マリンピア日本海|10年後の再訪

訪問記録
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どうも、あおいふなです。
10年前にも訪問記事を書きましたが、今回はその再訪記になります。

当時は電車で新潟に行くこと自体が新鮮で、日本海に面した「新世界」に足を踏み入れた感覚でした。都会とは違う開放的な空気、そして水族館の展示ひとつひとつが心に強く残っています。

今回は車で訪れ、当時とはまた違う視点で展示を楽しむことができました。移動の自由度が広がった今だからこそ、展示の細部や新たに加わった取り組みにじっくり目を向けることができました。

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今回はフナ展示の現在、佐渡をテーマにした特別展示、さらに新しく加わった里山展示を中心に紹介します。

10年前との出会いを振り返って

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10年前に訪問した際の記事では、特にフナ水槽が印象に残っています。

  • 水槽の壁面がコンクリート護岸を模しており、生々しさに驚いた。
  • ナマズとフナが同居している様子に衝撃を受けた。
  • 上階から水槽を見下ろせる構造があり、自然界の魚の姿を俯瞰しているようで新鮮だった。

当時は「水族館=きれいな水槽」という先入観がありましたが、信濃川下流域のリアルな展示は良い意味で裏切ってくれました。

都市化が進んだ川の姿をそのまま表現する試みは斬新で、「人と自然が共存する場所」というテーマを強く感じました。

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あのときのフナは今、どうなっているのか。その答えを確かめにいきました。

フナ展示の現在

信濃川下流域を再現した水槽は今も健在。10年間維持されてきたことに感謝を覚えます。水槽の底には明るい砂が敷かれ、魚たちの体色が映えるように工夫されており、当時の雰囲気をそのままに残していました。

展示魚の変化

以前いたゲンゴロウブナは姿を消し、現在はギンブナが展示されていました。水槽の中をゆったり泳ぐ姿は健やかで、飼育管理の丁寧さが伝わります。

混泳魚の追加

新たにスズキやクロダイが加わり、フナとクロダイが同居するという珍しい光景を目にしました。汽水魚とフナが同じ空間にいるのは全国的にも稀で、研究的な価値すら感じさせる展示でした。

印象

フナ好きとして、今回も自然と目がフナに引き寄せられました。大水槽や人気の海の生き物に囲まれながらも、ひっそりと光を放つフナの存在は、やはり見逃せません。

新たに加わったフナ水槽

さらに、左側の水槽にもフナが展示されていました。こちらは以前にはなかった新しい発見でした。

  • おそらくギンブナで、15cm未満の小型個体が多い。
  • 個体数はこちらの方が多く、群れの雰囲気が素敵。
  • タナゴ、ハゼ、モツゴなどと混泳。
  • 水草が茂り、小川のような雰囲気。
  • 体色が変わった個体もおり、突然変異種かもしれません。

遠目に見ると、まるで田舎の小川を覗き込んだような景色で、人工的な水槽であることを忘れてしまいます。複数のフナが群れをつくり、周囲の小魚と共に泳ぐ姿は、自然の中に溶け込む生命の一部のようでした。

特別展示「佐渡」

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特別展示では佐渡島をテーマにしていました。

佐渡は新潟県西方に位置する日本海最大の島で、独自の自然環境と文化を育んできた場所です。かつて金山や能楽でも知られ、人々の暮らしと自然が深く結びついてきました。

  • 展示魚
    エビやハゼ類を中心に紹介。残念ながらフナはいませんでしたが、里海の豊かさを感じさせる内容でした。
  • 佐渡の風景や生態系を紹介する解説パネルがあり、地域への理解を深めるきっかけとなりました。

水族館にいながらも島の魅力を体感でき、「いつかは訪れたい島」として心に刻まれました。

新しく加わった「里山展示」

新設された「里山展示」は、地域の水辺をリアルに再現しています。

展示内容

砂丘湖、ため池、小川、田んぼなど、多様な環境が再現されていました。
単なる水槽展示にとどまらず、人の暮らしと自然がどうつながっているかを考えさせてくれる工夫がされています。

田んぼ展示

実際に稲作が行われており、訪問時(8月下旬)には稲が黄金色に実り、収穫の気配を感じました。水族館で稲作を目にするという不思議な体験は、魚と人間生活の関わりを直感的に理解させてくれます。

登場する魚たち

砂丘湖には浮葉植物が茂り、メダカが水面を泳いでいました。そして、その合間にフナの姿を見つけたときには、思わず笑みがこぼれました。
「ここでもフナに出会えた」という喜びは、フナ好きならではの感慨です。

10年後のマリンピア日本海の魅力

この10年で変わった部分、変わらない部分、それぞれに魅力がありました。

  • 変わらない部分
    日本海を再現した大水槽の迫力は健在で、荒ぶる波を模した空間の中を回遊する魚たちの姿は圧巻でした。
  • 進化した部分
    佐渡や里山展示のように、地域性を強調した新しい取り組みが加わり、水族館が単なる展示施設を超えて「地域の文化を伝える場」になっていると感じました。
  • 再訪の意義
    10年前は就活帰り、新幹線で訪れたことが新鮮で、焦燥感を抱えていた心を癒してくれる展示でした。

今はマイカーで全国どこへでも行ける自由がある一方で、当時の新鮮味はやや薄れました。

先生
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それでも、再訪して「来て良かった」と強く思える展示に出会えたことは何よりの収穫でした。

水族館情報(2025年版)

  • TEL
    025-222-7500
  • 住所
    新潟県新潟市中央区西船見町5932-445
  • 公式サイト
    http://www.marinepia.or.jp
  • 開館時間
    9:00〜17:00(季節により変動あり)
  • 入館料
    大人1500円、小中学生600円、幼児200円
  • アクセス
    JR新潟駅からバスで約20分、終点下車すぐ。車は北陸道新潟西ICから約25分。駐車場あり。

まとめ

10年前の記事と比べると、展示の変化をより深く味わうことができました。
フナの展示が続いていること、新たに里山展示で再びフナに出会えたことが嬉しかったです。

先生
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また数年後にも訪れて、フナや地域展示の移り変わりを見届けたいと思います。

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