【飼育日記】フナでも水草水槽を楽しみたい

鑑賞編

今回はいかにフナの水槽で水草を植えて楽しむかということについて私が奮闘した記録になります。
これを見ればフナのいる環境でも水草を植えることができるようになります。これでは見ていきましょう。

ども、あおいふなです。

最近は、川で採集してきたエビを食べることで環境にうまく慣れてきた感じがありますね。
おかげで冷凍アカムシも積極的に食べてくれるようになりました。

私

飼育に関する最初の難関は無事に突破できましたね。やったぜ。

ということで、次のフェーズにいきましょう。

水草水槽を楽しみたい

飼育を問題なくできるようになったら次は鑑賞を楽しみましょう。
フナの水槽というのは極力何も入れないベアタンク方式か流木を入れるくらいの水槽が多いです。

フナ飼育においての水草は相性が良くないんですよね。

しかし、私としては、この水槽のコンセプトはコミュニティアクアリウムという具合に考えています。
実際に近所で採集した魚と水草、貝類などで自然を再現しているということもありますし、

私

何よりもそういう景色が私は好きでたまらないからですね。

なんとしてもフナの水草水槽を作りたい。

そこで選んだのがアナカリスです

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フナとアナカリスとの相性。

くまもとの遊水池にて

以前、熊本の湧水池でフナの撮影を臨んだことがありましたが、アナカリスの群生地の中で泳ぐフナがとても綺麗で今でも記憶に残っています。

私

実際のところ、アナカリスは外来植物なんですけどね。
自然らしいといったら嘘になります。

でも、私が小さい頃から魚取りをしていた川はコンクリートで護岸された用水路だったし、
そんな環境下でも必死に生きているフナもアナカリスも私にととっては自然の姿と言えるんですよね。

それでも私からしたらフナ=アナカリスというイメージが強いですし、フナとの相性はいいですからね。

アナカリスのいいところ

魚には食べられにくい
 他の水草と比べて食害が少ない水草です。
当然、成長したら食べることもありますが、そこまで好みではないのでしょう。

丈夫で枯れにくい
 溝川でも元気にもりもりと育ってくれる水草です。
他の水草のようにデリケートではありません。

一本でもボリュームがある水景が作れる
 和名が「オオフサモ」というように一つ一つの房が大きく、ボリュームがあります。
よく成長してくれて魚たちの隠れ家になるはもちろん、硝酸塩を吸収して水質浄化する効果も少なからずあります。

こんな水草はなかなかないですよね。

水草はすぐに掘り起こされる対策

ということで、フナの水槽にはいつも入れている水草。アナカリス。
ありがたいことに近所に群生地があるので、そこでいつでも調達することができます。

というか、そこでガサすると勝手についてくるんですよね。

捕食の心配がないですが、フナ君はそれでも容赦無く掘り返してきます。
フナは砂利を砂で吸い込みながら餌を探しますから、どんなに頑張っていても容赦無く掘り起こします。

本当にブルドーザーの如く水底を整地してくれてます。
実際に現地で植っているアナカリスってどれだけ頑丈に根を張っているんですかね、私気になります。

あいにくうちの水槽は底面フィルターなので、砂利は多く敷いているように見えますが、
下にはフィルターが入っているので、水草を深く植えることができません。

私がとった方法

水草を植えるときには水槽の端っこに岩を置き、
岩と水槽を挟み込むように設置しています。

それなりに重い岩だからこれは掘り起こされないだろって寸法です。

だが、、、ダメ。

フナは生餌のエビ探しのために水草も容赦無く探りにきて結果的に水草を掘り起こされてしまいます。

気がつくと水面に浮いている水草たち。

フナ
フナ

なにこれ、ウキクサかな?

まとめてしまおう

それなら水草を一つのかたまりにしてしまおうと考えました。

ひとまとめ作戦

アナカリスを一旦水から取り出す。

長さを揃えて並べる

数本セットでまとめて根っこの部分をネットで覆う

外れないように結束バンドでまとめて完成。

あとはこれを岩の間に挟めば完成。
ひとまとまりになっているので、そう簡単にはどかせられないでしょう。

だが失敗

エビの探索を容赦無く行うフナにはまとめたくらいではどうしようもないみたいですね。

気がつくと水草たちが水槽の水面にぷかぷか浮いていました。

もうウキクサとして浮かべておくのもいいんじゃないかと思うほどですね。

私

でも、そうすると餌の冷凍アカムシが水面に浮いてる水草に引っかかって

餌を食べなくなるしな・・・

最終兵器

ということで、いろいろかんがえていたんですが、最近ついにいい商品を見つけました。
水草のソフトおもりです。

掘り起こされるのがダメなんじゃない、水草が浮いてしまうのがダメなんだ。
これをつけていれば水草が水面に浮いてしまうことは無くなります。

万が一掘り起こされてしまっても水槽ので水草としての景色を維持してくれますね。
根元部分は岩で誤魔化しできるし、うちの水槽と水草との相性はいいんじゃないでしょうか。

ということで、早速施工します。

一度水槽の水草たちを回収してソフトおもりを巻きます。これだけ。
本当はスポンジ側を水草にあたるようにセットしないといけませんが、あらかじめネットで巻いていますからね、どちらの向きでも大丈夫そうですね。

結果

数日たった今でも問題なく水景を維持しています。

ナイスですね〜

そもそも掘り返されないようにするという内容でしたが、
別に掘り返されたところで、アナカリス自体に問題はそこまでないしいいですね。
他の水草みたいに常に根っこを張らないといけないわけじゃないしいいんじゃないかな。

とういうことで、フナの水草水槽化大成功ですね。

私

あとはアナカリスが苔むしらないように定期的にエビたちに苔掃除してもらうことが大事なんですが・・・
あんまりエビを食べないでほしいな。

フナ
フナ

うまいもんは我慢できん。

では。

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