【フナのいる水族館】蓼科アミューズメント水族館

水族館

世界最高地!標高1750m 天空の水族館

今回は長野県にある「蓼科アミューズメント水族館」の解説をしていきます。
ここは日本で一番標高の高い場所に位置している水族館で、生物多様性と環境の環境保全活動の事業を主としている水族館らしい水族館ですね。

展示している個体は世界の熱帯魚および淡水魚であり、長野に観光に行った際には是非とも立ち寄ってみたい場所の一つになります。

フナのいる水槽

ウォータースクエア

館内入ってすぐは熱帯魚のたくさん展示されている暗いトンネルがあり、そこを抜けると広らけた場所に出ます。
そんな中で、日本淡水魚を展示しているコーナーがあり、その中には比較的大きな水槽でフナの姿が見られました。

その水槽の中にフナは3匹います。
基本的には底でじっとしており、たまにホバリングして少し移動こそするものの、水槽の隅が定位置なのか、そこでおとなしくしていますね。

混泳魚であるウナギも動かずに非常に地味な水槽ですね、やはり標高が高いことものあり、寒かったのが原因でしょうか。

飼育水は比較綺麗であり、オーバーフロー方式の濾過装置を使用していますね。水を汚しやすい大型個体なので、これは相性がいいと思いますね。
ただ、水槽には一部茶色のコケが生えており、飼育管理が行き届いているとは言い難いですね。
ちなみにここの展示個体としてはウナギとしか書かれておらず、フナ自体は何の個体なのか定かではないですね。

念のため、飼育員に話を伺ってみると近くの川で取れたフナだそうだ。この辺りの川に生息している時点でギンブナであることは間違い無いだろう。
パンフレットには「ほぼ全ての生体の説明板を設置」と豪語していたにもかかわらず、フナの説明がないのはいただけませんね。

撮影難易度は低め

意外にもこの水槽での撮影難易度は低めに感じます。
というのも、この水槽は壁と隣接していないことで、四方全てから撮影ができ、フナが隠れてしまうということが少ないからですね。


照明はそこまで明るく無いですが、基本的にフナが動かないですしシャッター速度はそれなりに落としてしまっても構わないでしょうね。

展示個体:フナ?(ギンブナ)
混泳個体:ウナギ

グレートマウンテンツリー

でっかい木の中に埋まっている小型の水槽ですが、ここにフナがいました。

温厚なドジョウと混泳しており、良い雰囲気の展示ですね。

水槽自体は特にアクセサリーなどの遮蔽物などはないですし、水槽内にフナがたくさん泳いでいるので撮影自体は行いやすいですね。

照明はそこまでないですが、砂利が明るめなので、シャッター速度を稼ぎやすく撮りやすいのはいいですね。
外からの照明の方が明るく、ガラス面に写り込みが気になりやすいので、接近して撮影するなど工夫が必要ですね。

展示個体:ギンブナ
混泳個体:ウナギ

死にかけた話。

私がここに訪れたのは11月下旬、ビーナスラインが冬季通行止めする前日でした。

ビーナスラインの近くに位置するここの存在は知っていたので、久しぶりにフナを観に行こうと決心して浜松から車を走らせました。


中部横断自動車道が開通されたこともあり、静岡から長野へは3時間もかからないで行けるようになっており、アクセスしやすくなったのは良いですね。

水族館へ向かう途中、路面になにやら白い粉が散布されていた。

凍結防止用の塩カル、もうそんな時期なのだなと思いながらも車を走らせていました。

雪も降っておらず、且つ雪の感じがなかったので、油断していました。

水族館に到着したとき、芝の上に少し雪が積もっており、感動していたほどです。

あろうことか、私は冬季通行止めになる前にビーナスラインを走っておこうと思い、蓼科から白樺湖へと向かいました。
向かう途中の上り坂を上がっている時、道路の脇に雪が積もっているのを確認できました。

ノーマルタイヤである私はかなり焦りながらもまだ路面には雪が積もっていなかったので、引き返そうとはせずにこのまま突き進んでいました。

そして下り坂に入った途端、路面が雪で真っ白で私は絶望しました。
とは言っても、轍の部分はタイヤで雪が潰されていたこともあり、そこだけ僅かに路面が見えていた。
引き返そうと思い、ブレーキに足を置くも、ガリガリという音だけでブレーキが効かず、完全に車が滑っていました。

ここで下手にハンドルを切ったらダメなので、エンブレを入れ、とにかくゆっくり走行しました。
幸いにも後続車は全くこなかったこともあり、特に事故もなく白樺湖までたどり着くことができました。

その頃には路面に積もっていた雪はなくなっておりいつもの黒い路面が顔を出しており、ほっとしましたね。

その後ビーナスラインの走行はあきらめて大人しく下山しました。

みなさんも山道を走行する際には気をつけてほしいですね

水族館情報

TEL:0266-67-4880
住所:長野県茅野市北山4035-24069
URL:http://www.tateshina-aquarium.jp
開館時間:10:00〜17:00
休館日:木曜日(祝日は営業しています)
交通:JR中央本線 茅野本線下車、アルピコ交通バス北八ヶ丘ロープウェイ行き60分。車の場合は中央自動車道諏訪南IC降りて30分程度。野生動物や雪にご注意ください。
駐車場:あり

展示個体:ギンブナ

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