きんたい廃校博物館(きんぱく)|フナのいる小さな水族館

小さな水族館
先生
先生

今回は「きんたい廃校博物館(きんぱく)」について解説していきます。
大阪府八尾市にあるこの施設は、廃校を活用したユニークなミニ水族館です。

毎月第3日曜日だけ開かれる特別な展示の中に、
フナの姿を見つけたので、その様子を詳しく紹介していきますね。

女の子
女の子

廃校を利用した水族館なんて珍しいですね!
どんな展示がされているのか楽しみです!

きんぱくとは

きんたい廃校博物館(通称:きんぱく)は、大阪府八尾市の廃校(旧八尾中学校)を活用したミニ博物館です。

毎月第3日曜日の10:00〜15:00のみ開館し、里山環境や絶滅危惧種「ニッポンバラタナゴ(きんたい)」の展示を中心に、水槽・理科実験風展示・手書き黒板パネルなどが充実しています。

展示される生き物は約30種で、ナマズやカメ、ザリガニなど地元の水辺生物を間近に観察可能です。

理科室や水道設備など廃校ならではのレトロな雰囲気の中、環境保護活動のメッセージも発信しており、地元NPOと約40名のスタッフが運営し、里山と博物館をつなぐ拠点として市民に開かれた場です。

この施設に「フナの展示があるらしい」という噂を聞きつけ、前々から気になっていたこともあり、
ようやく訪れることができました。

フナのいる展示水槽

水槽のテーマは、この学校近くを流れる「大和川」に関連した展示になりますね。

大和川とは

大和川は奈良県桜井市の笠置山地に発し、大阪湾へ注ぐ一級河川です。
本流68km、流域面積約1,070km²で、奈良盆地〜大阪平野を横断しています。
近年の水質改善により、アユやウナギの再生も確認されています。

パネルには「フナ」とだけ記載されており、種類までは特定されていないようです。

ですが、展示されていた個体は体と顔つきから、おそらくはギンブナだと思われます。

展示個体の体長は15cmほど。腹部が凹んでおり、やや栄養状態が悪そうに見えました。

これは、水槽内に一緒に泳いでいるオイカワ、カワムツ、モロコなど遊泳性の高い魚に餌を先取りされていることが原因かもしれません。

飼育設備とレイアウト

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水槽のサイズは約120cmで、ディフューザーを使って適度な水流を作り出しており、外部式フィルターによるろ過も行き届いています。

水の透明度は非常に高く、照明にはLEDが使用されているため、とても明るく撮影にも適しています。

底砂には細かい砂が敷かれ、岩や流木が適度に配置されています。

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流木の一部にはウィローモスのような苔も活着しており、自然なレイアウトが施されています。
展示全体のクオリティは高く、水槽の管理状態も良好でした。

フナ展示の立ち位置と施設の方向性

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ただ、個人的にはフナに関する情報や解説が少なかったのが少し残念でした。

とはいえ、「きんぱく」という施設名の由来ともされる「ニホンバラタナゴ」の展示がメインであり、外来種問題への啓発や保全活動といった軸がしっかりあるため、フナはあくまで“脇役”としての展示なのでしょう。

それでも展示の一員として扱っていただいているだけでもありがたいことです。

当日は、展示運営を支える「サポーター」を1日単位で募集しており、参加費は500円。来月以降もこうした展示が継続されることを願い、私も参加してみました。

魚好きにはたまらない空間

館内には、黒板風の手書きパネルや、理科室の水道設備を活用した展示、さらには実験器具を使った標本観察など、理科好き・魚好きにはたまらない仕掛けが満載です。

大学時代、学園祭で水槽展示をしたことを思い出させてくれるような、手づくり感と情熱がこもった展示空間でした。

施設情報

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  • 住所
    大阪府八尾市水越2丁目117
  • 電話番号
    080‑5704‑8937
  • 営業時間
    毎月第3日曜日 10:00〜15:00(変更の場合あり)
  • 休館日
    月〜土曜日および第3日曜日以外
  • 入館料
    無料だがサポーター参加や寄付形式で500円などあり

アクセス

  • バス
    近鉄バス東花園線「太田川」下車 徒歩約5分
  • 最寄駅
    近鉄大阪線 河内山本駅から徒歩約28分(バス利用がおすすめ)
  • 駐車場
    旧校庭に駐車可能(運動場利用)

訪問を終えて

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この水族館にはずっと行きたいと思っていたのですが、開催日が限られていることに加え、私がサービス業で日曜の休みが取りづらいこともあり、なかなかチャンスがありませんでした。

スタッフやサポーターとして関わっている方々は、若々しくエネルギッシュな方が多かったですね。

少し陰気な性格の私にとっては、やや肩身が狭いようにも感じましたが、それでも温かく迎えてくださいました。

まとめ

先生
先生

ということで今回は「きんたい廃校博物館」について解説していきました。

フナの展示はあくまで一部ではありますが、水槽の管理や解説パネルなど、
手作り感と情熱が感じられる素敵な空間でしたね。

男の子
男の子

魚好きな人にはたまらない場所ですね!
開催日が限られているからこそ、訪れる価値がありそうです!

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