで撮影に役立つレンズたちです。それぞれの魅力を通して、レンズ選びの参考になれば幸いです。

広角レンズ群

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 FISHEYE PRO

 広角レンズが大好きな私にとっての神レンズ。ずっとオリンパスさんに開発と制作を待ち望んでいたm4/3規格の対角魚眼レンズである。

4/3時代の魚眼やレンズキャップ魚眼と比べて圧倒的に明るく、F値は1.8である。単焦点レンズの25mmと並び、私の所持しているなかでは一番明るいレンズである。

私の現在の撮影テーマである水中ワイドマクロ撮影において欠かせないレンズであり、使用頻度も高い。見た目もOMDとの相性がよいので、普段からカメラにつけっぱなしにしている。

ダイビングにおいてもロマンを求めて本レンズは必ずと言っていいほど水中に持って行く。本当に好きなレンズである。

LUMIX 14mm F2.5Ⅱ

 m4/3において特に小型なレンズ。画角は14mmと広角。パンケーキレンズはm4/3規格にとってのメリットである。その小ささ故にEM1に装着すればグリップ内に収まるほどの小型であり、このレンズをつけたままでポーチに入れられることもでき、旅行先などのスナップショットに向いているレンズの一つである。
 ・・・と確かに小さいことはメリットだが、少し物足りなさを感じるレンズである。広角レンズ群なら魚眼や12-40proレンズの存在があり、使用頻度はあまり高くない。画質優先のEM1に対してわざわざ持って行く機会が多くないので、PM1にこのレンズをつけて使用しているのが現在の撮影スタイルである。あまりボケないが、逆に素直な描写をしてくれるレンズである。

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROは、広角から超広角までをカバーする高性能レンズです。F2.8の明るさを全域で保ち、暗所でもクリアな撮影が可能です。

最短撮影距離が20cmと近く、風景や建築物、水中の広角撮影に最適です。

防塵・防滴・耐低温設計により、過酷な環境でも信頼性が高く、クリアな描写と歪みの少ないシャープな画像が特徴です。ポートレートや広角風景撮影にも優れた万能なレンズです。

ただ、水中撮影を行う上でポートが高額かつ超大型になる点、フナの撮影においては出番が少ない点を考慮するとあまり出番が多くありませんね。

標準レンズ

M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 EDⅡR

 E-PM1のキットレンズその①。セット価格からしたら1本あたり1万円以下という驚異的な価格のレンズである。
 性能面では良くも悪くも言うことはない。無難なレンズ。

水中撮影においては基本的に絞りを絞って撮影しているし、マクロ撮影やワイド撮影はコンバージョンレンズを使用していたため特に悩みはなかった。

むしろ幅広いコンバージョンレンズに適応できるというのも大きなメリットともいえる。そもそも写真の不満はレンズではなくカメラのせいにしていたので、(本当はカメラではなく腕の問題でしたが)
 このレンズは軽くて小さいというが、E-PM1につけると出っ張りが生じるし、大きいと感じます。

 あとは沈胴式なので使用前にレバーをひかなければ撮影ができないので、撮影前に一手間がかかるレンズである。

しかし、水中撮影を行う際には既にレバーを引かれた状態で使用するので、特に水中使用する際には手間どらない。

 本レンズには有名な改造が存在しており、レンズの前玉をとるだけで高倍率のマクロレンズへと変化する。使い道は少ないがやってみると結構楽しいですね。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8

E-PM1のキットレンズその②。初めての単焦点レンズ。とはいってもそこそこ広角なので、そこまでボケず、使い道はあまり多くない。
 軽量かつ小型なので、E-PM1と相性の良いパンケーキレンズ。そのままつけててもかさばらない。14mmf2.5のレンズは良きライバル。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

 標準ズームレンズ。EM1導入時のキットレンズ。キットレンズとはいえ性能はピカイチ。F値が通して2.8と一定で明るいレンズである。
深い水深では得られる光量が限られるものであり、解放状態では明るいのは必須である。

 また、最低撮影距離も近く4/3の恩恵もあり、撮影倍率も高めである。そのため、このレンズ1本で広角撮影からハーフマクロ撮影まで楽しむことができる優れものである。

その為、初めてのポイントやフナのような大きさの被写体の撮影に適している。

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ED

 標準画角の単焦点レンズ。私の所持するレンズの中で一番明るい。主に陸上用。
スナップ用にとしての出番が多い。

望遠・マクロレンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 MACRO

 私が初めて単体で購入したレンズ。単焦点且つ望遠レンズと扱い難しいが、マクロ撮影には欠かせない貴重なレンズ群である。

望遠レンズなので、接写の出来ない程に警戒心の強いハゼや接近しにくいハナダイなどに強い。接写では小さなダンゴウオや甲殻類などの撮影も適している。同じ画角、F値のレンズでシグマ製のレンズも存在している。

 最近は30mmF3.5のマクロレンズも登場して、出番が危ぶまれている。

M.ZUIKO DIGITAL 30mm F3.5 MACRO

 標準画角のマクロレンズ。撮影倍率も高い。水中写真でも使用することがある。
ただ、接写がメインなので、フナの撮影にはあまり向いていない。

REFLEX 300mm F6.3 MF MACRO

 陸上専用のレンズだけれども、一応ここで紹介します。まさかのミラーレンズです、トキナーさんの渾身のm4/3規格です。

換算600mmの画角を缶ジュースよりも小さいレンズで撮れる。それだけで価値があります。他のレンズと比べてもっと明るいレンズもありますし、マニュアルフォーカスでピント合わせもシビアですが、きれいに撮れたときの嬉しさは格別です。特有のリングボケにも味がありものすごく楽しいレンズです。 

 以前、私はm4/3のカタログでこのレンズを知りました。その作例のコンゴウインコにものすごくあこがれました。圧縮効果、リングボケ、0.8mまで寄れるマクロ機能が余すことなく表現されていました。
 実際に店舗で使ってみたときにはAFを頼ってきた時にはピント合わせや扱い方が全くわからず一度はあきらめたレンズです。でも、このレンズでの写真の撮りたさが募り、ついに購入を決意。

 確かに扱いは難しいですが、OlympusのOM-Dボディなら強い手ぶれ補正とマニュアルフォーカスをサポートするピーキング機能が備わっているので、相性は抜群です。

このレンズを使用するとコントラストの低さが目立つが、露出をさげると安定します。
カメラマンの腕と知識が非常に大事なレンズであり、だからこそ使っていて愉しいレンズですね。

オリンパスユーザーなら是非とも購入をオススメします。

M.ZUOKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

 発売当初からあこがれていた望遠レンズ。私にとって3本目のプロレンズです。持っているレンズの中ではずば抜けて大きくそして重いレンズです。

 使用するとやはり描写の美しさにうっとりします、ミラーレンズを使用していた事を考える罪悪感を覚えます(笑)流石は神レンズ。

今まで使ったことのない画角だったので、陸上では使用頻度が高いです。

まとめ

以上が私が使用しているカメラレンズの紹介です。

それぞれのレンズには独自の強みがあり、状況や被写体に応じて最適な選択をすることができます。特に水中撮影では、光の条件や被写体の距離に応じて柔軟にレンズを使い分けることが重要です。

私自身、レンズを使いこなす楽しさを日々感じています。

この記事が、レンズ選びや撮影における参考になれば嬉しいです。

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