ここではパーカーホの展示している水族館について紹介していきます。
第1回目は「アクア・トトぎふ」です。
水槽の特徴
パーカーホの飼育展示ですが、場所としては2階、「淡水魚博士の探検部屋」を超えた先の「メコン川」のコーナー。ここの入り口にある巨大水槽に展示されています。
水槽が大きすぎて私の持ってきたレンズの画角では全体像が収まりません💦
魚眼レンズ持ってくればよかったな。
ちなみにこの水槽が水族館の館内では一番大きな水槽になります。
そりゃ最大で3mになる魚がうじゃうじゃいますし、当たり前ですね(笑)
混泳魚の紹介
メコンオオナマズ
メコンオオナマズです。こちらは体長3mにもなる巨大ナマズ。
この水族館のシンボルといっても過言ではありません。
全長は通常200cm程度で稀に300cm、体重300kgで世界最大の淡水魚の1つとして数えられる。 最重量の淡水魚としてギネスブックに登録されている。 全て肉食性または雑食性である。 幼魚には歯やヒゲがあるが成魚になるにつれて消失する。
大きな水槽が必要なこととそもそも絶滅危惧種で入手が困難な点もあり、
展示している水族館も全国で2〜3館しかありませんね。
特にこの水族館はこの魚に力を入れていますから、体の大きさや健康状態はピカイチです。
ここのパーカーホはメコンオオナマズの陰に隠れてしまっている気がしますね、
少し残念です・・・。
タイガーバルブ
次にタイガーバルブです。大型コイ科魚類です。こちらもコイマニアにはたまらない魚ですね。
タイガーとなのつく魚といえば、タイガーバルブやタイガーシャークなど鋭い牙と気が荒い性格をしているものが多いですよね。
タイガーの名がつくので、獰猛で危険なイメージを持つかもしれませんが、
そんなことは全くありません。この個体は体の模様が縦縞の虎柄だから名付けられたんですね。
現在はレッドデータブックのCITES1に登録されており、メコンオオナマズ同様輸入が困難な魚になりますね。
現在、観賞魚店などで出回っている個体はカンボジアタイガーバルブという別種になりますね。
ブルーフィンカープバルブ
続いて紹介するのは「ブルーフィンカープバルブ」です。
こちらは体長50cm程度のコイ科魚類ですが、スマートな体型と綺麗な青い体が特徴的な魚です。
この青みですが、成長するほど色味が濃くなります。
一般家庭で飼育してもこんなにおおきく成長しませんし、ここまで青くなるのは稀ですね。
この青い体、すごく美しいですよね。
青色のフナを作り出そうとした私からしたら大好物の色味です。
ということで、いよいよ主役の登場です。
ということでパーカーホです。
いやぁ、でかい口ですね。これでプランクトン食ですからね、びっくりですよ。
やっぱりジンベイザメみたいにプランクトン食の魚って口がでかいんですね。
体長は大体1m前後でしょうか、それでも体高が高い分存在感がありますね。
こう見るとやっぱり体型だけはフナに似ていますよね。体型だけね
こちらはショートボディ個体。正直、通常個体となんら変わらない気もしますが…
ちなみにえさは普通の配合肥料だそうですが、サイズはテニスボールくらいの大きさだそうです。
やっぱり大きくなると食べる量や大きさも変わるんですかね。
展示場所:2階 メコン川
混泳魚:メコンオオナマズ、タイガーバルブ、ブルーフィンカープバルブ、イエローフィンバルブピンクテールカラシン
幼魚個体もいる
なんとこの水族館にはもう1箇所パーカーホの飼育展示を行っている水槽があります。
それが、同じくメコン川コーナーの手前にある水槽です。
ここには体長30cm程度のカラシンやコイ科魚類が泳いでいるのですが、その中に紛れてパーカーホが泳いでいるのが確認できます。
ちょうど成魚のフナと同じくらいの大きさでしょうか。
このサイズが一番飼育しやすくていいんですよね。
ここのパーカーホ体長20cm程度。未成魚個体ですね。
まだまだ頭が大きいので幼さが残っています。
水底の砂利を掘り起こして餌を漁っている姿をしばし見受けられます。お腹が空いているんですかね。
腹部がへっこんでいる姿を見るにあたって、やや痩せ気味なのでしょうか。
早く大きく成長して巨大水槽に映される日が楽しみですね。
水族館情報
TEL:0586-89-8200
住所:岐阜県各務原市川島笠田町1453 河川環境楽園内
URL:http://www.aquatotto.com
開館時間:9:30〜17時(土日祝は〜18時)
休館日:不定休
入館料:大人1540円、中高生1130円、小学生770円、幼児380円
年パス:大人3080円、中高生2260円、小学生1540円、幼児760円
交通:名鉄岐阜から川島松倉行きバス約40分、川島笠田下車徒歩約15分。車の場合は東海北陸道川島PAハイウェイオアシスよりすぐ。
駐車場:あり
この水族館でフナの解説も行っています。よかったらご覧ください。
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