
今回は「小さな水族館とは何か?」について解説していきます。
水族館と聞くと、大きな建物でイルカやサメがいるイメージを持つ人が多いかもしれませんね。

たしかに!
でも、もっと小さくて、町の中にひっそりあるような場所もありますよね。
あれって水族館なんですか?

とてもいい視点ですね。実は「水族館」として正式に分類されないけれど、魚が展示されていて、地域の自然を伝えるような施設がたくさんあるんですよ。
今回は、そういった「小さな水族館」について詳しくお話ししましょう。
小さな水族館とは
- 展示水族種類が50以上
- 展示水量が10t以上(お風呂50杯分)
- 展示水槽が10基以上
- 動かせない水槽が1基以上
- 水族館を自称しているか
めnちさんが作成した「判定基準」より適応する項目が1〜3のものは「水族館の判定基準に満たない施設」とされ、「水槽展示施設」と表現しています。

私はこの「水槽展示施設」を「小さな水族館」と呼んでいます。
「小さな水族館」はどんな施設が多いのか。

水槽展示施設はどんな場所が多いのでしょうか。

多くは5つのパターンに分けられます。
- 科学館、博物館の水槽展示
- 下水処理場、浄水場での水槽展示
- 公園などの管理棟の水槽展示
- 環境施設内の水槽展示
- 魚をアートとした水槽展示
科学館・博物館の水槽展示





まず紹介するのは博物館の水槽展示です。

「どうぶつの森」の博物館における魚コーナーのようなイメージですね。
水族館と比較すると海辺よりは離れた場所に多い印象で、展示している水生生物も近隣の水域に生息しているものに限られている場合が多いです。
学芸員が常駐しており、生物に関する知識は豊富であり展示内容としては王道に近いです。
こういう展示施設は昆虫標本や動物の剥製、岩石や地層の展示と同様に水槽の展示を行っています。
他の生物と比較して近隣の水域の環境を解説しやすい水槽展示を行なっています。
科学館でも物理学や化学の展示と一緒に近隣環境の展示を行なっています。
入館料は有料ですが、展示数の豊富で満足度は非常に高いです。
水道施設(浄水場、下水処理場)の水槽展示





次に紹介するのは水道管理施設での水槽展示です。
これは浄水場や下水場、水道局などの一部を科学館のように展示施設としている場合に近隣の河川に生息している魚を紹介している場合が多いです。
それ以外の展示としては河川水がどのように飲み水になるのかとか下水がどのように処理されているのかとか、マンホールや下水管などの解説があり、みていて面白い展示も多いです。
こちらの施設も公共での運営により無料で入ることが出来る場合が多いですが、
その反面管理面では万全ではない場合も少なくありません。
公園などにおける管理棟での水槽展示






次は公園にある水槽施設ですね。
これは主に管理棟や自然観察棟などで展示していますね。
こういう展示は公園を管理している方が管理棟など水槽が設置して管理しています。
主に敷地内の水域に生息している魚や近隣の河川や池に生息している生き物を水槽展示により身近に触れ合えるような展示を作っています。
こういう施設は基本的に無料で入ることができます。
在来種かつ全国の河川に生息しているギンブナは比較的展示している割合が高いですが、有志で行なっていることもあり、水槽の規模としては小さめであり、フナがいないこともあります。
また、水槽以外の生体においても飼育展示を行なっているため、管理者の努力がうかがえる飼育展示が多いですね。公園施設の四季を通じた自然環境を紹介した展示多く存在しており、施設を訪れたのちには公園内を散歩すると新たな気づきや発見を得られることも少なくありませんね。
環境施設の水槽展示






次に紹介するのは環境施設の水槽展示です。
ここは自然保護をテーマとした施設であり、「多様性保護」や「水産試験場」などがメインであり、関連する施設や事務所などで水槽展示をしている場合があります。
また、施設内には管理している池やビオトープなどがあり、自然の尊さを解説していることが多いです。そういう水域には決まってフナは確認できませんが。
公園などによる管理棟の水槽施設に似ていますが、比較すると水槽が大きかったり、飼育設備が整っていたりと展示クオリティが高いのが特徴です。金持ってんだろうなぁ。
魚以外の展示は剥製や標本展示と自然環境に関するパネル展示がやたらと多いイメージがある。
魚や水槽をアートとした水槽展示






最後に紹介するのは「アート」とした水槽展示施設です。
魚の色彩や体型、水槽の形状や照明環境を「インテリア」や「アート」として活用している水槽設備が多いです。
「アート」としては「アートアクアリウム」というような名前で、展示していることが多く、金魚やメダカなどの改良品種の用いた展示をしている場合が多いです。フナはまずいません。
こういう施設の共通する特徴としては入館料は高めです。
また、水槽の景色を見せるのがメインのため、水槽にいる魚に関する紹介や解説のパネルはほとんどありません。
そのため、見栄えが非常によく、インスタ映えしており、各メディアなどで取り上げられており集客力は高い。
展示している魚のことは考えたれていないとか、環境の配慮とかで賛否両論もありますが、
大半の場合は飼育環境を監修している方がおり、長期間の飼育展示できているので個人的には気にしていません。
「水族館」として分類できない規模や展示の施設もありますけど、現代における水族館展示に最も近くこれも一つの形なのだと思います。
ちなみにアクアリウムを「インテリア」としてはリゾートホテルのロビーやレストランなどでの水槽展示があげられます。
ここの場合は熱帯魚や海水魚などの鮮やかな魚による華やかな展示が多く、日本淡水魚の展示はまずありません。
まとめ

ということで、今回は「小さな水族館」について解説していきました。
いろんな施設で魚たちが展示されていて、地域の自然や環境を伝える大切な場所になっています。

水族館って大きいところだけじゃないんですね。
身近な場所にもフナたちがいるって思うと、ちょっと見に行きたくなります!

その気持ちがとても大事です。
見に行く前には、営業日や展示内容をしっかりチェックするのを忘れずにね!


コメント