分類学

採集日記

琵琶湖で採れたフナの同定|分類学実践編

今回は、琵琶湖の魞で捕まえたフナについてみていきます。 琵琶湖にはゲンゴロウブナ、ニゴロブナ、ギンブナの三種類が存在しています。これはどのフナになるのでしょうか。 せっかくなので、分類学で必要な係数に関しても調べていき、なんのフナなのかも調...
分類学

鰭式とは|魚の鰭の数え方とフナの鰭式

今回は「鰭式」についての表記とフナの分類における鰭式について解説していきます。 これを学ぶことができれば魚の詳しい分類方法についての知識の一つとして活用することができます。 鰭式の利用方法 先生 鰭式とは、魚の鰭にある鰭条を数えることです。...
まとめ記事

フナの種類 まとめ |魚類解説

先生 今回は日本産のフナ属魚類についてまとめをしていきます。 形態的の変異も大きいため、例えばある程度の違いがある個体います。参考程度に見ていきましょう。 また、稚魚期から幼魚期の初期までに出現する尾柄部の稚魚斑も区別点の一つになります。そ...
分類学

複数の名前?ギンブナの学名の複雑さ|学名

フナの中でも日本全国に生息しているギンブナ、「フナ」といえば「ギンブナ」というくらい馴染みがある種類ですがそんな名前は複数存在しています。 フナ属魚類は、分類が難しいことでも知られます。それはどの種も姿が似ているからでしょうかね。 フナ属の...
分類学

三方湖に生息するフナの固有性|DNA分析

今回は竹島弘彦、松崎慎一郎による「DNA分析によって三方湖に生息するフナの固有性があったこと」について解説していきます。 なにげないフナですが、その地域固有の系統があるということで、保全の重要性が出てくるという内容となっています。 フナの系...