
今回は「岐阜県水産研究所で見学できるフナ展示」について解説していきます。
アクア・トトぎふのすぐ近くにある研究施設で、実は一般の人でも魚の様子をちょっとだけ見ることができるんですよ。

えっ、水産研究所って魚の研究だけしてる場所じゃないんですか?
展示も見られるんですか?

そうなんです。
通路越しにはなりますが、研究中の水槽や飼育している魚たちを観察できるスペースがあるんですよ。
岐阜県水産研究所とは

アクア・トトぎふの施設の近くにある国営木曽三川公園。
この公園の中に岐阜県水産研究所があり、通路内だけなら魚の見学ができるそうなので、
受付の事務所にお願いして見学させてもらいました。
岐阜県水産研究所
岐阜県の水産業の振興と水域環境の保全を目的とした県の研究機関です。本所(各務原市)と下呂支所(下呂市)の2つの拠点で構成されており、アユやアマゴなどの増養殖技術の開発、生物多様性の保全に関する調査研究、研究成果の普及・啓発活動などを行っています。


本所は河川環境楽園内に位置し、屋内に83基のFRP水槽を備えた飼育室を有しています。
一般の方も平日のみ通路から飼育水槽を見学することが可能です。
フナの展示している水槽



ここでは、希少魚や温水魚の飼育をメインに行っており、
通路内の窓越しから養殖や研究に使われている水槽での試験光景を見ることができました。


また、窓越しではありますが、飼育している魚の水槽が設置されており、その中にフナがいました。

展示されていたフナはギンブナで、水槽は幅60cmほどのもので、1尾のみ飼育されていました。
体長は15センチほどで、体高が低く、一瞬オオキンブナに見えるような体型でした。
体が曲がる


この個体の特徴といえば、体が曲がっていることでしょうか。
特に頭の部分が上に反っており、曲がってしまっているように見えました。

どうしてこんなことに・・・

おそらく、突発的な突進により水槽の壁に激突し、頭部が歪んでしまったことが原因でしょう。
せっかく見られたことはよかったのですが、このような健康状態は残念です。
管理状況についても疑問が残りますが、水槽越しに子どもか誰かがガラス面を叩いて驚かせてしまった可能性も考えられます。

とはいえ、このような状態のまま展示しているのは、あまり良い印象を与えないかもしれません。
水槽展示に問題点
さらに、この水槽展示にもいくつか問題点があります。

濾過装置は投げ込み式のフィルターが2つ入っているだけで、アクセサリーは「岩と土管」という非常に殺風景な構成となっており、あくまで飼育環境といった印象を受けます。

また、水槽の壁面には茶色いコケが生えており、さらに窓ガラスにも水垢が残っていて、観察が非常にしづらい環境になっています。
生物展示がメインではないことは理解できますが、訪問者に対して良い印象を与えづらい展示であることは否めません。

他の水槽の管理状況についても少し心配になります。
撮影の難易度も非常に高い施設です。
展示されていたフナも人慣れしておらず、すぐに物陰に隠れてしまうため、撮影はかなり難しいです。

他には、カメやイタセンパラやナマズ、アユなどの展示もありましたが、
いずれも撮影環境はあまり良くありませんでした。
施設情報

- 住所
〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町官有地無番地(河川環境楽園内) - 電話番号
0586-89-6351(直通) - 営業時間
8:30~17:15(見学は平日のみ受付) - 休館日
土日祝日、年末年始(12月29日~1月3日) - 入館料
無料
アクセス
- 車
東海北陸自動車道「川島PA」から直接アクセス可能 - 公共交通機関
名鉄各務原線「新那加駅」またはJR高山本線「那加駅」からタクシーで約20分 - バス
各務原市ふれあいバス「河川環境楽園」下車
見学を希望される方へ
見学を希望される場合は、事前に電話での確認をおすすめします。
また、見学の際は受付で手続きを行い、通路からの見学となりますので、施設のルールを守ってご覧ください。

詳細な情報や最新の見学案内については、公式ウェブサイトをご確認ください。
まとめ

ということで
今回は「岐阜県水産研究所のフナ展示」について解説していただきました。

研究施設の中でも、
こうして魚が見られるのは珍しいですね。

そうですね。ただ、展示の環境にはまだ改善の余地もあります。
今後さらに見やすく、学びのある施設になってくれると嬉しいですね。


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