
今回は「寺泊水族館」について解説していきます。

先生、水族館ってたくさんありますけど、
ここはどんなところなんですか?

地域の特色や水の生き物を楽しく学べる施設ですよ。

なるほど、じゃあ詳しく聞いてみたいです!
寺泊水族博物館とは





新潟県長岡市寺泊にある「寺泊水族博物館」は、まるで日本海に浮かぶ八角形の純白の建物が印象的な、地元に根ざした市立水族館です。
1983年に開館し、市立科学博物館の管轄で運営されています 。館内では日本海や世界各地に生息する約300~400種、1万点以上の魚類が展示され、大水槽や熱帯・寒帯ゾーン、アマゾン川水槽、そしてアカウミガメのお出迎えもあります 。
ショーも充実しており、ダイバーによる餌付けショーや、口から水を撃つテッポウウオの「射撃ショー」、ペンギンの餌づけ、タッチングプールなど、体験型展示も豊富です 。
さらに、最上階の展望室からは日本海と佐渡島が一望でき、自然の美しさも楽しめる構造になっています 。
チョウザメ水槽に紛れるフナ


館内の階段を登ってすぐの「29番水槽」は、テーマが「チョウザメ水槽」。幅5m以上の巨大な水槽には、体長1mを超えるチョウザメが悠々と泳いでいます。


その中にひっそりと、フナの姿が2匹確認できました。種名は不明ですが、体高があまり高くなく、体長は25cmほどと大きめ。

特徴から推測するに「オオキンブナ」の可能性があります。
同居人



通常なら主役級を張る存在のフナも、ここでは迫力満点のチョウザメに圧倒されていました。混泳魚としてはウグイ、オイカワ、ウナギ、さらにはイシガメまで同居しており、水槽の多様性が印象的でした。


水槽の水深は浅めで、左奥には陸地部分があり、イシガメが甲羅干しをする姿も見られました。底は砂利を敷かず暗めの環境で、フナは保護色に溶け込むように泳いでいるため撮影は困難。

水槽の高さは1m程度と低いので、上から煽るように撮影は可能ですが、暗さのせいでシャッター速度を稼ぐのが難しいという、カメラマン泣かせの展示でもあります。
長岡・里山の水生生物コーナー

チョウザメやデンキウナギのコーナーを抜けると、日本の淡水魚を中心とした「長岡・里山の水生生物」コーナーが現れます。
ここでは環境破壊や保全をテーマにした展示が多く、学びの要素が強いエリアです。
ギンブナの記載があるコーナーにフナがなし・・・


その中に「メスしかいない魚・ギンブナ」という解説パネルが設置された水槽がありましたが、実際にはナマズとウナギの姿しかなく「展示休止中」のコメントが。
大型の肉食魚が多い環境での再展示は難しいと思われ、いっそパネルを差し替えた方が自然に感じられました。
フナが泳ぐ水槽




一方、隣の水槽では解説パネルはないものの、フナの姿を確認できました。長岡市内にはギンブナ・キンブナ・ナガブナ・オオキンブナが生息しており、外来種としてゲンゴロウブナなども移入しているとの解説もありました。
皮肉にも、その水槽では外来種のタイリクバラタナゴと在来種のタモロコが混泳していました。

ここで見られたフナは小型で、暗めの水槽環境の中をよく泳ぐため撮影は難しいものの、生態系保護のメッセージとともに展示されている点は印象的でした。
金魚「タマサバ」の展示



長岡市で盛んに生産されている金魚「タマサバ」の展示もありました。
フナの仲間である金魚が水族館の入口に堂々と展示されているのは、フナ好きとして非常に喜ばしいことでした。

地元の伝統養殖と水族館展示が結びついている点も見逃せません。
想定外の訪問と嬉しい誤算



今回の新潟遠征は「小さな水族館」を巡ることが目的であり、寺泊水族博物館は当初予定にありませんでした。

フナがいるかどうか不明だったため、完全に眼中になかったのです。
ところが途中で館内に淡水魚コーナーがあると知り、急遽予定に組み込み寄り道しました。結果としてフナの展示を確認でき、大きな収穫となりました。
人気ゲームとのコラボ展示


さらに驚いたのは、この水族館が人気ホラーゲーム『アクアリウムは踊らない』と期間限定コラボを行っていたこと。



水族館入口にはメインキャラクターの等身大パネルが設置され、館内BGMもゲーム内の水族館シーンで使われた曲が流れていました。









展示水槽には関連する装飾やシールが貼られており、作品世界に入り込んだような没入感がありました。

残念ながらコラボグッズは完売していましたが、思いがけない体験に感動。寄り道して大正解だったと強く感じました。
まとめ
寺泊水族博物館は、チョウザメや淡水魚、そして地域の伝統金魚まで幅広い展示が魅力的な施設でした。
特にフナに関しては、主役ではなくとも確かに存在感を放ち、保全や地域文化の文脈とともに紹介されていました。
予定外の訪問が、大きな出会いと学びをもたらしてくれた貴重な体験となりました。

今回は「寺泊水族館」について解説していきました。

水族館の特色や魅力を知ることで、
もっと行ってみたくなりますね。

そうですね、地域ごとの展示や工夫を感じるのも楽しみ方のひとつです。

はい、これから水族館を訪れるときの視点が広がりそうです!
施設情報
- 住所
新潟県長岡市寺泊花立9353-158 - 電話番号
0258‑75‑4936  - 公式サイト
https://aquarium‑teradomari.jp/ (「【公式】長岡市寺泊水族博物館」)  - 営業時間
9時00分~16時30分(最終入館16時)  - 休館日
年中無休(臨時の休館日あり)   - 入館料(一般料金/団体価格)
大人700円(団体500円)
中学生450円(団体300円)
小学生350円(団体250円)
幼児(3歳以上)200円(団体150円)
団体は20名以上が対象 障がい者割引などの条件あり 
アクセス
- 公共交通機関
JR越後線 寺泊駅から越後交通バスで約10分 「寺泊水族館前」下車すぐ
長岡駅から越後交通バス利用も可能(所要時間約1時間) - 車
北陸自動車道 中之島見附ICまたは長岡北スマートICから約35分
北陸自動車道 三条燕ICから約30〜35分
富山/長野方面からは西山ICより約30分  - 駐車場
普通車150台分および大型バス8台分(無料)  


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